車中泊 荷物収納場所製作 ①後部天井部 ②後部荷室、エブリワゴンDA17W 

2017-05-30 | 車中泊

今日のUPはいつもと違い、大人?、男の遊び?の部類でしょうか。

女性で興味お持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、

幼稚な遊び心いっぱいのシニアの人生最後の悪あがきかも知れません。(笑)

興味のない皆様カンニンです。寛大な御心でヨロシクです。


軽自動車での旅行、車中泊で悩み、困るのが荷物の置き場所の確保では!?

走行中は一時的に空き座席スペースに荷物置きますが、睡眠のための

場所確保の時など荷物移動のわずらわしさが伴います。


出来るだけ睡眠時のスペースは広く確保したいもの。

今回も経験者の皆様の制作方法など参考にさせて頂きました。

ありがとうございました。


1 今回の荷物置きスペースの場所。

  (1) 後部天井空きスペース 

  ・ ハイルーフ車の特性を生かし荷物を置く場所を後部上部に確保。

  ・ 落下の恐れがあるので、比較的軽い荷物を置く。

  ・ アシストバー2本設置、アシストバーに対してポールを横に架設し固定、

    ネットを張り、棚として活用

  (2) 後部荷室部

  ・   後部荷室オプション、ポール取り付け部分の穴を利用、左右4か所をポール

      でつなぎその上に板を固定、さらに板と荷物入れをロープで固定し走行中も

      荷物が置けるようにする。

 

2 重点

  ・ 簡単に現状回復できるよう穴をあけ、完全固定しない。

  ・ 手間、お金を極力控える材料・方法で作成。

  ・ しっかり固定して安全に配慮する。

  ・ 見かけにこだわらない。

   以下写真、説明を参考にして頂けたらと思います。

 

3 主な室内後部ルーフバー取り付け材料、網棚制作

 

  (1)  両サイド室内ルーフバー取り付ジョイント

  カーメイトロッドホルダー用パーツZSP16を利用。@¥864×6

                 


ジョイント部分は自作も考えましたが、強度、出来上がりの見栄え等

総合的に勘案して購入。


  (2)  アシストバーの価格は安価で長さ、外形25mmmもジョイントにぴったり。

               


  (3)  25mm、パイプの両端に使用。

           


  (4)  車のビス穴に合わしてM6、長さは20mm。同じ種類が品切れでした。

     6か所分6本必要。

                


(5)  不足のばね座金購入。

       


(6)  結束バンド 

    一番簡単に、強力に取り付けられ、現状復帰もハサミで簡単に出来ます。

    出来るだけ太いバンドが良いです。夏、高温での結束状況確認必要では。

                 


  (7)  パイプカッター

        持ってなかったので購入、これで千円少し、もっと安価のものが

        あったらよかったのですが、なかったので。

                


  (8)  パネル剥がし。

        以前室内電源配線作業で購入、便利です。

                


 (9)  ネット

   目が細く出来るだけ太いのが強度があり良いようです。

   ホームセンターで安価で量り売りしています。


ビス穴カバーを剥がした後のビス穴。

   M6サイズの大きさです。

            


仮取り付け。取り付けは簡単です。


左右の長さ調整。アシストグリップはそのまま付けてます。

アシストグリップを外し、その部分にあと2個ジョイントを付けたら

更に耐荷重が増したかもしれませんが、必要かどうか?。

              


ジョイントカバー、左右アシストバー パイプキャップ取り付け。

純正のアシストグリップ程の耐荷重は無理かも知れませんがそこそこはOKと思います。

余談ですが、ディラーの6か月点検に車出したら、「純正品と変わりませんね」と

係員の方よりほめられました。

                    


アシストバーに固定する横バー、イレクターパイプでなく別なメーカーでした。

価格も本当に安価でした。少しだけカットしました。

                 


上下、左右方向からの揺れに対して一か所にバンド3本で結束

バンド結束方向を変えます。超簡単にがっちり結束出来ます。


不要なバンドの端をハサミでカット。

左右アシストバーの上にポールを架設したかったのですが、収納スペースを

広く取りたいので下に置き結束。


これに多目的ネットを張ったら完成。

荷物の落下防止のため同じネットを折り返し上からかぶせ、フックなどで

止めたら落下防止になります。

その時は折り返し部分、遊びの長さも考慮して購入します。


今回の製作方法に限らず走行中、常に振動での、摩擦など予想されます、

ゆるみ、断線がないよう時々、結束部点検の安全対策必要と思われます。


ネット棚完成。

試験的に寝袋収納、この寝袋わりと大きいですが何とかぴったり納まりました。

上下の隙間ありません、この程度では落下防止ネット必要ありません。



4 主な後部荷室棚材料

  (1)  伸縮自在ポール。


このポールは両端のクッションゴムを取ったら取り付け用穴の大きさにぴったり。


取り付けも簡単です。


 (2)  すのこ

   軽量化と安価でしたので桐のすのこを活用。

   このすのこは強力な接着剤で組み立てられ金具は使用してません。

   でもしっかりしてます。


中央と、横幅に合わしてを切断、桐だから簡単に切れます。

横板のでっぱりはロープで固定時活用のため残しました。

              


