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貞山堀に明治の護岸跡?干潮時一瞬だけ出現

2015-02-19 19:09:42 | 記録
貞山堀に明治の護岸跡?干潮時一瞬だけ出現
河北新報 2015年02月19日

◇…東日本大震災で被災した岩沼市の貞山堀。堤防を直す工事を進める中で明治時代のものとみられる護岸跡が見つかり、記録のため市職員が調査した。
 ◇…悩みの種だったのは潮の満ち干。土のうとポンプで護岸跡への浸水を防ごうとしたが、満潮時は完全に水没した。撮影や測量は干潮と晴天が重なる一瞬に限られた。
 ◇…間もなく始まる築堤工事で護岸跡は撤去される。職員は好機を逃さず調査を終えた。でも「潮見表と首っ引きで天気に一喜一憂する調査なんてもう出合えないかも」とどこか名残惜しそう。

 実家の祖先に当たる…監物が伊達貞山公の木造を寄贈しているので、貞山堀にはおおいに関心があります。東日本大震災で壊滅的な被害を受け堤防設置で姿を消すことになり、人命尊重のため歴史的な使命を終えることになりました。
 2015年2月18日には、東日本大震災の余震とみられる震度5の地震が2度あり、沿岸住民のみなさんは当時を連想し大変な思いをなさったことと思います。震域は広く、広範囲な住民の方々も改めて防災や津波からの避難を心に刻んだことと思います。
 連続した地震波が観測され、震源域の特定の仕方についての精度を上げる課題も提示され、予報も難しさも提示され、今後の課題も見つかりました。

 荒浜地区の被災は、目を覆う物があり、基礎部分を残して流されていしまった「荒浜」は、東北電力本社近くで仮営業していた時に訪れ、美味しい料理を戴きましたが、最近荒浜地区に再建されたと伺いました。ご家族で力を合わせて漕ぎ着けたことに敬意を表したいと思うと共に、「荒浜」を愛して下さっているみなさまにも敬意を表したいと思います。

 宮城県内の復興もまだまだです。新しい試みを手がける気持の余裕がみられるようになり、岩手県・福島県のみなさまと共に一日も早いご家族の仕合せな日々が取り戻せるよう祈っています。