緩和ケアのシンボル、オレンジバルーン。
オレンジ色の風船が穏やかに笑っているデザイン。
今の私は、オレンジバルーンには程遠い感じです。
私の通うC総合病院は、「がん拠点病院」。
でも、緩和ケア外来は ありません。
緩和ケアチームは一応、C総合病院には有ります。
有るけれど、「がん拠点病院には緩和ケアチームを置くように」という厚生労働省の指針に合わせて、仕方なく間に合わせで置いている程度にしか、私には思えません。
多忙な中、一生懸命に頑張ってくれているスタッフには申し訳ないのですが…。
ホルモン治療の副作用か、ここのところ急激に悪化している私の抑うつ状態。
ツラい。かなり、危ないくらいツラい。
あまり受診する科は増やしたくはないけれど。
んー。
背に腹は代えられぬ。
で、約一年ぶりになる精神科の受診を希望する事にしました。
緩和ケアチームのスタッフに「受診したい」と電話して相談したところ、精神科医師に掛け合ってくれることに。
それが水曜日。
ここまでは良かったのですが。
緩和ケアチームのスタッフから翌日かかってきた電話で、緩和ケアチームの精神科医師が近日中に辞めることを知らされます。
さらに、その後任がまだ分からないとも。
えぇっ?!
今の緩和ケアチームの精神科医師だって、サイコオンコロジーに詳しいわけじゃないのに。
その医師の他に、C総合病院の精神科医師で、緩和ケアを診られる人はいるのか?
結局、週が明けて月曜日、緩和ケアチームスタッフから頂いたお電話で、昨年度まで緩和ケアチームだったD先生の外来を予約するように言われました。
予約センターに電話をしたら、オペレーターさんに話が通じず、分かってもらえず(泣)
精神科に久しぶりに予約する私は精神科が初診扱いになり。
以前の精神科の主治医は既に退職して不在だし。
緩和ケアチームが指定してくれたD先生を指名しての予約は、初診では出来ないと言われ、困惑する私。
「緩和ケアチームスタッフからD先生の予約を取るように言われていて、D先生にも了解もらっているので」と、繰り返し繰り返しオペレーターさんに伝えました。
もう、ここまでで、私は挫けそうに。
「少々お待ちください」
オペレーターさんから、そう言われて、待つこと数分。
何も前置きなく、電話の相手の声がD先生に。
診察中でお忙しいだろうに、D先生が直接、電話に出て、お話ししてくれました。
事前情報が緩和ケアチームから伝わっているからか、「私もサイコオンコロジーに詳しいわけではないけれど、緩和ケアチームを一番長く担当しているので…私で良いですか?」とD先生。
はい。よく存じ上げていますよ。
D先生が緩和ケアやサイコオンコロジーに、そんなには詳しくないこと。
でも、今のC総合病院の精神科の中では、D先生が一番長い緩和ケアチーム担当歴の医師であることも。
心の中で、そんなことをつぶやきながら、「はい。よろしくお願いします」と答える私。
するとD先生、「3月3日…じゃ、遅すぎますよね?」と。
へ?!
今日は2月10日。
いったい、どこの“がん拠点病院”に、「抑うつ状態がツラくてツラくて…」と直接訴えて受診を求める患者に対して、「じゃあ初診予約は3週間後ね」と爽やかに言う精神科医師がいるというのか?
あまりに予想外のD先生からのコトバに、何を言われているのか分からなくなり、私は絶句。
するとD先生、「それでは、来週の臨時の枠で」と言い換えてくれました。
臨時枠ということは、おそらく、本来の初診枠より短い診察時間しかとれないということなのでしょう。
それでも、3週間後よりは良いと思い、来週の臨時枠を予約しました。
私はC総合病院以外の「がん拠点病院」に実際に受診したことがないので、緩和ケアチームとか緩和ケア外来とか精神腫瘍科が、他の「がん拠点病院」で どのくらい活躍されているのかは、正直、分かりません。
C総合病院の“緩和ケアチーム”の対応が、今の日本での、一般的な緩和ケアの水準なのでしょうか?
C総合病院は「がん拠点病院」なのですから、たとえ、緩和ケア病棟や緩和ケア外来が無くても、緩和ケアチームの充実に取り組んで欲しいと思います。
どうせ、そう遠くない未来に死んじゃうし、今の仕事も長くは続けられないだろうし、気力も無いから…と思って入らずにいたけれど、やっぱり、サイコオンコロジー学会に申し込もうかな。
あ、でも今は、頑張りすぎて無理すると、うつ がヒドくなるかしら?
あぁ、決められない。
緩和ケアチーム精神科担当(代理)のD先生の診察日よ、早く来い!
