わたしは、4月4日の自分の誕生日に、
母に「産んでくれてありがとう。」と言うことにしています。
自分が母になり、子供3人育て、
子育てがどんなに大変か、身をもって知りました。
私たちは、色んな経験をしに、この世に生まれ立ちますが、
「里の行」という、子育てや人との交わりの経験を得て、一層魂が大きく深くなるようです。
赤ちゃんは、否応なく、里の行をさせてくれる恩人です。
自分以外の人生を生きる。これは、とても幸せなことであり、
やりがいのあることです。いずれはこの手から飛び立つ子供たちですが、
それまで、喜びも悲しみも、自分のことのように感じ、恐れ、喜び、愛し、慰め、
そして子どもから慰められて、愛されて、生かされているのが母親の実態です。
さては自分が死んだ時などは、泣いて思い出してくれると思います。
水子供養のことや、堕胎のことなど書いておりますが、
その根底に、なぜ書くのかという原動力があります。
それは、自分が子育てをして、子供がやがて大学生になりますが、
同時に自分の親も歳を重ね、母親に親孝行らしきものもいくつかさせてもらって、
全体として感じることは、
この生命の連鎖という、産んでもらって自分が育ち、そして自分が産んで育て、
さらに産んでくれた母のお世話らしきものをさせて頂く時、
命の流れの奥にとうとうと並走して流れる
神の愛、大きなご先祖の見守りに気付くからです。
ああ、こうして日本という国も、海外も、全部、
産んでもらって自分も産んでお世話してやがてお世話してもらう、
という愛の連鎖があって、
地球の中での人類の営みが昔から続いているんだと思う。
それは、あの時、あの時の母親の産む覚悟無しでは、
到底続けられてこなかった命の連鎖と躍動そのものです。
だから、母親って本当に偉いと思う。
そして、神様からこんな大きなお役を授かる人って、大したものだと思う。
子育ての途中で迷っても、間違えても、自分を嫌いになってしまうことがあったとしても、
魂の修練としてそれは輝かしいもの。
なぜならば、人を一人、お腹から育て、産んで、また育てていくということは
普通に考えても大したことだと思うからです。
子育ては、お金にならない代わりに、魂の上での大きな経験と、功績、
この上ない命のボランティアそのものです。
人間は、その自分の持つ素晴らしさを表現するために、地球に生まれてきます。
その命の恩人が、お母さんです。
ぜひ、お母さんという素晴らしいお役を、全うしてください。
それが困難なほど、魂は輝きます。
カルマは解消され、次産まれ変わる自分の人生も、祝福されます。
わたしのブログでは、そのことも、心から応援していきます。
読んでくださり、有難うございました。