この位置にバーを固定したら良いと思います。

広ければ安定しますが、棚のスペースが広くなり過ぎるかも知れません。

                


仮にすのこを置きました。


すのこの平板の間の台座下にポールがきて、凸凹にならず強く結束出来る。


バンド結束状況(下から撮影)


方向を変え、一か所に2本結束バンド使用。



荷物をロープ等で固定したら、底部接触面すのこ板に力が加わるので、ネジで補強。

               


余分な結束バンド端をハサミで切断。

             


試験的に荷物載せました。見にくいですが、1のボックスローラーは隙間にぴったり納まりました。

2のボックスローラーははみ出しましたので外しました。試験的にロープかけず

5階建て自走式駐車場屋上まで走りましたが外れ・落下しませんでした。

一般・高速道路では必ずロープ固定しないと外れ、落下が予想されます。

                

 

は「仮眠」時、運転席、助手席を前に移動した時の隙間を埋める頭の部分の板です。

縦方向にゆったり仮眠スペース確保出来ます。日中はこのように荷物との

仕切り板として利用。

                  


印は、オートキャンプ場で利用の折りたたみテーブル、走行中、又は使用

しない時は棚のポールとロープで強く結束固定します。テーブル下は

跳ね上げドアが押さえの役目します。少し下方向が広がるよう斜めにします。

                

製作にあたり

一番重要なことは、重い荷物を上げる事で重心が高くなり車が不安定になります。

特に走行中のカーブ、凸凹道路でのスピードの出し過ぎは横転、荷物の落下事故に

つながる危険性も秘めてます。特に、積雪、凍結等の悪路に対しては安全対策も

考慮する必要がある事と考えます。不安でしたら、走行中は下に置き、仮眠時に上の

棚に上げ、足元確保する柔軟な利用されたら如何でしょう。


めんどくさがりで、ぶきっちょな私が今回の車中泊用のために作業したのは

六月初旬からの1年ぶりの北海道旅行に合わせてのことです。

もっと効率的に、安価に製作できる方法もあろうと思います。

参考にして頂けたら幸いです。


車中泊 簡易ベッド製作、エブリワゴンDA17W  その1 参考・材料編

2017-02-07 | 車中泊

仕事のリタイヤに合わせて軽自動車をベースに簡易ベッドを製作しました。

不器用でズボラな私が簡単に、予算、使用材料の金額、数量も極力抑えることを

第一に考えました。

製作にあたり多くの皆様のブログ、動画等を参考にしました。

参考にさせて頂きました皆様、御礼申し上げます。大変参考になりました。


これから簡易ベッド製作、計画される皆様、他にも良い方法があると思います、今回の製作を

参考にしていただけたら幸いです。

あまり真剣に構えず、失敗したら何回でもやり直す、子供の時経験したように出来上がりを

楽しみに無心に楽しむことがこの手の製作の良いところではないでしょうか。

立ったり、しゃがむ動きも入りますので次の日、腰・足の上腿後ろ部分に身が入りました!! 良い運動です?

 

室内横巾約120センチなのでこの板の横巾60センチはぴったり。 

体重の重さでたわむ時は添え木で補強するか、使用時に 

プラ木レンを下に加え補強予定。

 

私達のこれからの旅行に対する考え方ですが、

今まで目的地近くに飛行機で行き、レンタカー利用、そしてホテルを転々との

旅行が主でした。

キレイな景色の所ではゆっくり時間をかけたいのですが、ホテルの予約、チェックイン

の関係で時間を急かされ速足で見学した心残りの場所等何か所もあります。

これからはマイカーでホテル泊と車中泊をうまく組み合わせ、気に入った場所では

時間にとらわれず、ゆったりした旅行を楽しみたいとの思いが製作のきっかけでした。


その大前提として、年齢相応の品位、常識を保ち、安全第一、マナーに欠け指摘される事の

無きよう、心がけたいものです。

初夏に入ったら一年ぶりの北海道、往路は苫小牧までフェリー利用、

復路はのんびり、函館・大間経由、青森、秋田、山形、新潟の陸路経由で帰阪の計画中です。

老い先短いシニア夫婦二人旅どうなることやら!! 自称 「シニア倶楽部・青年団員」 乞うご期待というところでしょうか。

そのための簡易ベッド製作と言ってもいいかも知れませんね。

ここのホームセンター土・日は切断無料サービスです。

無料で道具も使用できるコーナーもあります。

あらかじめサイズ計算して切って頂きました。早い・早い。


簡易ベッド製作詳細  

  (注) 材料、サイズなどはエブリワゴンDA17Wとしてお話し説明です。

1 形態 ベッド床板4分割とする。

   理由 (1)  床板の下が荷室となり荷物の出し入れしやすい。

      (2)  バッテリーが室内中央付近に設置されているため交換、トラブル時

       取り出しやすい。

      (3)  平素は普通の状態で車を使用。

        (4)  片側だけでもフラットに出来るため、用途に合わせ多目的に利用出来る。

4枚に切断したベッド床材

2 材料・使用機材   

     (1)  集成材  ベッド床材として使用  2枚 @¥5702 ¥11,404

              長さ182センチ・巾60センチ。厚さ1.8センチ 

     (2)  材木    頭の部分の隙間埋める板  1枚 ¥1,274

              長さ182センチ・巾23.5センチ 厚さ1.9センチ

     (3)  プラ木レン  6A (白)12個 ¥5,256 

               (建築で床との高さ調整、及び支柱代わりに使用)

