itoyoshi style

very goodな毎日!?

「ベンジャミン・バトンー数奇な人生ー」

2009-03-17 | cinema&tv
先日割引券で観た映画は「ベンジャミン・バトンー数奇な人生ー」。3時間もある作品だし、いまいち内容もピンと来なくてズルズルと先延ばしにしてました。
生まれた時に老人でだんだんと若返る一人の男のまさに数奇な運命なお話。それってどうよ?と頭をひねってたけど、観たらその数奇な運命は実は話の中心にない気が。描かれているのは主人公と他の関わる人すべての人生。誰もが身近にある生と死、成長や老い、生き方なのでした。

台詞に生きて行く上のステキなフレーズがさらりと入っていて、愛情やすれ違い、自分の居場所でない所にいる居心地の悪さなど。誰もがどこかで共感できそう。泣いている人も結構いて、その泣きどころにバラつきも。

主演のブラピとケイト・ブランシェットはお見事。若い時の設定の二人はとにかくピンと張りつめていてまばゆい光を放っていて、あぁ若いってこういうことだね、なんて感心したり。そして、老いた時はルックスが美男美女でもやはりそうだよね的な老け方をしているのだけど、でも若い時とは違う輝きをそれぞれが放ってました。
また、ケイト・ブランシェットのバレエは若かろうが老けていようがとにかく美しかったし、若いブラピがキレイすぎてクラクラするというオマケも♪

じじぃルックスなのに仕草が子供なベンジャミンというのも、面白かった~。ハゲていて腰が曲がっているのに子供に見えて来るのだから。きっと人の所作やたたずまいというのも年齢を表現する大きなファクター。肌のシミやくすみを気にする今日この頃なのだけど、所作も気にせんといかんなと思ったりね。


報復か?放置か?

2009-03-17 | black or white?
昨晩、ito夫とまじめな話をした。珍しく。
大抵どうでもいい話をして、食って寝る。うちの家族はそんな感じだ。
真剣な話はそれぞれ違う価値観を言い張って衝突するから、面倒なのだ。

さて、昨日は「報復をするか、どうか?」という話だった。
報復なんて言うと大げさだけど、冷静で大人な判断をするito夫が珍しく「ムカつくことをした人をぎゃふんと言わせたい」と思ったらしい。聞くと相手は年上でしかも立場のある人なのに、その行為は実に子供っぽくバカバカしー。もちろんito夫側の言い分しか聞いてないからそう思うのは決してフェアではないのだけどね。

私の意見は決まっている。
「何もしない」だ。

私は基本的に血気盛んで決して穏やかな人ではない。常に争いごとを避けるわけでもない。戦わなきゃならん時は前面に出てくタイプだ。
じゃあ、なんで逃げるかのように「何もしない」のかというと、私の最大の相手に対する侮辱がきっと「何もしない」ことなのダ。
その人に対して怒っているというのは、感情があって少なくともその人のことを良くも悪くも心に留めているはず。私の何もせずに放置するというのは、もうその人への興味が一切なく、無関心ということ。
私の中ではその人の存在価値が全否定なのダ。

ito夫はその人の間違った行為をしっかりと指摘したいとも言っていたが、指摘してそれは直るのか?指摘したら自分はスッキリするのか?それは誰のために何のためにやることなのか?なんて質問していたら「あぁバカバカしいか」と珍しく意見が一致した。

それに報復すると、ひどいことをしてきた相手と同じ穴のムジナに堕ちて行く気もする。
自分を落とすことをして、いいことなんかありゃしないよねぇ。

それにしてもいつも不思議なのは、こちらが無関心になるとその相手は急に寄って来たりする。
これも面倒ダ~。放置、放置、放置ダヨ~~。


デリバリー

2009-03-17 | diary
昨日は、朝・昼・晩と食事の写真を撮ってUPしようと思っていたのに、夜ゴハンはできなかった。忘れてしまったり照明が暗かったり、食べちゃったり、晩メシの写真は案外むずかしいような。

義理ハハの2週間の入院中、義理チチの晩ゴハン当番を2回づつ3人の嫁が受け持つことにして、昨晩は私の1回目だった。
特別なものは作らず、いつもよりひとつだけおかずが多かった感じで済ました。
チカラを入れすぎないことにしてるので。

このバスケットは大きくて底も平らだったので、おかずやゴハンを入れて近所の義理チチ宅へのデリバリーに使ってみました。
あーめんどくせーという気持ちを自分の家に置き去り、移動してゴハンもおもしろいなとワクワクできるように。