そんなの人間が為せる技ではない!と知っていること……が大人の絶対必要条件だとした上での話です……。
昨日、親友と話していて……何時から?どうして?人は『目的を省いて手段ばかりに熱中』する様になったのか?という話題になった。
ソレは『楽!!』だからだと僕は言った。
『実現出来るか?どうか?も分からない目的』の為にこれまた『手に入るか?どうかも分からない手段』から揃える手順って……如何にも迂遠で曖昧である。どこにも確かな保証も確証もない。
曖昧模糊として不安定極まりない状態には絶えず不安が付きまとう。
手っ取り早く楽したい……『手段獲得に専念する』事……それならば『計算が立つ』……という訳である。
人間で在る以上……ライオンのたてがみのように『汚さ、不徳』は一生人間について回る。
絶対に切り離すことが出来ない人間の本性・特性そのものである。
んじゃね?どうすんのよ?……となって人は二派に分かれる。
『汚い?だから綺麗になりたい!!』を目的設定する人間。
もう一方は『汚い?だからキレイな振りをする』というタイプ。
前者の目的達成の旅は終わることはない。死んでやっと『その目的から開放される』のである。不完全で終わることがお約束。死んでやっと神様仏様となり大願成就するルール。
後者のタイプは人生の早くに『ご立派・キレイ』が手に入る。要は……生き神様、生き仏になる人達である。神様仏様のフリして生きる人達……。
彼等は神仏を気取る『なりすましの詐欺師』故に……当然、彼等は接すれば接するほど人を息苦しくさせる。子供にも出来もしない理想を押し付け脅迫し支配しようとする。
何より自分自身を追い詰め息苦しくさせている。心理的に何時も自分の嘘に追い詰められており……やること為すこと言葉にも行動にも力がある訳もなく……。
何も、暴力とかネグレクトだけが虐待ではないのである。
出来る訳もない『キレイ・ご立派の衣』を身に纏い『嘘の空気』で『温厚に静かにユックリと子供を笑顔で脅迫し追い詰めるのも虐待』なのである。
誰もが分かっているこの国ニッポンの、この大嘘。
『皆でご立派でキレイ』という社会に定着させてしまった『暗黙の掟』が少年少女、若き青年達を圧迫脅迫している事実を表面に引っ張り出し真正面から認知しなきゃね?
そして高らかに『嘘撲滅!!』って宣言しなきゃ……ね?
今や裸の王様だらけになっちまってる。
ロックンローラーの歌までが文部省唱歌みたいな『優しいイイコ』だらけである。
誰かを励ましたかった?……などと本気を気取って宣(のたま)うのである。
ウルセェー!お前等若いんだから、先ずは自分を励ましとけ!!キモ過ぎんだよ!
オッサン、オバハン、ジイサン、バアサン打ち揃って嘘つきになったから……若いのがこんな嘘臭い歌ばかり作るようになったのである。
キレイ綺麗なペルソナばかりがヒラヒラしてる。問題は放置され垂れ流しのオドロオドロしいシャドウのマグマである。
杜撰管理しといて何が指導だ?国交省?
また知床で人が死んじゃった?
教育委員会にせよ税金で飯食ってる公的組織、構成員のご立派な積もり演技はとっくに限界!もう結構!!
人命は軽くない。今も変わることなく厳然と重いままなのですよ皆さん……。
人死なせて……ご立派はあり得ない。幼稚園児でも見抜く嘘に酔い痴れてる哀しい自分に是非気付いて上げて欲しいと僕は願っている……。
『今の生き方、ホントに楽ですか?』一人ひとりがたった一言、本気で自分にそう聞くだけで……この国はドラスティックに蘇るのになぁ?……。