サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)……『常識』はとっくの昔に変わってる?

面白そう?と感じてもその場で読めない記事を、山口さんちのツトム君状態で『後〜で〜』と片っ端から保存してたら結構たまっていた。

その中の山口周氏のこれから求められる人材っていうのを読んだ。
要するに『パラダイムシフト』出来る人を必要とする時代というモノだった。

横文字で言わず、日本語なら『今までの常識』を転覆させ『新常識に変える人』ってなことになる。

20世紀という過去にも『偉大なる素人』が大きなパラダイムシフトを成し遂げているのだと……。電話を発明したグラハム・ベルは音響技術者、進化論のダーウィンは地質学者、そして偉大なるアインシュタインは特許庁の職員。

『その業界の履歴が浅いこと』こそ大切な条件。ところが日本の大企業が新卒にやらせるのは過去整理的雑用業務なのだと嘆いていた……。

近年『ユニコーン企業』となった創業者の年齢は軒並み30歳以下なのである……と。詰まりその業界では『偉大なる素人』だった。

パラダイム・シフトのエネルギーは『喜怒哀楽』の感情エネルギーが担うのだと…。
ソレは姑息な利益計算なんぞ消し飛ばしてしまうからである。

リクルートの『スタディアプリ』の起案者の山口文洋氏は所得格差による学力格差の問題に出会った時の……この理不尽許すまじ!の怒り、塾に行けない子供を思い何とかしたい!という悲しみ……がエネルギー源だったと述べている。

均一、均質な思考・行動を空気で押し付けながら個性教育と嘯く教育界の欺瞞。その実態は子供の命すら守れない、守ろうともしない。我が身の保身のみに血道を上げる。

同調圧力を使って管理しやすい少年少女を便利がる彼等の当たり前は世界の中では『随分前から非常識化』している。

『過去の暗記に長けた人材』を高学歴、有名大学卒と喜んで採用する大企業のオジイチャン達。大企業イコール安全、安定だ!という信仰はとっくの昔に『迷信となり非常識』に堕してしまっているというのにね?

ここ二十年……そんな昭和の名だたる大企業が海外企業の軍門に下っただけで何社ありますか?

先ず、令和の思考・常識の鎖国状態を突破するパラシダイムフトを起こさなきゃならないね?

喜怒哀楽乏しい拗ねだけウリモノのオジイチャンお気に入りの若者達は置いておこう……。

この国に溢れ返る『非常識という常識』に怒り狂う若者の出現を僕は、期待して止まない……。

吉田松陰を取り上げた昔の大河ドラマを思い出した。
『諸君!!狂いたまえ!!』……彼のセリフこそ今の若者達に必要だ……と。
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