サンチョパンサの憂鬱

『ナイズ』するのか?されるのか?

二者の関係を分析する時、『ナイズ』というワードを基点にすると非常に明解に理解できる……。

要するにどちらが……『相手を自分ナイズ』しているか?……というとても単純でありながらシンプルに見えて解り易い方法だ。

ナイズされる側は……それだけアイデンティティーやポリシーが希薄であり発するエネルギーが小さい人である。
ま、要するに『影響されやすい人』なのである。

バイク屋に出入りする男に連れられて来た大人しい女が……短時間で……レザーのライダージャケットを羽織り、デニムにライダーシューズという出で立ちになって登場したりするのは、このパターンの典型例である……。

その中身の希薄な女は……にわか仕込みのバイク用語を多発し、私って分かって来たでしょ?感満載で会話をする。
そんな所に居合わせると……何処か恥ずかしくなり……その女のイタイ様に落ち着かない気分にさせられるのである。

そんな女は文学好きと付き合えば直ぐにバイクを売り飛ばし、今度は図書館に通ってしまう女である。
男女逆の場合もあり同じ様に存在している。

ま、一番有りがちな関係性だけど自分の特性が希薄だから、機械とか何かのモノにすがる取り合わせになるのも仕方ないだろう……。

その世界の専門用語に何か意味がある?とでもいう様にやたら使いたがる傾向がある。しかし人間は平板で平均的アリキタリな価値観しかない……。

自分を持っている人間同士の組み合わせは、感性として相手の特性を仕入れるけれど……ナイズされる事はない。

その特性をあくまでも自分のベクトルの一部として取り込み、自己強化策として機能させる消化力を持ち合わせているからである。

詰まりお互いに相手をナイズする事を望まないし、相手にナイズされる事もない。しかし、その結び付きは強固でありお互いの特性に尊重の念を持ちその能力を評価しているのである。

全くナイズする事もされる事もない関係だけど……お互いに何の影響も与えず受ける事もない関係もある。
いわゆる存在感希薄な人同士の組み合わせである……。

それは平面的にネットワークらしい?モノを形成するけれど終生『知り合いの領域』以上に進化する事は……ない。
ま、別名……烏合の衆という奴である。

ネットとの関係も同様……自分ナイズして使ってるか?
業界ナイズされながら……嬉しそうに
アプリサーファーに成り下がっているか?……そこが問題なのである。
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