農家と消費者の接点をつくる直売組織の取材に行った田中さんは(写真)行けば行くほど無農薬で野菜を作ることの大変さに驚き、農業専門家のように専門的な話に聞き入っている。農家用の専門番組を作るのかな?というぐらい話は特化している。改めて、「何が伝えたいの?」を繰り返し繰り返し尋ねる。田中さんのほかに、今回は二人が都市にもある新鮮野菜や里山機能を目指す水田づくりを選び、時々「ここはどこ?山江村?」と勘違いするほどであった。
このブログでも書いているが、今回は全国放送なので六本木も杉並区も同じように見える(と思われる)山江村の松本さんを視聴者の代表として伝えるポイントをイメージしてもらい、構成を皆さんに考えてもらった。それにしても完成したら山江村のみならず、全国の農山村の人たちがいっせいに杉並区を目指し始めるかもしれないほど今回のメンバーは農業や林業に関心がある人が多い。今回の衛星放送番組の「南の國から」は全国の住民の交流をすすめることも大きな番組の目的なので楽しみだ。また、まだまだ衛星放送は地上波に比べると見られる機会が少ないが、我々で全国の田舎へ向けて発信して、都市住民との接触に積極的な地域とは交流を始めるという方向が見える。何しろ、杉並の農業は全国の過疎地からすると恐らく小規模で環境もまったく違うから、こんなに関心ある人たちなら本場の?農業を味わってもらうツーリズムのお客さんとしては最高だろう。また杉並の人たちにとってもダイナミックな農業や、環境を経験するいい出会いができるだろうし、地域からの引く手あまたとなることだろう。
まずは、山江村の松本さんとお仲間との交流が始まるとうれしいし、きっと都市と農村の交流という近年の大課題が、同じ住民ディレクター同士ということと農業への関心ということで自然に始まると思う。ずっとオマケだった番組が力をもって地域と地域の交流に具体的に役立つ時期を迎えたことを、今日はつくづく感じた。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 官兵衛で國創り(14)
- 「軍師官兵衛」で國創り(28)
- 朝倉だんだん協議会(5)
- 山武住民ディレクター(2)
- 山武住民ディレクター(0)
- 愛南町リポーターズ(3)
- あぐっと!村(16)
- 東日本のいま(38)
- 八百万人(46)
- 住民ディレクター(91)
- 東日本巨大地震(39)
- ねんぷにやっぺし(1)
- NHK(3)
- 「花燃ゆ」追走番組(16)
- 地方創生(14)
- 真田丸追走番組(1)
- 知山知水(2)
- 住民ディレクター物語(0)
- 住民ディレクター物語(2)
- ドラマ爆発!!(7)
- 生きる(2)
- 被災3年これから(1)
- 被災3年(5)
- あれから25年(2)
- テレビ70歳(4)
- ふらっと九州☆東峰村(4)
- テレビ書紀(10)
- とうほうTV(460)
- 東峰村物語(5)
- 東峰村生活(17)
- 佐用町・水害乗り越え(12)
- プリズムの仕事(55)
- NPOくまもと未来(29)
- 岸本 晃の風呂敷(96)
- 全国の住民ディレクター(33)
- プロフィール(28)
- 人吉球磨(3)
- 実戦。起業家養成(1)
- 杉並・J:COM番組制作(3)
- Weblog(494)
- 地方の時代映像祭(10)
バックナンバー
2022年
2021年
人気記事