屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375mの五剣山があります。地上から剣を突き上げたような神秘的な山です。
第85番札所八栗寺はその8合目にあり、多くの遍路さんはケーブルカーで登ります。
天長6年、大師がこの山に登り求聞寺法を修めた時に、五振りの剣が天振り注ぎ、山の鎮守蔵王権現が現れました。
そして「この山は仏教相応の霊地なり」と告げられたので、大師はそれらの剣を山中に埋め鎮護とし大日如来像を刻み五剣山と名付けられました。
紹介HPより
ケーブルカーに乗ります。
到着です。
お遍路でロープーウェイは乗ったけど、ケーブルカーはここがはじめて。昔に比べて行きやすくなったことに感謝です。
つくづく思いますが、昔はお遍路も命懸けですね。
多宝塔です。
鐘楼です。
多宝塔です。
鐘楼です。
五剣山の頂上からは、讃岐、阿波、備前など四方八国が見渡すことができたので、もともと八国寺という寺名でした。 延暦年中、師は唐に留学する前に、再度この山に登りました。そして入唐求法の成否を占うために8個の焼き栗を植えられました。無事帰国し、再び訪れると、芽の出るはずない焼き栗が芽吹いていました。これが八国寺を八栗寺へ改名した由来です。
八栗寺HPより
御本尊 聖観世音菩薩
本尊真言 おん あろりきゃ そわか
ご詠歌 煩悩(ぼんのう)を胸の智火(ちか)にて八栗(やくり)をば 修行者ならでたれか知るべき
本堂です。
本堂の横に十一面観音像が祀られています。
そしてその横に鳥居が。
こちらは一人で上がってみることにしました。
中将坊堂が見えてきました。こちらが奥の院です。
中将坊堂が見えてきました。こちらが奥の院です。
本堂後方に建つ中将坊堂に祀られている中将坊は、さぬき三大天狗の一人。
夜に山から下りてきて、民衆のために良いことをして朝帰る天狗さんです。
中将坊堂脇に下駄を奉納し翌日下駄が汚れていれば中将坊が働いてくれた印だとか。
下駄がありますね。
お詣りをしてまわって降ります。
本堂の横に建つ聖天堂には木喰以空上人が後水尾天皇皇后東福門院から賜った歓喜天が祀られています。
大師堂です。
木の前を大きな岩が囲み如来様や菩薩様お不動様が並びます。
紅葉🍁が綺麗ですね。
ケーブルカーに乗って帰りました。
お詣りできて良かったです。
有難う御座います。