走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

ジョグトリップin博多唐津ウルトラ( 2018年度)

2018年05月30日 18時27分04秒 | イベント・大会


5月27日(日)ジョグトリップ「博多唐津ウルトラ」106km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
九州北部もまもなく梅雨入りしそうな(28日梅雨入りしました)季節となり、じめっと湿気が多い日が最近多くなってきました。また天気が良い日は気温も上がり、日中かなり暑い思いをする日が増えてきました。そんな中、ジョグトリップ「博多唐津ウルトラ」に参加して参りました。昨年の5月からジョグトリップへ参加し始めましたが、昨年はまだ100km超のウルトラを走るだけの自信がなかったため、この大会はパスしました。1年経ちその間何度かウルトラにも挑戦し、ゆっくりではありますが何とか自走できる体力と精神力が身についたと思い今年は参加させて頂くこととしました。

この博多唐津のコースは、普段通勤で通るルートも含まれており、また西の方(前原~唐津)も数え切れないほど何度も通ったことがあるルートです。しかしいつも車で通るばっかりで自分の脚で歩いたり走ったりしたことは数えるほどしかありません。今回は自分の脚で、しかも普段通らない深夜の時間帯を楽しみながら進めたらという気持ちで参加しました。

今回のスタートゴール地点は福岡市博多区にある「承天禅寺」というお寺の前です。博多駅から徒歩10分程度とジョグトリップでは珍しく街の中が発着地点となっております。23時より受付開始、0時スタートです。昨年までは1時スタートだったそうですが、106kmと100km+6kmという微妙な6km分の1時間を余裕持たせるために1時間繰り上げたとのことです。終わってみると、確かにこの6kmが曲者でした。疲れきった脚で市街地ど真ん中の6kmは本当に1時間位見ておく必要があると感じました。

福岡市内での大会という事もあり、自宅から西鉄バスで会場に向かいました。最寄のバス停で降り、向かっていると他の参加者数名と一緒になりました。「(受付は)こっちでいいのですよね」参加者の方から聞かれ自信たっぷりに「はい大丈夫です」と答え一緒に向かいました。ところが目的地に向かうと誰一人いません。全く気配がありません。おかしいな、まだ(主催者の)あみりん来ていないのかなぁ。あみりんに電話するととっくに来て受付開始しているとのこと、少し離れた所から「こっちこっち」と声が聞こえました。一本筋を間違えていたようです。思い込みは怖いですね。ちゃんとホームページに記載されてある説明を確認すべきでした。地元なので知ったかぶりして間違いないと勝手に思い込んでいました。


気を取り直し、受付を済ませます。荷物を預かってくれるのですが、「唐津城行き」と「この場所で預かり」の2つに置き場が別れています。一応往復がコースになっているのですが、片道の唐津城をゴールとしても大丈夫となっています。唐津城ゴールの場合は、唐津城でいつものように記念撮影をして下さいます。

今回も80人を越えるかなりの参加者が集まっています。今回の最遠来は千葉県千葉市から参加の方でした。ここ最近ずっと関西関東など遠方から参加の方がいらっしゃいます。私も逆に関東の大会に出てみたいぁと思いますがなかなか難しいでしょうね。


23時50分になり開会式が始まりました。深夜の街中という事もあり、あみりんも少し小声でしゃべります。本日誕生日を迎えられた方(狙って参加したわけでなく偶然だそうです)、3回目の参加の方が紹介されました。そうこうしているうちにスタートの0時となりました。
いつも通り「5・4・3・2・1はいスタートです」の少し小さめな掛け声のもと一同深夜の街へ飛び出して行きました。深夜のビル街を縫って走って行きます。こんな時間に集団で走っている光景は異様です。知らない人がみると何だろうときっと思うでしょう。博多と天神の間を流れている那珂川を渡ります。橋の上にはたくさんの屋台が出ておりとても賑やかです。


ここ何年も屋台には行っていないのですが、雰囲気がなんともいいですね。ついつい立ち寄りたくなりますが横目で見ながらスルーしていきます。



天神を抜け、いつも来ている大濠公園を過ぎ西新方向へと向かいます。ここは毎日通勤で通るルートです。朝晩はかなり交通量があるのですがさすがにひっそりとしています。


今日のルートは基本的に国道202号線を西進していくルートですので迷う事はありません。
直進なのですが、道路の右を通るか左側を通るか時折矢印で案内があります。
市街地を抜け郊外へとやってきました。生の松原を過ぎ、今宿まで来ると右手に海岸が見えてきます。最初のオアシス(エイド)に到着です。


本日最初のオアシス食は「かっぱ巻き」です。いつもながら梅味がきいて美味しいです。


復路も同じルートを帰ってくるため往路分と復路分の2種類のクーラーBOXが置いてあります。ここまで14km。ということは、帰りはここからゴールまで14kmオアシス無しか、ちょっときついなぁと早くも帰りの事が頭に浮かびました。(まぁコンビにはたくさんあるので何とでもなります)

日中は暑いですがこの時間帯は涼しく快適に走ることが出来ました。前原にある次のオアシスを目指して進んで行きます。


このあたりになるとだいぶ信号機の数も減って走りやすくなってきました。このブログを書いていて夜間の出来事をどのように表現するかということに迷います。夜間は写真を撮影する頻度が減少するからです。日中は気になった光景を写真に撮り掲載する事ができるのですが、夜間は撮影対象が少なく、また撮影できる範囲も限られてくるため、どうしても撮影枚数が減ってしまいます。という事で夜が明けるまではオアシス食位しか撮影対象がなく、つまらない記事になってしまい申し訳ありません。

さて話を戻して先へ進みます。福岡市を抜け糸島市にやってきました。未だに「糸島市」と呼ぶのに抵抗があります。古い人間なので「糸島郡前原町」の方がしっくりきます。

2番目のオアシス23km地点に到着です。私はいつも次のオアシスを目指して走るように心掛けています。残りあと80kmなどと考えると気が遠くなり嫌になるので次のオアシスまであと2kmもう少しだ頑張ろうという気持ちで走るようにしております。