    

仮にプラ木レンを置きました。

プラ木レン以外の呼び名があるかも知れません。 

 

     (4)  カーペット 床のカバーに使用。   1.7メートル ¥1,721

     (5)  銀マット 三畳程度の大きさ           ¥498 

               2ミリ厚 もっと厚いほうが良いかも   

     (6) タッカー                   ¥498 

               床をカーペットで覆う時、裏面でカーペットと床を

               ホッチキスの原理で打ち込み固定する器具

               金額的に安価なもので十分です。

     (7) 両面テープ                  ¥478

               銀マットに曲がり癖が有ったので作業をし易くするため使用。

               なくてもOK。

     (8) タッカーの補充用弾               ¥128

               ホッチキスの弾を大きくしたもの。付属の弾だけでは不足。

               買ったほうが良い。

               (9)  L型補強金具              4個 ¥312

          (頭部の隙間を埋める板の補強として使用)     

     (11) その他は自宅にあるものを利用

        カッターナイフ、各サイズ木ねじ、やすり(床の角の仕上げに使用)

        ハサミ

      ※ 電動工具(穴あけ・ねじの打ち込みに使用。) 同僚より借用

                       これは必要と思います。

左からカーペット(量り売り)、保温用アルミシート2ミリは薄かったか?

右端はタッカー

本日はいつもと違う投稿となりました。

興味の無い方多いことでしょう。ご勘弁の程。

参考にされる方が理解し易いように材料編 その1と、製作編その2に分けての投稿です。

誰でも簡単に製作できるので参考にならないのではと投稿ためらいましたがあえて投稿しました。

ご理解の程。 


車中泊 簡易ベッド製作、エブリワゴンDA17W  その2 製作編

2017-02-07 | 車中泊

製作にあたり、エブリワゴンDA17Wの特徴・その他

1 床が平らでないので左右のプラ木レン設置場所確保がやや難しい。

     (ブラ木レン個々で高さ調節できますので大丈夫ですが)  

   気になるようでしたら、今してませんが、安定板を左右の

   プラ木レンの下に置きねじで固定する方法も良いのでは。


2 セカンドシート収納時シートを最後部まで移動しないとロックが解除されず折りたためない。(これは重要と思います。)

   ※ そのため常時設置の最後部の板が短くなります。


3 フルフラットで寝た時、身長のある人は頭がやや窮屈。

  対策として、運転・助手席を前にスライドさせ、その隙間約22センチを板で覆う。

  これでゆったりです。

4 電源バッテリーが室内中央部にあることを確認のこと。(交換・トラブル時に備え)

5  工程写真            

  (1)  後ろはセカンドシートを後方に最大下げています。                        

    たたむとき、最後部に位置していないとロックが解除できません。 


 (2) 全フラットの前床の寸法。 

                                 横巾は一緒ですが長さが後ろと比べ長いです 

 

  (3) プラ木レンの板が割れないよう穴をあけてからねじを打ちます。 

 (4)車の床凸凹を避けて位置を決めました。  

    ねじを打ち込むときプラ木レンを分解すると打ち込みやすい。

 

 

   (5) 断熱マットが曲がり作業やり難かったので両面テープで止めました。 

 

 (6) 断熱マット張り終えました。


 (7) 断熱マットを中に包み込みカーペットをタッカーで止めます。 

 

(8) 身長ある人はやや頭が窮屈ですので前席シートを前に出した隙間の寸法。

 

 (9) 隙間をふさぐ板をかぶせます。

 

 (10) この板も割れ防止のため、穴をあけてねじを打ち込みます。 

 

(11) 3か所ねじを打ち込みました。

 

(12) さらにL字金具で補強。

 

 (13) 完成です、これで 身長180センチでもOK。

 

(14) 半フラット

 

(15) 全フラット、左上カーペット足りませんでした。

   寝る時は枕が有りますので硬くは無いでしょう。

 

(16)  字が小さくなりました。 高さ10センチの高さ調整板を入れる予定

 現在は仮の板です。

  床がたわむ時はプラ木レンを左右2個いれる予定。


 

(17)  通常はこの状態ですべて後部荷室に収まります。

 

子供の木工遊びに帰り夢中になりました。

性格が出ました、カーペットのコーナーのタッカー打ち込み雑になりました。

後、カーテン取り付け、荷物、寝袋等の置き場所を天井に作成予定です。 参考になったでしょうか。