シリーズ｢読了｣

｢科警研のホームズ｣
著者:喜多喜久

…とある失敗から科警研を離れ、研究に没頭する主人公?探偵役?の土屋…(小声)悪い所だけホームズに似てるw
で何とかメインストリームに戻したがる元上司・出雲…Mr.キュリーにも居ましたねこんなキャラ。

まぁベースが｢ホームズ｣なら｢ベイカー・ストリート・イレギュラーズ｣(恒例ニッチネタw)にあたる三人の研修生、それぞれのキャラがめちゃ解り易い。

悪く言えば出世欲(良く言えば向上心)が前面に出るが、やる事はキチンとやるし努力もする有言実行の伊達。
時々関西弁が出る若干短気で元気な女子・安岡。
一応メインキャストっぽいが消極的ですぐに一歩引く北海道っ子・北上。

なかなか辿り着けない真相に四苦八苦しながら捜査官として成長していく三人。
そして登場するなり快刀乱麻な土屋w

…結末が近付くにつれてギアが上がるのが読んでて楽しい。

短編4本とも、タイトルの付け方がちょっとヒネッてあって良い。
(一本目の元ネタを何かで読んだ気がする…何だったかな?)

短編集一冊で終わらすにはもったいないような気も…と思ってたら続編出てたw

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★その他の作品

｢リケジョ探偵の謎解きラボ｣
｢推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ｣

☆｢化学探偵Mr.キュリー｣シリーズ

｢化学探偵Mr.キュリー8｣
｢化学探偵Mr.キュリー7｣
｢化学探偵Mr.キュリー6｣
｢化学探偵Mr.キュリー5｣
｢化学探偵Mr.キュリー4｣
｢化学探偵Mr.キュリー3｣
｢化学探偵Mr.キュリー2｣
｢化学探偵Mr.キュリー｣

関連記事っ資料室(仮):｢シャーロック・ホームズ｣

蛇足…帯を読んで驚いた。
"著者初の警察科学捜査ミステリー"
…そうだったのか!?

｢満足度:◎｣
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