オアシス食は「コーヒー大福」でした。ジョグトリップで出されるスイーツはどれも絶品です。オアシス食を楽しみに参加されている方も多いのではないでしょうか。ちゃんと立ち止まってゆっくり食べる事で休息を摂ることができるのも良い点だと思います。
小休止して先に進みます。ここまではいつもの顔なじみの○房さん、○串さん、○坂さんたちと一緒に走ってきましたが、いつもながらこの3人はとてもペースが速く、無理をしないようにとこの先は一人マイペースで進むこととしました。




国道と言えどもこの時間になると車もほとんど通りません。この先しばらくコンビニはなかったなと思い、深江駅先のセブンイレブンに立ち寄りトイレを借りました。次のオアシスはもう直ぐ先です。反対側の歩道を「ベルちゃん」が元気よく走り去って行きました。3番目のオアシス34km地点に到着しました。


オアシス食は「いなり寿司」いつも通り、お一人様2個。やっぱりいつ食べても美味しいです。ゆっくりくつろぎたいところですが、腰を据えると動きたくなくなってしまうので立ち上がって出発します。時刻は4時過を少し回ったあたりです。睡魔が襲います。走りながら時折ふらっとします。「気をつけて」と自分に言い聞かせながら走ります。

37km地点の辺りで左折するよう矢印が引かれています。ずっと海岸沿いの国道を走ってきたのですがここからちょっとした山道へと入って行きます。立花峠を越え旧唐津街道を進んで行くルートです。今回の大会は珍しくジョグトリップ名物の起伏がほとんどありません。この立花峠近辺が唯一の勾配箇所です。勾配と言っても最大で100mちょっとなのでやさしい方です。6kmほどアップダウンを繰り返し、山道を進んで行きます。


上り坂の途中で薄っすらと夜が明けてきました。遠くに海が見えます。他の方も立ち止まって写真を撮っています。いつもながら上り坂は大変ですが、上った先から見える景色が美しく感動します。
今まで国道かバイパスばかり通っていたため、このような街道があるとは知らず初めて通りました。田舎の風景を見るとなぜかホッとします。




峠も後半にさしかかったところで再び○房さんと○坂さんの背中が見えました。近づいて挨拶しようと追っかけますが、やはり早いのですこの2人は。とくに○房さん、上りはゆっくりなのですが、下りになると超早くあっという間に引き離されます。結局このあとの46kmオアシスまで追いつけませんでした。峠を抜け再び海岸線に戻ってきました。遠くに折り返し地点の唐津城が見えます。




始発電車が動き出しました。これでいつでもワープできます(笑)


4番目のオアシスに到着です。「野崎蒲鉾店」の軒先を開放して頂いております。


ここでのオアシス食は「コーヒープリン」でした。ひんやりつるっと喉越し良く美味しく頂きました。


隣のクーラーBOXには復路用として「魚ロッケ」と書いてあります。恐らくここの蒲鉾屋さんの商品でしょう。なんとなくどんな食材か想像つきましたが、実物は復路で寄った時の楽しみにとっておくことにします。

ひと息ついて折り返しの唐津城を目指します。あと7km程です。虹の松原のあたりから「フリーゾーン」となっています。そのまま県道を進んでも良いし、海岸を進んでも良いし、松原の中を進んでも構いません。(松原の中を行くと迷子になりそうになります)




せっかくなので海岸の砂浜を行くことにしました。ずーっと先まで砂浜が続いています。進めど進めど中々近づきません。砂に脚をとられて走り辛いです。結局唐津城手前のホテルのところまで砂浜を走ってきました。あとで聞くと大半の方は県道を選んだそうです。








この川を渡ると折り返しの唐津城到着です。


昨年の「唐津ダブルフル」を走った時もそうでしたが、唐津城が見えてからたどり着くまで長かったこと。早くも先頭ランナーが折り返してすれ違いました。お城の下にテントを張って休息所を準備してくれており、先着の何人かの方が休まれています。オアシス食の「押し寿司」を頂きます。




この「押し寿司」はウルトラの大会でしか見かけません。久しぶりに頂きます。ボリュームがあり、空きっ腹を満たしてくれました。少し長めの休憩を終え復路につきます。帰りは素直に県道の松原並木を通るルートを進みました。




時折他の参加者とすれ違います。「お疲れ様です」と声を掛け合います。50kmを越え脚に痛みが出てきましたが、まだ歩かずゆっくりではありますが走って進めます。先程の「野崎蒲鉾店」60kmオアシスにやってきました。


そしてオアシス食は例の「魚ロッケ」です。ジョグトリップ初の食材です。ありがたく2枚入り。


想像はしていました。決して嫌いな訳ではありません。が、ちょっと無理かも、こんなこともあろうかとバッグに忍ばせてあるジップロックを今日も取り出し、持ち帰りとさせて頂くこととしました。これは帰ってからビールのおつまみにしようと自分に言い聞かせて。

さて先に進みます。再び海岸線を進んで行くと最年長のお馴染み○永さんとすれ違いました。顔と腕に傷を負っています。出血は止まっていますが結構深い傷跡が痛々しいです。聞くと夜道で転んでしまったとのこと。ゴール後ご本人から聞いたのですが、このあと松原でも引っかかって転倒したそうで手の甲が青く腫れていました。翌日病院に行かれたそうですが大丈夫だったでしょうか。




再び立花峠への入口へとやってきました。実は折り返しの後、ここに来るまでの間ずっと考えていました。それは正規ルート(峠越え)を行くかショートカットして海岸線を進むかということを。海岸線を行けばきつい坂を走らずに済み時間距離も短縮されます。その選択をしようかと考えていましたが、「いやゴールしたあと絶対後悔する。このコースは1年に1回しか走れないのだから次回は正規ルートを行こうとしてもそれは1年後にしかかなわない。その間ずっと心残りな思いをするのだろうな」という思いが強まり正規ルート(峠越え)を行くこととしました。大したことではないかもしれませんが、今思うとやはり良かったです。




