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岸本晃の住民プロデューサーNEWS

東峰テレビの秘密

東峰テレビが今年の11月で15年目に入り、いよいよケーブルテレビでもありながらケーブルテレビではない様々な機能を村内外に発信する時代に入りました。環境は整いました。この話は今はもしかしたら「ホリエモン」や「立花孝志」さんらと話すと最も理解されるかもしれません。あのお二人はオワコンと言われるテレビの持つまだまだ秘められた力の大きさと飛んでもない怪物のような怖さを体験的によく知っておられます。ホリエモンは一時あるテレビ局を買収すると言って大変な目に遭いました。立花さんはN党の党首として一見メチャクチャな動きですが、実は一貫した志があることを兵庫県知事選で表しました。

私は熊本の小さなローカル局、熊本県民テレビに酒の縁で間違って入ってしまって、大変な目に遭いましたが、「受領は倒るるところに土をもつかめ」に学んでその厄介なテレビを逆にとことん使い倒すとどうなる?と考え、当時の98市町村を2周半歩き回り「テレビで地域おこし」を13年半やり続けました。一方で日テレの三羽烏と言われていた業界スターたちとも深く関わり、日テレの番組も随分させてもらいました。その後、全国初の地域おこし番組を次々と企画、プロデュースしました。また、局の相棒の要請で熊本県独自のTVドラマの監督も経験し、ここにも地域おこしの芽を発見しTVドラマで地域おこしを大胆に進めました。

これら民放での凄まじい地域おこしの経験を全部投入して作ったのが東峰テレビです。立場上は村営のケーブルテレビですが、開局の準備から日常の番組制作・テレビ局運営を村おこしに成るように総合プロデュースして来ました。その一つに2014年、「軍師官兵衛」のタイトルでNHKが大河ドラマを1年間放送することにヒントを得て、このNHKドラマを1年間追走する東峰テレビの生番組「官兵衛で國創り」を敢行、年間50本の生放送を全国の都道府県、市町村の住民を繋いで行い、最終回は26時間テレビまでやりました。

このドンキホーテのような「テレビで地域おこし」は見事に開花し、総務省表彰やNHKの感謝状、何より全国の住民のネットワークがしっかりと紡がれました。新年3日(金)の正午から「ふらっと九州☆東峰村」のドラマコーナー「今昔物語」でこの一部を紹介します。熊本県民テレビのもう一人の相棒で番組のMCを務めてくれている丸田さんに進行をお願いしました。この追走番組が後に寺島しのぶさんが住民ディレクターとして主役となった「たからのとき」のNHK地域ドラマの制作に繋がります。寺島しのぶさんが丸田さんや小林さん、弘枝さんが座っているあの「ふらっと九州☆東峰村」のMC席で演技をしていたのです。1ヶ月間、東峰テレビはNHKの貸切状態でした。

では、1月3日(金)の正午からご覧ください。これからの東峰村、東峰テレビの千夜一夜の話はそこからはじまります。

東峰テレビ 
ふらっと九州☆東峰村


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