ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

倉戸山、榧ノ木山はまだ冬でした 1/2 ――― 女の湯を歩き始めたころは快晴だったのですが・・・・

2016年04月04日 | ハイキング/奥多摩

2016/3/25  3月16日、21日とS子は順調に山行を積み上げて来ました。それで、今回はちょっと長めのコースです。前回2回のコースタイムは昭文社の地図では3時間前後。今日は5時間30分ほどです。最高地点の標高も約500mから800m、今日は1500mと上がって来ています。もちろん、登山口の標高も上がって来ていますから、最高地点の高さほど標高差はないとは思いますが。でも、いちばん大切なことはいつも山を歩いていることです。

3月も下旬になりましたから、山には春が訪れていることでしょう。この時季、春を探すのが楽しいもの。今日は天気もいいですから、きっと春の兆しと出会えるはずです。 


▲奥多摩湖畔の女の湯(めのゆ)バス停で下車しました。ここから倉戸山に登ります。以前の様子と何となく変わっているように思うのですが、どうでしょう? 駐車している車の右の施設は鶴の湯の汲み上げ施設です。奥多摩湖の湖底に沈んだ源泉を汲み上げてこの場所に貯めているのです。ここから幾つかの旅館に配湯しています。9:09ころ。


▲まずはバス停から南へ奥多摩湖畔沿いの山道に進みます。今日は快晴! 9:11ころ。


▲湖畔の道から離れ上へと登って行く場所に道標が立っています。「登山者の皆さんへ」と注意事項が書いてありました。「倉戸山の登山道は大変急峻で、不明瞭な場所が多く、遭難事故が多発しています」。そんなに急峻だったかなぁ? 今日で3回目くらいですけれど、そんな記憶はありません。9:12ころ。


▲尾根の右側面をジグザグに登山道は登って行きます。尾根自体は確かに急峻ですね。いつまでも奥多摩湖の湖面が真下に見えていました。9:51ころ。


▲三頭山や月夜見山だと思うのですが、比較して調べられる写真を撮っていませんでしたから、山座同定は出来ません。それにしても、まだ湖面が見えています。10:03ころ。


▲ここで休憩し、S子はちょっと靴の微調整。10:07ころ。


▲標高はまだ900mあたりでしょうか? 痩せ尾根が続きます。10:32ころ。


▲やはりどれがどの山だかよく分かりませんね。三頭山や月夜見山方面でしょう。10:36ころ。


▲馬酔木が咲いていました。この辺りの馬酔木は今年は裏年なんでしょうか? 蕾もほとんど見られませんでした。10:40ころ。


▲大寺山の仏舎利塔がよく見えます。10:48ころ。


▲倉戸山への最後の急登。S子は木の枝を拾って杖としました。11:21ころ。


▲倉戸山1169.3mに到着です。11:36ころ。

このころになると、雲がだいぶん広がって来ていました。


▲山頂で小休止し、榧ノ木山へ向かいます。最近降った雪が残っていました。11:57ころ。


▲徐々に雪が多く見られるように。12:16ころ。


▲歩く音がザクザクと鳴っていました。霜柱です。12:21ころ。


▲木の幹や枝に付いている白い線のようなものは雪です。それと、写真が何となく白くぼけているように見えますが、小雪がちらついて来ました! 12:24ころ。


▲不思議で楽しい光景! 木の陰による微妙な温度差でこんな模様が完成。太陽だって移動しているのにね!? 12:36ころ。


▲南向きの榧ノ木尾根の中でもちょっと下り坂の北斜面ではこんなに雪が残っていました。12:47ころ。


▲日当たりのいい斜面はほらこんな感じ。12:59ころ。


▲榧ノ木山1485mに到着です。13:15ころ。

女の湯から榧ノ木山までコースタイムは3時間くらいだと思いますが、休憩込みで4時間かかりました。S子としてはまずまずのペースでしょう。

それにしても今日の天気は驚きでした。最初は快晴のポカポカ陽気でしたのに、雲が多い、ときおり小雪が舞うような天気になるとは! 春を見つけに来たのに、冬との再会です!


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