峠を下ると所々紫陽花が咲いていました。そういえばさっき大きなカタツムリも見ました。






福吉を過ぎ72km地点のオアシスに到着しました。オアシス食は「マーコットプリン」です。夏限定の逸品です。


この頃になるとだいぶ脚に痛みが出てきました。ウルトラを走ると毎回そうなのですが、走るのを止めて歩きに変えよう、そろそろ歩き走りしようという気持ちがやってきます。


まだもう少しは行けそう、80kmまでは歩かず進もうと言い聞かせゆっくり進んで行きました。この頃から時折赤信号で立ち止まることが増えてきました。元気なうちは信号にかかるのは嫌ですが、疲れてくると立止まる口実ができるので逆にラッキーと思えてしまします。
83km地点のオアシスに到着しました。地面に座り込み脚をマッサージして休みます。


オアシス食は「桃の水大福」これまた夏場限定で、一瞬梅の果実を思わせますが桃であるという不思議な美味しい大福です。


気温もぐんぐん上昇してきました。30℃に近いのではないでしょうか。次のオアシスまでに途中給水しないと持ちそうにありません。途中コンビニに立ち寄ろうと決めて出発しました。

歩きを交えないと進めない状態になっていましたので1.5km走って0.5km歩くを繰り返します。キロ8分半くらいで進みました。
途中セブンイレブンに立ち寄り水分補給します。この先冷たい飲料が飲めるようにとペットボトルの凍ったお茶も買いました。凍っているのですぐには飲めませんがこの暑さですので溶けるまでそれほど時間はかかりませんでした。


このあたりからずーっと3~4人の方と前に出たり後ろに下がったりを繰りかえしました。
同じような状態なので少し走っては歩くの繰り返しでどちらかが歩き始めたら追いついてしまうのです。こんなことを10数回繰り返したでしょうか。




12時半頃、92kmのオアシスへ到着しました。喉がからからで水、お茶、コーラと一通り頂きます。オアシス食は「ミニトマト」平戸産です。




「お一人3個」でなく「3個以上OK」と書いてあります。食欲はあまりなかったのですが、いつもこのトマトは入ります。5~6個頂きました。


さあ後はゴールまで約14kmです。日常生活で馴染みが深い景色へと変わってきました。
不思議と少し元気が出て3kmくらい歩かず続けて走ることができました。
いつも週末走る室見川を渡ります。


西新までやってきました。


いつも仕事帰りに立ち寄る大濠公園を過ぎます。


天神を抜けて行きます。あと2kmもうすぐゴールです。


福岡市赤煉瓦文化館(旧日本生命保険株式会社九州支店)です。




長い信号に掛かりそうになったので右折し一本隣の道を進みました。博多座の前を過ぎ大博通りへと出ました。


14時15分無事ゴールすることができました。長かった道のりでしたが最後まで自分の脚で辿りつくことができました。


いつも通り記念撮影をして頂き、参加者の声を述べました。


あみりんの奥さんも手伝いで来られていました。オアシスの数が多かったのでこれから撤収に回るとのことです。せっかくのお休みの日なのにありがとうございました。

今回印象深かったのは、通勤で通いなれた街中を深夜の時間帯に走り、普段とは違った光景を見ることができたこと、久しぶりに見た屋台は新鮮に映りました。また夜明けを向かえ次第に明るくなっていく中、山の途中から見えた海がとても綺麗でした。虹の松原も印象的でした。
その後、約2時間他の参加者たちと歓談を楽しみ帰路につきました。ところでF房さん無事戻ってこられましたでしょうか。(いつも早く戻って来られるのに今回遅く、途中までご一緒されていた○串さん、○坂さんに聞いたところ、途中で「ぶっちぎられました、えっまだ帰って来ていないのですか?」と。)結果ご存知の方、教えてください。

反省点として2点、
①夜間走行のライト
 簡易的なクリップで留めるものしか装備しなかったため、暗くて山道は足元が不安でした。重たくてもちゃんとしたヘッドライトが必需品だと感じました。

②事前確認
 勝手な思い込みで集合場所をいきなり間違えました。ホームページに詳しく丁寧に案内が記載されていますので、ちゃんと確認するよう気をつけます。

今後の予定は、6月10日のジョグトリップ「唐津鷹島54㎞」に参加します。17日は熊本県美里町にある日本一の石段3,333段を駆け登る「白龍走」に申し込んでいます。(どうなることやら…)27日のジョグトリップ「伊万里平戸ウルトラ」はまだ申し込みしていませんが、参加予定です。
あっその前に6月2日(土)大濠公園でひまわりの種まきをします。詳細はジョグトリップフェイスブック内のイベント情報をご覧下さい。当日はあみりんも来て下さいます。夕方からは「一杯やりましょう」となっています。これも同イベント情報をご覧下さい。
お時間ある方、夕方からだけでもご一緒いかがですか。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、長い時間留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…106km
本日までの5月度累計走行距離…522km

第3回水と緑の久留米マラソン大会

2018年05月23日 18時25分15秒 | イベント・大会


5月20日(日)久留米筑後川河川敷で行われた「第3回水と緑の久留米マラソン大会」に参加してきました。その様子をちょこっとレポートします。


ここ最近はマラソン大会、イベントといえば「ジョグトリップ」ばかり参加している状況が続いていましたが、久しぶりに地域のイベント大会に参加しました。


きっかけはジョグトリップでもお馴染みの「久留米のかっぱ先生」こと中島さんが“久留米走ろう会”の会長を務められており、今年1月ジョグトリップ「やまづとの道」に参加した際、今回のマラソン大会の紹介がありチラシを頂いておりました。5月の気候がよい中、筑後川を走ったら気持ちいいだろうなと思い申し込みしました。大会のテーマ「安・近・短・楽(参加費安い!会場近い! 距離短い!楽しい!)」の通り気軽な気持ちで参加しました。10マイルと5マイルの2部門が設定されており、参加料は10マイルが1,000円、5マイルが500円と格安です。中島会長曰く日本で一番安いマラソン大会を目指しているとのことでした。さすがにその料金で参加賞はありませんが、久留米走ろう会のメンバー約50名による温かいおもてなしを頂きました。




