例えば石油。欲しいのは熱エネルギーだから
結局燃やして使う。
取り込んだ熱エネルギー以外は……生態系へ向けて放出して返す。ま、分かり易い例としてCO2
もその一つ。この二酸化炭素は二度と経済界に還元されることはない。
コレが『エントロピー』である。詰まりは欲しいものを抜き去った後の『ゴミ』である。
こんな場合『エントロピーが高い』なんて表現する。
環境問題が熱を帯び始めた70.80年代クルマ1台作るのに12、3台分の資源を使い込むというエントロピーの高さだった。
んで?……コレって人間同士の関わり合いにも応用して考えて見るととても有効だなぁ?と感じるようになった。
何かの用件で誰かと関わる。それに例えば2時間の会話したり打ち合わせする。
多かれ少なかれ、用件の解決を得るのに……様々の嫌な副産物まで引き受けなきゃならない。
その時、嫌な副産物(ゴミ)を多く撒き散らかす人がエントロピーの高い人といった感覚で捉えてみるのである。
エントロピーが高い人は……誰かの悪口、陰口、非難中傷のみならず、あらぬマウントまでされたりして嫌な空気が何時までも自分のエリアに滞留してしまう?なぁ~んて事だってある。
そんな人ほど……肝心の用件解決にも、あーだこーだとなって時間とエネルギー(エントロピー)を追加で必要となったりもするのである。
昨夜のお客様で最高の単価は12000での4名様。最低単価は3500円での3名様。
何と最高単価の一人で最低単価三人分超の価値を頂いている。
良客は、オマケに意思決定は早く、説明も素直に聞いて貰えたり、使用されたテーブルの上は頗るキレイである。会話も楽しく終始和やかに時間を過ごして貰えるのである。
店の空気が汚れないから他のテーブルにも良いリズムが波及していくという価値も発生する。
何より当方のメンタルは浄化され『勤労意欲も増大』もする……。
品位ある人ほど利は大きく、アクシデントは少ない。ソレは?単にカネ持ちなんじゃなく『文化持ち』なのである。
要は……関わりのエントロピーが低い人ほど、実現価値は大きく損失は微小なのである。
不思議だよね?……とマカナイを頂きながらスタッフ達と話した……。
『類は友を呼ぶ?』……自分達の品位って奴は…コレから『どの様な類』を呼んで行くのか?
結局……ソコが『肝』なんだよね?……と。