自然の中で
早朝
瞳を閉じずに
「今、この瞬間に
原子爆弾が
この梅雨空の雲の上から
落ちてくる」
と想像して
意識を数十年前の
人々の上空に
飛ばしたつもりに
なってみました
一昨日
西条市にある
石鎚ハイウェイオアシスでのことです
涙は
出ませんでした
何が脳裏をよぎったかというと
大切な人々の顔
でもありませんでした
ただ
空でした
曇り空でした
只、見上げるという
行為のみでした
実際、
私がその時に
その時点で
その場所において行ったことは
ただの
同調
と呼ばれる体験かもしれません
ですが
ただ、悲しくもなく
ただ、その瞬間に消えた
朝露のような
命
何万という命が
原子爆弾を落とした国の側の
飛行機の乗組員であったりとか
その乗組員の、その後の人生に
何らかの影響を
及ぼしているなら
消えた
意味はあったのかな
と想います。
こんな書き方でしか戦争を止めてほしいと発信できなくて
心苦しく思います。
どうか
権力者の方々も権力者に反対する立場の方々も
お命を大切に。
どうか
注:令和2(西暦2020)年6月17日 加筆訂正させて頂きました