多少風が吹いているものの晴天の下、参加者一同会場に集合し開会式が行われました。
本日の参加者は10マイル部門が約60名、5マイル部門が約20名ほどです。
いつもお世話になっているジョグトリップ主催者の“あみりん”も参加しています。


昨年は10マイルのみだったそうですが、途中でショートカットして折り返してくる方が何人かおり、トップランナーたちと同じタイミングでゴールに戻ってくるので順位が分からなくなってしまったとのこと。(時間計測と順位測定は基本しないのですが、参考に上位10名だけは記録をとるそうです)それで今年は5マイル部門を設定したそうです。
「ショートカットして手前で折り返していただいても結構です。但し、10位以内ではゴールしないで下さい。10人以上に抜かれたことを確認してゴールしてください(笑)」説明がありました。


スタート時間の9時30分となり、「よーいスタート」の合図のもと一同元気よくスタートしていきました。最近ジョグトリップでゆるゆるスタートばかりだったため、最初から気合を入れて走るのは久しぶりです。順位や記録は計測しないといっても周りはスピードを上げて走っています。昨年秋にここを走ったときは水害の影響が残り所々土砂の堆積や水溜りがあったのですが、現在は全く影響がなく綺麗になっています。まもなく梅雨の時期を迎えますが昨年みたいな被害がでないことを願います。
2km位走ると集団がばらけてきました。中間辺りをキープして進みます。キロ5分前半くらいのペースです。びっくりしたのが(すみません)“あみりん”が前を走っており追いつく事ができません。競争しているわけではないのですが、差が縮まりません。
3km地点の給水所でようやく追いつきました。「早いですねぇ」声をかけるとニコニコしておられます。このあと、私とあみりんは、ほぼ同じ位置をキープしながら走りました。
8km地点で折り返すのですが、その手前7km地点で先頭ランナーとすれ違いました。


折り返します。折り返してすぐあみりんとすれ違いました。



往路は向かい風でしたが、復路は追い風となり走りやすいです。しかし気温が上がってきてかなり暑くなってきました。途中途中のエイドで給水しながらゴールを目指します。
時折後ろを振り返ると、あみりんがいます。結局ゴールまでお互い同じようなペースで進みそのままゴールしました。
記念に順位カードを頂きました。22位です。平均ペースは5分30秒位だったでしょうか。


最近スピード練習をしていないので早く走ることに対して体がついていきません。たぶん今の状態だったらフルマラソンで4時間切れないだろうなぁ。
ゴールして30秒後くらいにあみりんがやってきました。満面の笑みでゴールです。




かなり調子がよかったと満足されておられました。おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。さすがやる時はやる男を感じさせて下さいました。

その後は冷たいドリンクや冷やしぜんざいを振舞って頂き美味しく頂きました。ぜんざいはよく冷えていて美味しくお替りを頂きました。


会長のカッパ先生と記念撮影して頂きました。


しばらく他の参加者たちと歓談し、あみりんたちと一緒に昼ごはんを食べ帰路につきました。こじんまりとした大会ですが、手作り感満載で、会員の方々におもてなしをして頂き楽しく過ごすことができました。


久留米走ろう会の皆様、ご一緒させていただきました皆様どうもありがとうございました。
そしていつもながら、家族の皆、今日も好き勝手やってすみませんありがとう。

次週(5月27日)はジョグトリップ博多唐津ウルトラ106kmに参加します。3月の大村湾一周ウルトラ以来の100km超です。どこまで進めるか分かりませんが、いろんな誘惑に負けず頑張りたいと思います。

本日の走行距離…16km
本日までの5月度累計走行距離…331km

ジョグトリップinあづち大島 (2018年度)

2018年05月16日 07時08分10秒 | イベント・大会


5月13日(日)ジョグトリップ「あづち大島?」35km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。
今年のGWは天候に恵まれ、あちらこちらで賑わいを見せていました。私も初めて「橘湾岸ウルトラマラニック」に参加し、きついながらも皆様の応援で勇気を頂き完走することができました。
楽しかった連休もあっという間に過ぎ、いつもの日常生活に戻りました。
そんな中、ジョグトリップ「あづち大島」に参加して参りました。昨年5月にジョグトリップへ初参加したのがこの「あづち大島」で、ちょうど1周年を迎えました。
1年前の記憶が蘇ります。青空の下、フェリーで島に渡り、綺麗な海を眺めながら、のどかな島を走りました。鮮明に覚えています。あれから早くも1年が経ち再び島を走って参りました。
となる予定でしたが本日はあいにくの雨模様です。日中かなり激しく雨が降るとの予報が出ており、大会前日に主催者のあみりんから次の連絡がありました。
「明日13日は雷をともなう大雨の予報となっており安全確保が困難と思われますので、徒歩による平戸市内観光イベントに変更いたします。皆様のご期待に沿うことができませんでしたこと、深くお詫び致します。」

今年も青空の下、走りたいなと思っていましたが、天候には逆らえませんので仕方ありません。ということで、今回は平戸市内観光を楽しんできましたのでその様子を少しレポートします。

平戸観光案内所に8時集合し、8時半出発11時頃ゴール?(帰着)予定です。NPO法人平戸ウェルカムガイドの方が同行して観光案内してくださいます。
一ヶ月ほど前(4月15日)に「平戸古地図ウォーク」に参加し、主だった所は廻ったのですが、今回新たな発見を求め、また雨の情景を楽しみながら観光したいと思います。
前回の古地図ウォーク時と同様に車を少し離れた平戸大橋公園駐車場へ停めました。


集合場所の観光案内所までは30分くらい歩かなければなりませんが、無料で停められること、またせっかくなので途中の景色も楽しみたいという思いから平戸大橋に停め歩いて向かうこととしました。
今のところまだ雨は降っていませんが、今にも降ってきそうな空模様です。
亀岡神社へ入り、平戸城の横を通って会場へ向かいます。






