寒い朝
神社の掃除当番が当たっていた
集まった人数はいつもより少なかった 一瞬 私も休みたかったなーと思いながら気を取り戻して 落ち葉をかき集めて焼却炉の近くに持っていく作業を繰り返した
その時 虫かごを発見 水が入っていた 中にメダカでも入っているのかもと思い開けてみた
氷が張っていた メダカだと思っていたがゴミだった 氷を軽く押してみた 割れることなく そのまま少し沈んだ 何もいなかった
子どもの忘れ物を大人の誰かがわかりやすいここに置いていたってことか
作業に戻った
しばらくしてから 私と同じように虫かごを開けて覗いている人を見つけた
たかちゃん(子どもの幼なじみでよく虫かごを持って一緒に走り回っていた近所の子 今はもう2人とも30代半ばになっている)のおばちゃんだった
因みに たかちゃんのおばちゃんと私は 同い年
しばらく 立ち話をして・・・