一昨日から兵庫県加古川市のプリズム事務所を拠点に岡山、兵庫の各地を回っている。と、言っても何のことはない私の実家だ。19歳の春までこの加古川で暮らした。いわゆる大学浪人までだ。その後は県庁所在地で日本一の田舎山口の大学に行き、少々長めにいて今のプータロウの魁(さきがけ)をしていたようなものだった。(大きな声で言うよう話ではないが・・)しばらく様々な仕事を転々として、大分は別府の温泉旅館の手伝いの . . . 本文を読む
岡山にきた。随分久しぶりだ。岡山はブロードバンド先進地だ。数年前国体がある前年、熊本の成功を追って住民ディレクターを取り入れたいということで何回か呼んでもらった。地元テレビ局も一生懸命で、テレビ局が講座を主催するほど熱心だった。しかし、最終的には住民ディレクター導入は成らなかった。今回全く別の話しで来たがその時に頑張っていた人達が、いろんな形で住民ディレクター精神の火を燈して来てくれていたことがわ . . . 本文を読む
しばらく岡山、兵庫、京都を回る日程が続くが、2週間すると北海道でとても魅力的な企画がある。9月7日から2泊3日である市民メディア全国交流集会@北海道だ。もともと4年前名古屋で始まった市民メディアを模索する人たちの集まりだが、今回は北海道で開催される。
【開催趣旨】には ~北海道は、国内第1 号のコミュニティFM 局が誕生した地であり、アイヌ文化を伝える個性的なメディアもあります。今回のサミット . . . 本文を読む
杉並区の衛星放送番組制作実戦講座の2回目が終わった。15分番組だが、7人の住民ディレクターが企画を提案、一日かけて構成を練った。1コーナー3分あたりの配分になるので7人というとすでに時間枠は足りないが、まだまだ企画の検討段階だ。驚いたのは、企画の6割近くが農業についての取材だったことだ。緑を守るための農業、保水や生物の生存をはかる里山機能、消費者との交流を核にした地元野菜の直売所など、農業に関す . . . 本文を読む
衛星放送の実戦番組講座をスタートして、少しずつ各地で動き始めているが、明日は東京杉並区で第2回の講座がある。六本木の村おこしを提唱して動いているうちに、杉並区の村おこしが先に始まった。その原動力は(写真の)高橋明子さんだ。高橋さんは著名銀行系のコンサルタント部門の業務をしていたが、育児のためにしばらく休業していた。その間、大学院の学生でもあったが、私とは内からの地域情報化をすすめる団体CANフォ . . . 本文を読む
今日も暑い一日だった。身体中ベトベトになりながらも住民ディレクターの新しい展開の話があるので街を歩いて回っていた。最近いろんなところから声がかかるのをみているとある種予想通りだった時代の到来を感じる。一言でいうと「現場の強さ」「現場での力」が求められている時代だ。報道ステーションを見ていてたまたま古館さんの横に座っていた月尾教授が安部首相らを皮肉って現場のことを知らないエリートばかりだから、庶民 . . . 本文を読む
今日はIT業界の大先輩やお仲間と長時間にわたって話し合う機会があった。ネット上の会話だったが。ネットの向こうにいる人たちはちょうど私がテレビ局を退職して、新たなスタートを切った頃にすでにネットの世界の最先端を歩いていた人たちだ。今現在の地域情報化の課題を詰めていったら、結局私に関しては,なぜ住民ディレクターを始めることになったかの原点が改めて浮き彫りににされた。
今から20数年前、村おこしの第 . . . 本文を読む
8月15日、お盆を東京でゆっくり過ごした。今日はスカイプという無料テレビ電話で住民ディレクターの何人かと話す機会があった。話していて皆さん、本当にまじめに自分の地域のことを考えている方々ばかりだなあ、とつくづく感じる。そんな方々がこのブログを読んでくださる中心的な読者だと思う。だからこそ私も今回は続いている。全国で出会った皆さんにその時々には伝え切れなかったことがいっぱいあって、次の機会まで待っ . . . 本文を読む
1週間ぶりに帰国した。日本はお盆だし暑い。中東のからっとした暑さとは違い湿気の多いじめっとした暑さはやはり日本独特のものだ。べたべたになる。さて、住民マスコミのシリーズをしているが、もうひとつ住民Dの現場シリーズも書きたい。今日はその1回目。
住民ディレクターという地域活性化の手法は基本は人づくりで、もともと市町村に住民のディレクターやプロデューサーがいるとその市町村のビジョンを描き、事業化し . . . 本文を読む
住民の住民による住民のための番組「使えるテレビ」のコンセプトは11年目の今も何も変わらない。ただし、さすがに11年目を迎え、少しイメージチェンジを図っている。10年間はこの番組で利益を生み出すというより、この番組が新しい住民スターの登竜門的役割を担ってきたので、とにかく局のディレクターにはつらい思いをさせたが、とことん画質、カメラ技術を無視して「伝えたいことを持っている人の気持ちがあれば、すべて . . . 本文を読む