途中立止まって写真を撮りながらゆっくりと向かい40分くらいで到着しました。


いつも通り受付をしてゼッケンをもらいました。エコカップのエコポイントもつきます。
元々40数名申し込みがあったのですが、あいにくの天気で辞退された方も多く、今日は16名の参加となりました。
いつもお馴染みの“ひでさん”“T永さん”“もうとん(○池)さん”もご一緒させていただきます。

8時半になり出発します。ジョグトリップ主催者の“あみりん”と本日案内をして頂きますNPO法人平戸ウェルカムガイドの“久間”さんです。




名前は“くま”ですが噛み付いたりしませんので安心して下さいと笑いを取っていました。
平戸出身で関西で長年仕事をされたのち戻ってこられたそうで、時折関西弁が混じるガイドをして頂きました。





まずは平戸城に向かいます。平戸城は周りが海に囲まれているため、お堀がない珍しいお城とのことです。






森酒造の酒蔵開きが行われていました。帰りに寄ってお土産にしようかなぁ。


「寺院と教会が見える風景」と看板が立っています。


なるほど、珍しい光景です。平戸を象徴する光景で平戸市を紹介する番組などでよく用いられる光景とのことです。

平戸ザビエル記念教会にやって来ました。




禁教が解けて信徒が住むようになり1931年大天使聖ミカエルに捧げた教会が建てられ、献堂40年にザビエル像を建て、「平戸ザビエル記念聖堂」とよばれるようになったとのことです。
普通は左右対称の造りにするのですが、この教会は作製費が不足し左右では少し造りが異なっています。確かに向かって左側には△の建物がありますが、右側にはありません。

大ソテツの木です。


六角井戸です。


松浦史料博物館の横を通り崎方公園へ向かって上って行きます。




三浦按針のお墓です。


三浦按針(1564年9月24日~1620年5月16日)は、戦国末期・江戸初期に徳川家康に仕えたイングランド人航海士で、旗本となった際に家康から与えられた名前だそうです。
姓の「三浦」は領地のある三浦半島に由来し、名の「按針」には水先案内人としての意味が含まれているそうです。

オランダ壁の跡が店の中にそのまま残されており不思議な光景でした。


一通り観光を終え戻ってきました。途中雨で写真に収めることができませんでしたが、今まで写真で紹介したところ以外にも見どころはたくさんありました。




おみやげで本来であればオアシス食であった「かっぱ寿司」「稲荷ずし」今シーズン初登場の「桃の水大福」を頂きました。




今回参加を辞退された方も多かったので、それぞれいつもの倍の数を頂きました。

ちょうどお昼時なので頂いたオアシス食を昼食としてあみりん達と一緒に頂きました。
食事しながら色々お話していた中で会話に上がったいくつか情報です。
まず、今回は「的山(あづち)大島」でしたが、的山大島のすぐ手前に「度(たく)島」があります。面積3.5km平方メートル、人口約800人の小さな島です。島を1週すると約10kmだそうです。平戸観光協会の方からぜひこの「度島」でジョグトリップを開催してはいかがだろうかと提案があったそうです。早速近日あみりんが現地を訪れ視察するそうです。1週10kmのため2~3週してはどうか、ランニングだけでなく自転車(ママチャリ)を持ち込んでラン&バイクはどうだろうかなど色々案が出ています。恐らく近いうちに発表があると思います。

次に話題となったのが8月に開催される「生月島」のことです。私も昨年参加しました。
真夏の早朝スタートし20kmを涼しい時間帯に走ろうという大会なのですが、この20kmのコース上には見どころの一つである「大バエ灯台」が含まれていません。灯台まで行かず手前を周回するコースになっています。昨年私はせっかくだからと脚を伸ばし大バエ灯台まで行ってきました。往復でプラス約10km、合計約30kmになります。やはり生月島の見どころの一つであり、参加者たちも大会終了後に自家用車で訪れていました。それとせっかく生月まで来て走るのだから20kmでは物足りない気もします。
それであれば最初からコースに入れ込んで30kmの大会にしたらと提案しました。
あみりん曰く、灯台までの往復ルートが面白みに欠けるのでどうかなぁとのことでしたが、検討してみようと言って頂けました。ひょっとしたら今年は20kmでなく30kmの大会になるかもしれません。

それともう一つ。もう既にジョグトリップのフェイスブックページで紹介頂いておりますが、福岡市の大濠公園で毎年行われているイベントの「ひまわり育成」をジョグトリップとして参加したらどうだろうかと相談しました。いや相談でなく事後報告です。すみません(笑)どういうことかと言いますと、私は普段仕事帰りに大濠公園をJogすることが多く週に2~3回立ち寄っています。よく行かれる方はご存知かと思いますが、毎年春の時期にはチューリップ、夏にひまわりが公園を一周取り囲むように花壇に植えられています。


これらは公園管理者が植えているものではなく、一般から希望者を募り約70区画程を無料で貸出してくれます。1区画は1坪程度の小さなスペースですが、毎年保育園や学校、企業や団体、友達同士や家族などで育てており、時期になると立派な花が咲き乱れ楽しませてくれます。
私もいいな、いつか自分でもやってみたいなと前から思っていました。最初個人で申し込もうと思ったのですが、そうだジョグトリップで申し込めばジョグトリッパーの仲間達もひょっとしたら気付いてくれるかも知れない、と思い花壇に掲示するネーム看板を「ジョグトリップ」でお願いしますと申込みました。
そのことをあみりんにお話しすると、あみりんも了解賛同してくださり、それではイベントとして呼びかけるので皆で種まきをやりましょうとなりました。種まき期間は6月1日から14日までと決められており、その間であみりんも参加できて、また皆さんもできるだけ集まりやすいようにと6月2日(土)10時から種まきをすることとしました。(悪天時は翌3日を予定)私も初めてのことなので詳しい要領がわかりませんが、とりあえず種まきの前日に管理事務所へ種を受け取りに行きます。そこで花壇の場所が具体的に分かりますので、分かり次第お知らせさせて頂きます。
順調にいけば7月下旬から8月上旬にかけて立派なひまわりが咲いてくれることと思います。


