……という訳で『ホンネとタテマエ』の使い分けが優れた世渡りの術として当たり前となっている。
しかし、重要かつ深刻な問題に於てはホンネというか?『ホントのところ』をベースにしなきゃ改善は進まない。
昨日、経団連の会長さんが『ニッポンのホンネ』が漏れ出たと思う……との所感を述べていた。ソレが正直な分析だと思う……。
と、ここまで書いただけで『ケシカラン❗❗』……とポリコレマニアの方々から非難の声、ゴウゴウとなると思う。
アメリカの『隠れトランプ』は『隠れ差別者』であると言われたのもホンネとタテマエの使い分けによる。
『戦争反対❗』、『核反対❗』、『差別反対❗❗』……これに表だって反対と人は中々言えない……。
『正義中の正義』……だからである。
んじゃね?……何で?その正義中の正義が世界の至る所で踏みにじられてるの?
ソレは何故?……ということこそが『大事な問題と論点』なのである。
何時だったか、就職の際の容姿の美醜は大きく影響する、という現実を若いアルバイト君達に教えた話を書いた。
ポリコレマニア的な人達からは否定的な反応があった……。
ソレを言っちゃみも蓋もない?……。そう受け止められたと思う。
ホントの現実は『みも蓋もない条件』で運営されているのである。
じゃあ、容姿じゃない分野で『私のみや蓋』は何処だろう?と戦略を練るのが現実に則したアプローチなのである。
『差別はある❗❗』という世の中の現実を見て、まんま認める事。
その認識を共通のプラットフォームとして議論して行く事が大切だと思う…。
NO❗❗NO❗❗NO❗❗、駄目❗❗ダメ❗❗だめ❗❗……というポリコレマニア達のヒステリックな罵声は確かに、人を沈黙させるだろう……。
しかし、その短絡的糾弾は深刻な問題を沈黙の地下にあるホンネの闇に隠匿させるだけなのである。
差別問題も同じ構図で温存され続けた……。言葉狩りにまで先鋭化された指弾、糾弾は人々を沈黙させたけれど……ホンネに眠る差別意識は残り続けた。
アメリカの人種差別問題と同じ構図である。
経団連の会長さんは『私の中にも同じ意識がある』と認めた。ソコ❗❗とても立派です……。
先ずは社会の大人達一人一人が自分のホンネの中に温存されてる『悪徳を認める事』……ソレが加害者側、被害者側が共通のプラットフォームを手に入れる第一歩となるのだと思う……。
ヒステリックなポリコレマニアは自分の独り善がりと自己満には効果大だけど……他者を沈黙させ息苦しくさせているだけなのである……。
少なくとも……人の役に立てる人達じゃない……と思う。