令和4年9月24日
西南戦争が終結しました。
鹿児島の城山に立てこもる西郷隆盛以下薩軍に対して午前4時、大砲3発を合図に政府軍の総攻撃が始まります。
城山北西の夏蔭城から政府軍が薩軍を破り始めると次々と薩軍守備隊は戦死していきました。
岩崎谷の洞穴前に隊列する薩軍少将を前に洞穴から出てきた西郷隆盛は無言で歩き岩崎谷を下り始めます。
西郷隆盛の前に桐野利秋・逸見十郎太、後ろに村田新ハ・別府晋介が従います。
岩崎谷を下った島津応吉邸門前で西郷隆盛の太腿と左横腹に弾丸が当たりました。
その場で別府晋介の介錯により西郷隆盛は自決しました。
西郷隆盛の死を見届けた薩軍少将は政府軍へ切り込む者、切腹する者とそれぞれ西郷隆盛の後を追いました。
午前7時頃銃声も止み城山には静けさが漂います。
これで7ヶ月余に及ぶ西南戦争が終結しました。
城山での薩軍戦死者160名、負傷者・投降者240名とあります。
(古写真は当時の城山堡塁です)