以上のようなことを昼食を食べながら雑談し、それぞれ帰路につきました。
今回はあいにくの悪天候で「あづち大島」現地を走ることはできませんでしたが、改めて平戸の歴史と風景に触れることができ、専門のガイドの方からお話を聞け再発見がありました。また新規大会開催やイベント開催に向けて新たな情報を交換し合えたのが良かったと思います。
ジョグトリップに参加してちょうど1年経ちました。たくさんの仲間もできました。またジョグトリップ自体を我々参加者たちが作っていくことができるという楽しみを感じています。これからも出来る範囲で参加して、より良い大会を一緒に作り上げるお手伝いができればと思います。

今後の予定は、来週5月20日に“かっぱ先生”が会長を務める久留米走ろう会主催の「水と緑のマラソン大会10マイル」に参加し、翌27日ジョグトリップ「博多唐津ウルトラ106㎞」に参加予定です。あと6月10日の「唐津鷹島54㎞」も申込みしています。それ以降は体調と相談しながら決めていきたいと思います。

余談ですが、帰る途中に見覚えのある「のぼり旗」を見つけました。
まず、「牛」さん


次に「羊」さん


そしてお馴染み「とりたん」です。


こういうことだったのですね。某精肉屋さんに並んで立っていました。「とりたん」はここで誕生したのですね。

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日もありがとうございました」
「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」


本日の走行(歩行)距離…4km+10km
本日までの5月度累計走行距離…233km

2018年春の橘湾岸スーパーマラニックM80km

2018年05月08日 06時32分50秒 | イベント・大会


5月5日(土)橘湾岸スーパーマラニックに参加して参りました。
橘湾岸スーパーマラニックへは初めての参加となります。部門はM80kmです。きっかけはジョグトリップに参加しておられるベテランランナーのほとんどの方がこの橘湾岸に何度も参加されており、必ずと言って良いほど話題にあがります。そんなに皆を惹きつける魅力がある大会なのか、一度参加してみたいなという思いから参加を申し込みました。申し込みにあたってどの部門を申し込むか考えました。S55kmは少し物足りないかなぁ、L173kmは未知の距離で体力的にも不安がありました。初参加でもありますし、順を追ってからという思いと何とか体力的にも頑張れるのではないかという思いからM80kmに参加を決めました。
大会ホームページのコース案内にはM80kmは阿蘇カルデラ100kmに匹敵するアップダウンが大変なハードなコースであると記載されています。3年前に阿蘇カルデラで膝を痛め暫く走ることができなくなった記憶が蘇ります。この1年間、ジョグトリップに多数参加して山道をこなしてきました。途中とても走って上れない急坂もありましたが、おかげでゆっくりではありますが走って上りきることができ、何とか無事完走することができました。
それでは大会の様子を少しだけレポートします。

受付スタート地点は長崎市の江戸町公園前の出島表門橋です。朝5時スタートのため深夜に福岡市の自宅を出発し、自家用車で向かい4時少し前に会場に到着しました。




数名の方がスタート地点に集まり主催者からの説明を受けていました。同じM80kmに出走するアーリースタートされる方たちです。その中のひとりにジョグトリップでもお馴染みの“あみりん”もいらっしゃいます。「おはようございます、頑張ってください」と声をかけ、4時にスタートして行かれました。


受付を済ませてスタート時間まで待機します。天気は晴れ、気温は13度くらいでしょうか少し肌寒いです。日中は23度位まで上昇し暑くなるとの予報です。


スタート時間の10分前になり、スタート地点に並びます。するとジョグトリップでいつもご一緒させていただいている小郡市のS田さんが声をかけてくれました。参加されていることを知らなかったので嬉しびっくりでした。このM部門は約130人の方が参加されています。中には昨日の萩往還を走られてこの大会に参加されている方もおられ、私にはとうてい理解不能です(笑)


定刻の5時になりスタートです。暫くは街の中を進んでいきます。私は全くコースが分からないので先行される方の後を着いていくこととします。でもジョグトリップと同様、曲がり角など要所では白線矢印が引いてありますので初めてでも大丈夫そうです。


暫く進むと早速本日最初の上り坂へと入っていきました。だいぶ上ってきました眼下に港が見えます。


女神大橋へやってきました。名前は聞いたことありますが実際に来たのは初めてです。


壮大な橋に朝日が降り注ぎとても美しい姿を見せてくれています。他の方々も立止まって写真を撮っています。




橋を渡り終えたところにエイドがありました。水分補給し先に進みます。


16.2km最初のチェックポイント「鍋冠山公園展望台」にやってきました。眼下にいかにも長崎といった光景が広がっています。




上り坂はつらいですが、上りきったあと広がる景色にいつも元気をもらいます。景色が良いのでお互いに写真を撮りあったりします。
チェックシートにパンチし先に進んでいきます。




長崎は本当に坂が多く生活している人は大変だろうなぁと思います。


途中急激な坂を下っていきます。上りでなくて良かった。


坂を下りきった21km地点あたりでしょうか、前方に見覚えのあるシャツを着た後ろ姿が見えます。“あみりん”でした。ゆっくりゆっくり進んでおられます。30km~40kmで追いつけるかなぁと考えていたので、意外と早く再会しびっくりでした(笑)


そのすぐ後2番目のチェックポイント24km地点の茂木支所エイドに到着です。
温かいお粥を頂き、水分補給して先に向かいます。


しばらく海岸沿いのアップダウンを進んでいきます。
このあたりからE部門やL部門の方を見受けるようになってきました。




37.2km日見公園エイドに到着です。最初気づかず通り過ぎてしまうところでしたが声をかけて頂き立寄ることができました。


たくさんのランナーが休憩しています。椅子に座っている見覚えのある女性の方がいらっしゃいます。「たえこ」さんです。L部門に参加しておられます。近づいて挨拶しました。しかしあまり元気がありません。ここでリタイヤすると言われました。膝に絆創膏が何枚も貼ってあります。転んだのですか?聞いてみると側溝に落ちたとのこと。夜間暗い中地図を見ながら歩いていたところ足を踏み外して側溝に落下してしまい怪我をしたそうです。手も擦りむいており痛々しいです。まだ時間はたっぷりとあるのに残念です。たえこさんご自身が一番残念だと思います。参加部門こそは異なりますが、たえこさんの分も頑張って走ってゴールしようと思いました。


