サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……『掟を作りたがる』のが人間なのかも知れないね?

新進作家の長編意欲作?の紹介文を読んだ。
その作中の『ポリアモリー』という概念に重きを置いた説明だった。
いわゆる『現代の恋愛小説』だと……。

恋愛ってもしかしたら『こうでなきゃイケない!』と決め付けられたイメージに自らをハメ込んで盛り上がってるのかも知れない?……という疑問から書き進めた……と著者。

ポリアモリーは特定の一人じゃなく複数人と同時進行的に恋愛関係を築く人達の関係性である。
前にもそんな考え方の女の人がテレビで喋っているのを観たことがあった。

んで、改めて調べてみた。
好き放題が出来て良いよね?なんて声もあるらしいがそんな…単純な話じゃなく『結構キツイ縛り・掟』が存在するのである。
6つか7つか?決め事(掟)がある。

その集団の中で新たな人と恋愛に進むなら、皆の同意が必要だとか?……そんな決め事が複数ある。ちっとも自由じゃねえな?……なぁ~んて不届き千万な考えがチラついた……。

これまた…直訳を恐れてアナーキストや無法者、モラル・ハザードを礼賛する気など微塵もないとお断りしておきますね?

様々な考え方を揶揄する気なんぞまるでなく……僕は思うのである。
成人した人間同士……が合意なら法に触れたり人に損害与えなきゃ、基本OKなんじゃないか?と。

男一人の家に、何人かの愛人達が『合意の上で』生まれた命は、協力して皆の子供として育てたなんて話は、昔からあるしね?

別に男がカネや権力で無理から縛り付けたんじゃなく……『平和な大人達の合意』で様々な考え方を実現してたのである。

人が三人集まれば……とかく人間は『掟・決め事』を作りたがる。ソコに新味をもった新参者が現れたら、その掟を以て排除にも入ることも多い。

人を殺してはならない。傷を負わせてもならない。但し、相手の心変わりによる『傷心』は傷とはカウントしない……。
人が人を愛するとき………それ位の縛りだけで良いんじゃないか?……と常々僕は感じて生きて来た…。

あっあなた?LGBT?……そうなんですか?
あっあなた?ポリアモリー……そうなんですか?

僕?多情な?スケベな男でございます。出来る限り迷惑お掛けしない様に頑張ります。ヨロシクお願いします……。
……と生きて行きたいな?……と改めて感じたのだった。

『人のそのレベルの性質・生き方』に口を出し構ってくる人間は『メンタルが大人になってない』だけである。
如何にその人数が多数であってもである。

ソロソロ『衆を頼む生き方』の限界が色濃く見えてきた時代である。
可能な限り『自分の感性が求める生き方』を自分に実感させてやる取り組みに専念したいよね?

どんな相手と恋愛したいか?……そんなことは元々、自分の専権事項なんである。
『私だけの掟・ポリシー、矜持』に従ってチャレンジして生きて行きたいなぁ……と思うのである。
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