
ポニョに続いて、もうひとつ日本映画を観ました。
「
パコと魔法の絵本」です。
実はポニョよりこちらの方がワタシ的には断然スキ。
やりすぎ的な濃いキャラクターにちりばめまくりのCG。大丈夫かなぁと思っていたら、とんでもなーーい!
最初こそ「うへーこれ誰だよ」と引き気味だった格好が、仮装に見えなくなり、ぶっとんだ設定やドタバタも、そのペースにハマり・・・うっかり、いや、すっかり世界に引き込まれます。
笑いあり涙ありというか、心をゆっさゆっさとタテヨコミギヒダリナナメに振り回されました。
アハハと声をあげて笑ったり、不覚にも?じんときて、泣けます。
キワキワでシニカルなだけど、おかしなキャラも世界もすべて愛おしい、
そんな映画でした。
映画館を出た後、来ていたチビっこが
「おもしろかったね。あの絵本見てみたい」とお母さんと話してました。
大人な内容かと思ったものの、幼稚園児くらいの子供にもちゃんと内容が届いていたようで・・・ポニョも目じゃない!?ホント、ポニョよりいい映画だったなー。
同じ監督の「
下妻物語
」「
嫌われ松子の一生
」はすごくおもしろかったけど、観る人を選んだ気も。
「
パコと魔法の絵本」は、誰もが何かを感じたり楽しくなれる気がします。

優しい気持ちになったなぁ。