んで?今日見たのは『男を沼らせる4つの言葉』という奴。無理しないで!とか〇〇さんが行くなら行く!……とかだった。余りにもアホらしくなり流石に途中で読むの止めた……。
日々、様々の媒体にこんな記事が並ぶんだから需要があるのだろう……。
ここまで?人間関係の根本が分からなくなったのか?……と愕然となった。
『どんな人が』、『どんなシチュエーションで』、『どんな性格の男に』、『どれ位の付き合いと相性具合を以て』………それ言うの?
そもそもセオリーとか?マニュアルとか設定しようがない『個別案件の組み合わせ』である。
ある女が言えばそれ切っ掛けで沼る男がいる。違う女が言ったらそそくさと逃げ出す男もいる。
ここまで、イッパシの社会人が『自前の思考』、『自前の試行錯誤』を手放してしまっている現実がある。
先般から書いてきた『イイコ症候群』とか『疑似成長』が間違いなくその背景にあると思う。
ま、主原因であるのは間違いない。
塾とガッコに保証して貰い、自分の進路をマルッと丸投げして与えられたマニュアル消化だけして生きてきた『余りにも脆弱な感度』の結果である。
『自前の思考』、『自前の決意による行動』、否定的結果を得ても『コレが自分だ!』と引き受ける『自前のプライド』あって初めて成り立つ『自分の人生という実感』がある。
『先に答えと保証を求める老婆』の様な頑なな老化したメンタル。
世の中を席巻している『被害者文化』ってそんなこんな『マニュアルによる安全神話』の妄想が行き着いた結果だと思う。
時代背景によって『ウケる男像』って変わる?という奇妙キテレツな発想自体……とてもお下品だと思わないか?
女が経済的自立を果たしたから強くなった?
カネ持ったら態度が急変するレベルの『精神性』ってソコまでのモンなのです。長い人生では何処かで経済的環境関係なくその女の品性は露わに表出します。
『人格の組み合わせ』以外の条件で変化するなら男と女の関係って『それだけのモン』なのですからね?
拡大鏡で『セックスとカネのこばかり』強調してありもしないマニュアル探してますます混迷を深める人達…。
カネもセックスも目の前に置けばそれなりに大きいし魅力ある素材だけど……。
ほんの二、三年もすれば『当たり前・アリキタリ化』しちゃう。心の満足には何ら貢献してはくれなくなる……。
人は良くも悪くも『すぐ慣れる』からである。
『たかがカネ&セックス』『されどカネ&セックス』、という『主観と客観の両面』から自分自身の感性で考察する大人であって欲しい……と感じるのです。
マニュアルなんてのにすがった途端、そんな女は絶対『恋愛なんてできなくなります』……。
それは恋愛なんかじゃなく大人の世界では『お下品な駆け引きゴッコ』と呼ぶものだからです。