読んでいただき、ありがとうございます。
オレンジ色の風船が穏やかに笑っているデザイン。
今の私は、オレンジバルーンには程遠い感じです。
私の通うC総合病院は、「がん拠点病院」。
でも、緩和ケア外来は ありません。
緩和ケアチームは一応、C総合病院には有ります。
有るけれど、「がん拠点病院には緩和ケアチームを置くように」という厚生労働省の指針に合わせて、仕方なく間に合わせで置いている程度にしか、私には思えません。
多忙な中、一生懸命に頑張ってくれているスタッフには申し訳ないのですが…。
ホルモン治療の副作用か、ここのところ急激に悪化している私の抑うつ状態。
ツラい。かなり、危ないくらいツラい。
あまり受診する科は増やしたくはないけれど。
んー。
背に腹は代えられぬ。
で、約一年ぶりになる精神科の受診を希望する事にしました。
緩和ケアチームのスタッフに「受診したい」と電話して相談したところ、精神科医師に掛け合ってくれることに。
それが水曜日。
ここまでは良かったのですが。
緩和ケアチームのスタッフから翌日かかってきた電話で、緩和ケアチームの精神科医師が近日中に辞めることを知らされます。
さらに、その後任がまだ分からないとも。
えぇっ?!
今の緩和ケアチームの精神科医師だって、サイコオンコロジーに詳しいわけじゃないのに。
その医師の他に、C総合病院の精神科医師で、緩和ケアを診られる人はいるのか?
結局、週が明けて月曜日、緩和ケアチームスタッフから頂いたお電話で、昨年度まで緩和ケアチームだったD先生の外来を予約するように言われました。
予約センターに電話をしたら、オペレーターさんに話が通じず、分かってもらえず(泣)
精神科に久しぶりに予約する私は精神科が初診扱いになり。
以前の精神科の主治医は既に退職して不在だし。
緩和ケアチームが指定してくれたD先生を指名しての予約は、初診では出来ないと言われ、困惑する私。
「緩和ケアチームスタッフからD先生の予約を取るように言われていて、D先生にも了解もらっているので」と、繰り返し繰り返しオペレーターさんに伝えました。
もう、ここまでで、私は挫けそうに。
「少々お待ちください」
オペレーターさんから、そう言われて、待つこと数分。
何も前置きなく、電話の相手の声がD先生に。
診察中でお忙しいだろうに、D先生が直接、電話に出て、お話ししてくれました。
事前情報が緩和ケアチームから伝わっているからか、「私もサイコオンコロジーに詳しいわけではないけれど、緩和ケアチームを一番長く担当しているので…私で良いですか?」とD先生。
はい。よく存じ上げていますよ。
D先生が緩和ケアやサイコオンコロジーに、そんなには詳しくないこと。
でも、今のC総合病院の精神科の中では、D先生が一番長い緩和ケアチーム担当歴の医師であることも。
心の中で、そんなことをつぶやきながら、「はい。よろしくお願いします」と答える私。
するとD先生、「3月3日…じゃ、遅すぎますよね?」と。
へ?!
今日は2月10日。
いったい、どこの“がん拠点病院”に、「抑うつ状態がツラくてツラくて…」と直接訴えて受診を求める患者に対して、「じゃあ初診予約は3週間後ね」と爽やかに言う精神科医師がいるというのか?
あまりに予想外のD先生からのコトバに、何を言われているのか分からなくなり、私は絶句。
するとD先生、「それでは、来週の臨時の枠で」と言い換えてくれました。
臨時枠ということは、おそらく、本来の初診枠より短い診察時間しかとれないということなのでしょう。
それでも、3週間後よりは良いと思い、来週の臨時枠を予約しました。
私はC総合病院以外の「がん拠点病院」に実際に受診したことがないので、緩和ケアチームとか緩和ケア外来とか精神腫瘍科が、他の「がん拠点病院」で どのくらい活躍されているのかは、正直、分かりません。
C総合病院の“緩和ケアチーム”の対応が、今の日本での、一般的な緩和ケアの水準なのでしょうか?
C総合病院は「がん拠点病院」なのですから、たとえ、緩和ケア病棟や緩和ケア外来が無くても、緩和ケアチームの充実に取り組んで欲しいと思います。
どうせ、そう遠くない未来に死んじゃうし、今の仕事も長くは続けられないだろうし、気力も無いから…と思って入らずにいたけれど、やっぱり、サイコオンコロジー学会に申し込もうかな。
あ、でも今は、頑張りすぎて無理すると、うつ がヒドくなるかしら?
あぁ、決められない。
緩和ケアチーム精神科担当(代理)のD先生の診察日よ、早く来い!
読んでいただき、ありがとうございます。