小休止を終え先に進んでいきます。前にも後にも他の方が見えなくなりました。ジョグトリップだとだいたいこんな感じになるので気にせず進みました。しかし途中で細い山道が現れ、その手前にも矢印が引かれていません。立止まりルートマップを取り出し確認しました。ルートマップによると正しくは国道251号線を矢上大橋に向かうルートになっています。
ガソリンスタンドの方に矢上大橋の方向を教えてもらい引き返しました。あとで確認したら矢上大橋に入る交差点を直進してしまったようです。おかげで往復3km程余分に走りました(笑)気を取り直して正規ルートを進んでいきます。

橘湾の素晴らしい景色を見ながら引き続きアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。


45.8km飯盛峠のチェックポイントまで来ました。ようやくコースの半分を超えました。


E・L・M・S各コースのランナーが混じって休息します。気温もかなり上昇してきました。しっかり水分を補給します。

この先から名物のじゃがいも畑の光景が広がります。




厳しい上り坂が続きます。


ポテト元気君が手を振って応援してくれています。




この先のエイドで杏仁とうふを頂き元気をもらい後半戦に向かっていきます。

今日はこどもの日ですね。こいのぼりが青空に映えます。


60km手前あたりでしょうか、ジョグトリップで度々ご一緒させていただく北九州市のT永さんにお会いしました。御歳82歳。頭が下がります。


いつもやさしい笑顔でしっかりとした足どりで前へ前へと進んでおられます。ゼッケンのコメント欄にシルバーマークを貼っているのが、ちゃめっけを感じさせます。本日はT永さんはじめ、ジョグトリップ等で顔見知りになった10数名の方と途中お会いしお互いの健闘をたたえました。

国道を逸れ山道へ進んでいきます。ジョグトリップを想わせる道を進んでいきます。


唐比温泉センター前エイドで美味しいお餅を頂きました。


唐比漁港を抜け、愛野海岸を進みます。日差しを遮るものは何もありせん。ひたすら海岸沿いを雲仙方向へ進んでいきます。暑さはありますがそれ以上に雄大な光景に感激します。




途中、コーセー先生がエイドを出して頂いておりました。さすがコーセー先生ランナーの気持ちが分かっておられる、永遠と続くシーサイドに現れた正に“オアシス”です。


ここで偶然“あいあい”さんにお会いしました。L173kmにご夫婦で参加されておられます。が、お父さん(ご主人様)は見当たりません。まぁ大体の想像はつきます(笑)

ようやく海岸を抜けました。70.9kmの千々石集会所エイドに到着です。




冷やしぜんざいを振舞ってくれました。腰を下ろし休んでいると見覚えのあるイラストが目に映りました。たえこさんの「てくてく犬」ではありませんか。以前ボラをされた際に描かれたのでしょうか。思いがけないサプライズでした。


残り約10km、最後くらい優しくしてねと思いますが、そうは問屋がおろしません。
急激な坂を上っていきます。膝に手をあてがうようにしてハァハァいいながら上っていきます。「崖の上のポニョ」を想わせる港町の光景。坂はきつく、住んでおられる方も何かと大変とは思いますがとても風情があり私の大好きな光景のひとつです。


山道を下り小浜へやってきました。さぁいよいよラストです。自分にあと少し頑張れと言い聞かせながらヨチヨチと進みます。





残り1kmで子供たちが頑張ってと声をかけてくれました。ゴールはすぐ目の前です。


既にゴールされて戻られる方、またゴール直前に拍手で迎えてくれる方に称えられラストスパートをできるだけの笑顔で進みました。
なるほど、こういうことか。それは1万人クラスのマラソン大会では決して味わうことができない、一人ひとりを思いやり、ねぎらう暖かさです。正にこの瞬間があるからみんな頑張れるんだと感じました。

無事ゴールを迎えました。正式には一人ずつゴールテープを切る姿を写真に撮って完走状と一緒に後日送ってくれるそうです。




ゴールされたみんなやり遂げた達成のある表情をしています。美しいです。


お互い笑顔で声をかけ労います。


周りの方から「次回はL部門だね、その走力があれば大丈夫」と言われます。より遠くへより長い時間へ自分の限界に挑戦してみたいという気持ちはあるのですが、片方で苦しみに耐えられず途中でリタイアしてしまうのではという“恐れ”があります。
ウルトラを走るには走力以上に強い精神力(どういう結果になろうと、無理だとは分かっていても最後の最後まで1歩でも前へ進む気力)が携わっていないと完踏できないと思います。またそれだけ長い時間に集中できるよう仕事や私生活も調整しなければなりません。走っている途中で携帯が鳴るのは嫌ですからね。
多かれ少なかれ皆さん同じ状況だと思います。次回は大会参加以前にその辺を整理しないとL部門参加は難しいと思います。


今回参加して感じたことは「暖かみ」があることと「よくできたコース」だなぁということ、そして「勇気」を与えてもらったことです。たくさんの方が私設エイド含め飲料や食料を準備して頂き、直射日光が射す中、潤いを与えてくれましたことに感謝します。またコースもいかにも坂の街長崎を象徴するルートでアップダウンはきつかったですが、その分上った先からの光景は素晴らしいものでした。そして何より、各部門の方がほぼ同じ時間帯にゴール前で合流し、労いあい次の一歩を踏み出す姿に一番感銘を受けました。特にL部門やE部門の方の後ろ姿に出くわすたび、一人ひとりが神様に見えました。
今回初参加して、この橘湾岸や萩往還へ毎回参加される方の気持ちが少しだけ分かったような気がしました。

その後暫くの間、次々ゴールされる方たちを沿道から声を掛け拍手して出迎えました。
17時20分に大会が準備してくれた長崎市内行きのバスに乗り皆さんに手を振り別れを惜しみながら帰路につきました。


