サンチョパンサの憂鬱

昼下がりのサンチョパンサ(2)…多面的、複合的、総合的にアプローチする視野の広さを大人っていう

前編で『人の言ってること』のあやふやさ、無責任さ、卑劣さ、悪意などなど……人間の感情のおぞましさについて書いた。

奇しくも……今日、グーグルの記事で宮迫博之の『牛宮城』がグルメランキングで渋谷で一位を獲得した……とあった。
獲得評価は3・57でコレって凄いですよね?と彼は喜んでいた……。
『必死で頑張って良かった!』……と。

人が沈むと思えば全力で埒外の立場そっちのけで叩きに叩く。
人が頑張って浮き上るとなれば……詰まんねぇとなり無視して次のネタに走る……。

すると…今度は巨人軍の坂本勇人……。
女性に中絶を強要?……なんて非人間的な奴だ!となった。

冷静にことの経緯を読めば……坂本勇人は他に彼女が出来たとその女性に告げたが?
『未練が断ち切れない女性』は自分から何度も連絡し会っていた。
アフターピルを使用していたが妊娠……坂本勇人は中絶を要求したというもの……。

モテる奴は…何やってもモテる?
非道い奴だと思えど……その態度が女性の未練を掻き立てる?のかもね?なぁ〜んて不謹慎な感想満載で読んだ……。

男女のコトの経緯に『善悪論』を持ち込むのは良いんだけど?無粋にして幼稚な仕業だと僕は常々思っている。
『コトのホントはどうか?』となれば大きく外すからである……。

セフレ扱いするのなら?余計に避妊には気を遣えよ!とコレは至極ご尤もな意見であり異を唱える気はサラサラない。

『だからこそ!』……こんな傲慢な男を相手にするのだからこそ、この女性は『自衛』に注意を払うべきだったのだと思う。

男と女が付き合っているプロセスで『コレはなんか?駄目みたい?』と察知したとき……ソコが勝負所となる。
『それ?解ってはいるけど……』と身悶えする様な苦しみの中で……『自分の意志で以て……死守するモノ』はプライドしかないのである。

その最終防衛ラインをかなぐり捨てて自分の感情の渦に身を任す?……そんな人はプライドを失い『自ら被害者となる』のである。
そして傷付いたプライドに自分で更に深手を負わせる……。

男と女の関わりの中で被害者になった人間に最早、プライドを回復させる戦いの勝機はない。
『どんな手を使っても?』相手の存在を棄損することだけが『掴める藁(わら)』となるのである。

斯くして『そこまで非道い男に』よって『良いように弄ばれた自分の絵柄』は完成である。

どうして?文春は知ることとなったのか?
そこに『自分を買い支えなかった人間』の哀しい姿が垣間見えるのである。

こんな、メタメタに汚れきった男女の安っぽい過去の顛末の死肉を漁る読者という市場?

せめて……せめて『他人の情欲の廃棄物』なんて嗅ぎ回るのは止めたいよね……?
どんなに惨めでも……『自分ニュース』の中に『恋愛篇』を自分で書き綴る人間で在りたいよね?

出来るならば最低限のプライドを携えて……ね?
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