itoyoshi style

very goodな毎日!?

体の言うことを聞く

2009-03-01 | diary
保湿ティッシュにマスク。もうこんなもんばかり家の中にある。
花粉症が先週末より本当にヒドくなってしまって、とうとう去年の残りの点鼻薬を使ってしまった。
ハナがすぅーーーっと通るのだけどとにかく眠くなる。
眠くて眠くて、寝てしまい、週末はやりたいことの3分の1もできなかった。
それと、湿疹がデタ。
私はどうも拒否反応は皮膚にすぐ出る。
肌荒れも気になっていたのだけど、湿疹はカユくて花粉症とダブルは辛すぎ。

・・・ということで薬は寝る前と人に会う時だけにして、
ずっと口呼吸でもなんでもしてやるのだ
だって、体が拒否してるのだもの。


「イントゥ・ザ・ワイルド」

2009-03-01 | book&music
特別上映の「イントゥ・ザ・ワイルド」を観てきました。
「実話をもとに」「ショーン・ペンが監督」「自然の大地」そんなキーワードあたりでグっときてたけど、見逃してたので特別上映が嬉しかったです。

裕福な家庭に育って、優秀な成績で大学を卒業したクリスが車を捨て、貯金全額をOxfamに寄付。ポケットの中に残ったお金も燃やし、ひとり放浪の旅に。大自然の中で自分の力だけで逞しく生きるという話かと思ってたのだけど、そんな単純ではなかった。
様々な表情を見せる大自然はスクリーンで観ると、まるでクリスと一緒に旅しているような気分に。しかしそのクリスの向かう先が私にはさっぱりわからない。家庭問題や育った環境など彼のバックグラウンドが段々と明らかになり、放浪して荒野へと駆り立てられる気持ちを少しは理解できるのだけれども、観ていて途中ずっと頭の中にハテナがいる感じがあった。

たぶん「家に置いてきた妹はどうなの?」とか「結局、家出して逃避してどこか子供っぽくないか?」「荒野で一生暮らすのか?先に未来はあるのか?」なんて思っていた。新しく出会う人々を受け入れつつも、最後は結局『ひとりで』荒野を目指すというガンコさにウンザリもした。
でも、そんな私のココロの中のもさもさは
ラストにすぅっと消えてしまった。

それは最後に彼が書き記した言葉があまりにも切なかったからかもしれない。
Happiness only real when shared.
そして、彼は誰ともシェアしないままに人生を終えてしまう。

ラストに出て来るクリス本人の写真。彼が亡くなった時に残されていたカメラに残っていた写真だそう。主役の俳優さんがそっくりにやせ細ったのもあり、なんだかドキュメントを観ていたような、不思議な感覚にもなりました。

原作本を読んでみたい。できれば英語で。
私の英語力では相当時間がかかるのだけど。

ショーン・ペンって、あの魔女っぽい顔がかなり苦手なのに
彼の出た作品にはヤラレっぱなし。
この映画もココロをゆさゆさと揺すられた感じ。またヤラレタかも。