ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

第14回山行μ+第2回山行χ・5年ぶりに雁回山を再訪しました 1/2 ――― 今回の登りは宇土コース

2016年01月28日 | ハイキング/山行μや山行χ

2016/1/3  伊勢神宮、閑谷学校と回りながら熊本に到着した僕ですが、なんと! 右下奥の歯茎が腫れて、痛いのと口がわずかしか開かなくなって、登山どころではない状況に陥ってしまました。他の土地のことは知りませんが、熊本は凄いところで、普通の内科にしろ、歯医者だって、一年365日年中無休の病院があるのです! 助かりました。初診の際は車に乗せて行ってもらいましたが、家から自転車でも20分くらいの場所でしたから、2回目からは自分だけで行きました。
痛み止めの薬ももらい、まさか飲む羽目になるとは思いませんでしたが、結局、もらった5錠のうち3錠も飲んでしまうことに。よく効くんですね。
原因は旅行中の歯磨きがいい加減になってしまったことにあります。僕の歯の健康状態は毎日の丁寧な歯磨きによってやっと保たれているんだと、心底思い知らされました。

こんなアクシデントがあったせいで、12月中はMちゃんやK君を山に連れて行ってあげることは出来ませんでした。K君も山へ行けることを楽しみにしてくれているようですから、本当はK君レベルの山とMちゃんレベルの山との2回の山行をしたかったのです。
でも、日程的に1回しか無理です。Mちゃんには我慢してもらって、易しい山行を計画し、MちゃんとK君ふたりを連れて行ってあげることにしました。

公共の交通機関を使っての山行ですから、行ける山域はかなり限られてしまいます。そういう訳もあって、今回も以前行ったことのある雁回山を選びました。まったく同じコースではつまらないですから、幾つも登るコースがあるうちの宇土ルートから登ることにしたのです。
前回登ったのは5年前ですから、Mちゃんが小学1年生の時です。K君も小学1年生ですから、ちょうどいいのかもしれませんね。


▲5年前にはバスで川尻駅まで行き、JRで宇土駅へ、そこからタクシーで登山口へ向かいました。でも、今回調べていたら、宇土方面へ行くバスが近くのバス停から出ていることが分かったのです。しかも、今日登る登山口のすぐそばまで行くバスもあることが分かりました。
終点の宇土市スポーツセンターで下車しました。乗って来たバスが去って行きます。バスだけで来れるとは超ラッキー! 8:56ころ。

そうそう、ラッキーと言えば、もうひとつ超ラッキーなことが。なんと! 家のすぐそばに新しくセブン・イレブンが出来ていたのです。その日の行動食をすぐに手に入れることが可能です!


▲すぐに「雁回山遊歩道コース図」なる看板も出現しました。5年前は一般的な富合コースからでしたが、今日はその反対側の宇土コース。下山は5年前と同じ城南コースです。他にも西から順に如来寺コース、雁回公園コース、松橋コース、東阿高コースなどとあるのですね。9:02ころ。


▲住宅街の中を進んで行くと、途中には道標も設置されていて、迷うことはありません。いよいよ山もよく見えるようになりました。あれが雁回山です。9:12ころ。


▲人家もなくなってきました。9:19ころ。


▲「宇土八十八ヵ所 第十九番札所」と書かれた木札がありますから、お寺なんでしょうね。9:29ころ。


▲先ほどのお寺? の右から山道に入りました。K君はさっそく杖を探してきました。K君にとっては大き過ぎる段差がありますが、ものともしませんね。9:35ころ。


▲山道のロープが張ってありました。ロープが必要なほど急ではありませんが、緩やかでもありません。9:38ころ。

歩き始めからそうですが、Mちゃんはトップでどんどん進んで行きます。僕の姿が見えなくなるような先までは行かないようにと、言ってありますから、はぐれることはありませんがMちゃんにとっては遅すぎるスピード。


▲ロープに続いて立派な柵も出現しました。S子はMちゃんとともに行き、K君は彼なりのペースで、僕は最後尾をしめています。9:42ころ。


▲K君は階段が好きではありません。でも、泣き言ひとつ呟かずに、否、楽しそうに登って行きます。9:48ころ。


▲急登が続いて、さすがのK君も休憩を要求。先頭のMちゃんに「平らな場所があったら休憩するぞ!」と声をかけました。真ん中のMちゃんがうなだれた格好をしていますが、本人全然疲れていません。10:00ころ。


▲ヤブツバキでしょうか。10:16ころ。


▲山頂が近そうな雰囲気になってきました。K君は俄然スピードアップします。10:23ころ。


▲ウッディーな建物が見えて来ました。休憩所です。手前の入り口ふたつは男女のトイレ。10:25ころ。


▲第一展望所です。柵の間からK君がこちらを覗いています。雁回山山頂ではありませんが、こちらももう一つの山頂です。10:29ころ。


▲展望所の上はこんな感じ。10:30ころ。


▲360度のパノラマが広がっていました。これは八代の方でしょうか? 10:31ころ。


▲中央の山は宇土半島の山並みだと思います。右奥に見える山は島原半島の雲仙普賢岳でしょう。10:31ころ。


▲中央少し左に見える山は熊本市のシンボル金峰山のはずです。手前や右には熊本の市街が広がっているのです。10:32ころ。


▲さらに右へとパーンすると、熊本市街地だとはわかりますが、詳しくは分かりません。10:33ころ。


▲ちょっと先に見えているなだらかな山頂がおそらく雁回山の本当のピークなんでしょう。でも、展望所のあるこのピークの方が山頂らしい雰囲気は持っていますね。11:08ころ。


▲展望所で昼食を済ませ、本当の山頂へ向かいます。展望所の階段を降りるS子。11:10ころ。


▲林道脇で白い花が咲いていました。サザンカだとは思いますけれど、すごく小さいのです。その時に反対側から歩いて来た物知りっぽいおじさんもサザンカかなあ、と言っていました。11:25ころ。


▲展望所と雁回山山頂とはこんな感じの林道でつながっています。11:31ころ。


▲雁回山(木原山)314.4mの山頂です。MちゃんはS子の身長に追いついちゃいましたねぇ! 早いものです。K君もすぐに僕を追い抜くんでしょうね。11:37ころ。


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