最後になりますが、大会を運営して頂いたスタッフの皆様、ご一緒して頂きましたランナーの皆様、心温まるエイドを出して下さいました方々どうもありがとうございました。
家族へ今回も留守して好き勝手やってすみませんでした。そしてありがとうございました。

次は1週間後の5月13日にジョグトリップ「あづち大島」35kmに参加予定です。

本日の走行距離…約80km
本日までの5月度累計走行距離…146km

2018年4月総括

2018年05月03日 07時47分09秒 | ジョギング


4月度月間走行距離】
 439km

【参加した大会やイベント】 
・4月8日  ジョグトリップ「陶芸の里めぐり」64km
・4月15日 ジョグトリップ「平戸古地図ウォーク」
・4月22日 ジョグトリップ「九十九島ウルトラ」100km※
・4月29日 ジョグトリップ「ダイゴ松浦フル」42km
 ※22日の九十九島ウルトラは会場に行きましたが実際は1kmしか走っていません。

【振り返り】
今年も早いものであっという間に4月が過ぎ去りました。
全般的に天候にも恵まれ、月初めは桜が咲き乱れ、中旬にはあちこちでツツジが綺麗な姿を見せてくれて楽しませてくれました。
寒いのが苦手な私は冬が去り、春のぽかぽか陽気をうれしく感じております。
あちこちで開催されてきたマラソン大会等の公式大会も一旦シーズンオフを向かえ、来シーズンに向け皆様トレーニングに励まれることと思います。
結局今シーズンは公式大会への出場はゼロで、ほぼジョグトリップオンリーで過ごしたシーズンでした。
来期はせめて1回は公式大会へ出たいと思い、今秋の福岡マラソンへは一応申し込みはしましたが、果たして抽選結果はどうなることでしょうか。

そんな中、4月もジョグトリップへ参加してまいりました。
まず、8日の「陶芸の里めぐり」です。当日朝はかなり冷え込みましたが、天気も良く日中は気温も上がり快適でした。
ソメイヨシノはほぼ散ってしまっていましたが、八重桜があちこちで見事に咲いていました。
また陶芸の里というだけあって波佐見や有田の伝統ある窯元やお店に立ち寄り、楽しいひと時を過ごす事ができました。
今までは観光地に行くといえば車で行くのが一般的でしたが、このようにゆっくりとJogや歩きながらだと今まで気付かなかった街並みや光景など新たな発見ができ楽しみも増えます。


続きまして15日に開催されました「平戸古地図ウォーク」です。ジョグトリップ初めての試みのウォーキング大会でした。
古地図を片手に平戸の街並みが昔と現在とでどのように変化したかを歩きながら肌で感じようというイベントです。
主催者の“あみりん”がガイド役として要所要所で歴史や経緯などを説明して下さり、約2時間かけて平戸の中心地を散策しました。
平戸の歴史に触れることができ楽しい時間を過ごすことができました。
またこの日は平戸市観光協会の方と長崎新聞の方も同行して頂き、後日様子を新聞に掲載して頂きました。
その際恥ずかしながら参加者を代表して感想を述べ記述して頂きました。
今秋に第2回目を予定しているとのことで、まだまだ見どころがたくさんある平戸の地を探索したいと思います。


次に22日の「九十九島ウルトラ」です。実はDNSとなってしまいました。
参加する予定で準備を進めていたのですが、当日私生活でちょっとした問題が発生し、急遽不参加の連絡をしました。
しかし、走ることはできなくても大会の雰囲気や皆さんの顔が見たくなり、急遽翌23日お昼前に会場の佐世保駅へ向かうこととしました。
11時半に到着し、ゴール待ち受け時間までまだ時間があり、さてどうしたものかと考えました。そうだわずかでも走って参加を認めてもらおうと思い、
駅の近辺を1km走り99kmワープしたこととしました。このように無理やりですが参加を認めてもらい、一応いつものゴール後の記念撮影もしてもらいました。
後味が悪いですが自分の責任ですから仕方ありません。来年リベンジを果たしたいと思います。


そして最後は29日の「ダイゴ松浦フル」です。ダイゴを走るのは昨年10月以来です。
昨年10月の時は台風直後で強風の中を走り、また途中でコースを間違うというアクシデントがありました。今回はうって変わって最高の天気です。
今回こそはコースを間違えることなく先後まで本来のダイゴを楽しみながら走りたいと思って参加しました。おかげさまで無事完走することができました。
ダイゴのコースは42kmと距離こそ普通なのですが、川あり、山あり、海あり、展望台からの空ありとジョグトリップを象徴したようなコース設定で気に入っています。
山もそこそこのアップダウンがあり走り応えがあります。
今回もカメラを片手に持ち途中の景色や様子を撮影しながら走りました。
先のブログにその写真を掲載したところ、見ていただいた“あみりん”からジョグトリップホームページのカバー写真に使用したいと申し出があり、快く承諾させて頂きました。
実は他にも複数枚、私が撮影した写真を使用して頂いており、今回も使ってもらえたらなぁと少し意識していたところでした。
こうやって写真を使って頂けると、ただ単に走るだけの参加ではなく、一緒にジョグトリップという大会を手作りしている気分になれ、とても嬉しく感じます。


さて4月が終了し5月に突入です。5月の予定は、まず5日に橘湾岸80kmに初参加させて頂きます。目標は同部門をアーリースタートされる“あみりん”に追いつき追い越せです。(笑)
そして13日にジョグトリップ「あづち大島35km」に参加を申し込んでいます。この大会は昨年初めてジョグトリップに参加した大会でとても思い出深い大会です。
今年も天気が良い事を願います。その次は20日に久留米で開催される「水と緑のマラソン大会10マイル」に出ます。
ジョグトリップでもお馴染みの久留米の“カッパ先生”が会長を務めておられる「久留米走ろう会」主催の大会です。
そして最後に27日のジョグトリップ「博多唐津ウルトラ106km」に参加予定です。まだ申込みしていませんが体調を見ながら決めたいと思います。
5月もあいかわらず毎週イベント参加を予定しています。
ジョグトリップも1回転(1年)経ちますので2回転(2年)目は何か違う楽しみを探して無理のない範囲で参加していきたいと思います。