「新宿熱風どかどか団」
著者:椎名誠
関連記事等はっ資料室(仮):椎名誠をCLICK!
著者がサラリーマン時代を経て現在(=執筆当時:1997年)に至るまでをリアリティー溢れる筆致で余す所無く描いたドキュメンタリー(一部誇大表現が)。
端々に出てくる「ビッグネームが駆け出しの頃」とか「長寿雑誌の創刊前夜」とかのエピソードが面白過ぎる。
王と野村が引退、山口百恵結婚、ジョン・レノン死去。新メディア「CD」発売。
東海林さだお、山藤章二、村松友視(「視」の字は「示」の右に「見」)なんかが昇り調子だったり、三遊亭円丈が気鋭。売り出し中のアラーキーこと荒木経惟、糸井重里、マッド・アマノなんて歴史が感じられてしょうがないw
「新雑誌:Number」とか「週刊宝石:創刊」とか嬉しくなるし、「BE-PAL」「BRUTUS」「BIG tomorrow」「FOCUS」「with」「CanCam」辺りが雨後のタケノコの如く産まれ出でた時代…。
イラストレーター沢野ひとしは逃亡中、作家・社長の椎名は遅筆の上に頁数オーバーして一冊でまとまるはずが上中下巻になってしまう始末。
…著者たちの起業した「本の雑誌」社、たった一人孤軍奮闘する社員時代の群ようこの苦労が偲ばれるww
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ
著者:椎名誠
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著者がサラリーマン時代を経て現在(=執筆当時:1997年)に至るまでをリアリティー溢れる筆致で余す所無く描いたドキュメンタリー(一部誇大表現が)。
端々に出てくる「ビッグネームが駆け出しの頃」とか「長寿雑誌の創刊前夜」とかのエピソードが面白過ぎる。
王と野村が引退、山口百恵結婚、ジョン・レノン死去。新メディア「CD」発売。
東海林さだお、山藤章二、村松友視(「視」の字は「示」の右に「見」)なんかが昇り調子だったり、三遊亭円丈が気鋭。売り出し中のアラーキーこと荒木経惟、糸井重里、マッド・アマノなんて歴史が感じられてしょうがないw
「新雑誌:Number」とか「週刊宝石:創刊」とか嬉しくなるし、「BE-PAL」「BRUTUS」「BIG tomorrow」「FOCUS」「with」「CanCam」辺りが雨後のタケノコの如く産まれ出でた時代…。
イラストレーター沢野ひとしは逃亡中、作家・社長の椎名は遅筆の上に頁数オーバーして一冊でまとまるはずが上中下巻になってしまう始末。
…著者たちの起業した「本の雑誌」社、たった一人孤軍奮闘する社員時代の群ようこの苦労が偲ばれるww
「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