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児童相談所担当職員と亀裂

2020年11月24日 | 子育て

子供が児童相談所に一時保護になり、アレから7週間が経過した。

7週間の間に子供から2通の手紙をもらった。書いてあることは当たり障りのない「おげんきですか、げんきです」といった具合のなんとも味気ない手紙だ。小学2、3年生の書く手紙なんてこんなものなのだろうか。

親のひいき目でなく、うちの子が書いた文章ではないような、指示されて書き直させられ、それは書いてはいけないよ、と言われながら書いたのではないか、と疑いたくなるくらいの手紙。

手紙は児童相談所の職員がわざわざ持ってくる。タイムラグがある。その間わたしが書いた手紙は内容がそぐわないので渡せないという連絡があった。だったら送り返してくれ、と伝え送り返してもらった。

なので、子供は「おへんじください」と書いているが、児童相談所の職員によって渡す渡さないの判断がされるので私が手紙を全く無視していると子供に思われているのかもしれない。

だったら悲しい。

苦しくて、もう死んだほうがいいんじゃないか、子供を殺したほうがいいんじゃないか、というところに追い詰められ、精神科にももう2年以上通って、相談できるところには相談してもなにもなかった。話を聞いてはくれる場所ではあったけれど、なんの助けの手もの私たちには差し伸べられなかった。話を聞くことしかできませんが、と何度言われただろう。何度同じ話を繰り返ししてきただろう。気持ちはすり減る、なにが正常なのかの判断もつかず、死にたいと願いながら子供と接していた最も苦しかった時は何も児童相談所は相談しても動かなかったんです。

詳細書くのが面倒くさいので誤解を生むだろうが、子供を拘束したって、暴言を吐いてしまったと言っても、なにもなっかたのに。

7週間前学校からの児相への通報で一時保護になった。学校では児童相談所職員と子供だけで話す時間があって、そこには教職員は立ち会うことはなかったそうで、だからどのように口説かれ連れられて行ったのか、わからないのです。でも考えてみて、おかしくない? なぜ立会人をたてないの? 本人たちがどういった話で納得して一時保護になったのかの説明を求めても教えてもらえないの。だから、大人のずるい口車に乗せられたのかもしてないって考えたりする。

子供らが家に帰りたくないって言っているならそれはそれで仕方がないのだけれど、そういう子供たちが今どういったことを思い考え悩んでいるのかについて、具体的な話は報告されない。そうやって7週間が経過した。

先週、児童相談所職員と亀裂が生じたのは確かで、わたしはいくら子供のため、子供と早く会いたいからと言ってこびへつらうような真似は絶対したくないと思った。先週の面談のことだ。担当職員がやってきて子供を返すにあたってこのような環境を整えてもらえないと、約束していただけないと返せません、と言われた。

が、それは無理な話だった。暴力がない、子供が安心して過ごせる、子供の気持ちに応える、寄り添う、規則正しい生活・・・といったこと。大体そういったことが全部無理で、わたしたち親がどうしようもできなくなってどんどん子供に無気力になって、子供同士のケンカに割って入って、わたしが子供にボコられて、夫が子供を羽交い絞めにした、そういったことが起きている最中には児相は何も動かなかった。今後も子供が変わらなければ繰り返されるだろう、わたしたち親も変わらなければならないと必死でやってきたが、思いは子供には届いていなくて、届け方もわからなかった。やるべきことやっても、ダメで相談していた時間すら、一時保護の中では考慮されはしないものなのだ、と感じた。ものを考える尺度が違うのだろう。これは相容れないもので、平行線をずうっとたどっていくだけだと思う。

「できます、やります、こうします」といえば帰せるんですけれどね・・・。児相職員からそんな心の声が聞こえてくるような言い方をされて、わたしは崖から突き落とされた気分になった。嘘を吐かないと、子供は帰ってこないの? せっかく安定していたわたしの心がざわざわした、怒りで体が震えた。

子供に嘘を吐くことだけはするなと伝えて育ててきたわたしに職員は嘘を吐けといっている、子供は帰えしてもらえないのだと思った。

そこそこ生きてきたからこそわかる、自分のできることできないこと。

だから馬鹿正直に何でも話してきた。なのに。だめなんだ。

子供がどう思っているのかも教えてくれないのに「子供の心はまだ傷が深い」というようなことを言われる。わたしについた傷も深いですよ。子供にも散々傷つけられ、自分の無力さに膝をつき、もがいて何とかつなげたセーフティーネットによって、わたしはわたしをえぐられた。

子供にために何でもできる? わたしはできないよ。やってきたよ、我慢してきたよ、でもダメだった。それでも親なら心に嘘を吐けというような児童相談所の職員。もう、相談なんかできない。したくない。会うのも、声を聞くのも嫌。

子供には申し訳ないと思うが、ダメだ。わたしはもう、あの職員を信用していないしできない。

そんな感じの7週間。その間に面談が3回程度あった。どの時も子供たちの状態報告は変わらない当たり障りのないことしか言われない。なんで教えてもらえないのか、そういうい規則なのだろうけれどもオカシイと思うよ。

子供に虐待したわたしが悪いんだけれどさ、開き直りでもなんでもないよ。悪いと思うよ。

子供のせいにするなとか言われるだろうよ。

わかっているよ、わかっているから助けてもらったんだよ。

だからこの状況でじゃあできることはなにか?って考えても子供にどうすりゃいいのよ?って聞けないの。一緒に暮らしているときだって子供優先に、子供の話聞いてきたよ。こっちが頭おかしくなるくらい。それでも足りなかったんだよ、わたし。わたしの精一杯は児相からしたらそう思えないものなんだろ。

もう、詰みでしょ、これ。

帰ってこない、もう会うことはないのかもしれないと思う。

今は怒りのベクトルがわたしを崖っぷちに追い込んでつきとばした職員に向かっているけれどそれもナンか違うじゃん。という冷静な自分もいるんだよ、あの人も仕事だしな、とかね。矛盾してるけど。

とりま、年内に帰ってくることはないんだなと思うよ。