一人になれば……頭の中がアレコレ引っ張り出してきて『過去の様々のジャッジ』を反芻しようとする有様である……。
ジャッジの嵐の中でほんのチョットの隙間を狙って仕事をしていたんじゃね?って有様だった。
それでも懲りずに『無反応』と決め込み、ビートルズのレット イット ビィーのメロディを頭の中でリフレインさせ続けた…。
そうやって『その人を、その事を』……『在りのままあらしめて』そっと見過ごすなんてチャレンジを続けた。
すると自分のメンタルが一切反応しない瞬間がポツポツと現れ始めたのである……。
そうなると……逆に相手もまたこちらに様々のジャッジ?を試みている事が察知出来たのである。
自然ではない笑顔の下でハリネズミの様なトゲトゲしいメンタルが動員されている?…。
考えてみれば僕達は忙しいよね?
隙間なく押し寄せる同調圧力によって『皆さんと同じである事を表現』しながら……一方では『自分より劣ってる誰か?何か?』に目を光らせ間髪入れずジャッジの刃を振り下ろさねばならないのである……。
こんなんじゃ、誰も幸せに出来ない。肝心の自分も幸せに出来ない……。
そう思った……。
自分を愛せない奴が他者を愛せる筈も無く…。
先ずは……自分を自分のジャッジから救出してやることだと思う……。
ここにも『自分に向き合うスタンス』イコール『他者に向き合うスタンス』だという法則があった……。