岡山新報デジタル

メディアや新聞が伝えない真実の日本や本当の歴史、色々な物事の裏側や正体・特殊情報を伝える岡山新報デジタル。

岡山新報デジタル【古事記】

2022-10-31 15:39:52 | 日記
【古事記を知ろう】

◆古事記6 ♯古事記6

天の石屋の神話



スサノオが高天原にやってきたとき、アマテラスは「弟はこの国を奪いに来たに違いない」と疑いの心を抱いた。自らの潔白を証明しようとしてスサノオはお互いに「うけひ」をして子神を生もうと提案する。
お互いの持ち物(スサノオの剣、アマテラスの玉)を交換し、それぞれに口に含んではき出した息の中から、スサノオは五柱の男神を、アマテラスは三柱の女神を出現させるが、アマテラスは、子神の所属はそれぞれの持ち物の元の持ち主によると宣言する。
するとスサノオは、自分が女神を生んだのだから、自分の勝ちであるとの勝利宣言をし、その勢いに乗じてさまざまにあばれる。

まずアマテラスが営む田の妨害をし、その田で取れた稲を食す儀式を行う場所に糞をまき散らす。



アマテラスは、はじめはその行為を咎とがめないで寛大な態度を示すが、スサノオはさらに暴れて、機織はたおりの作業をする殿に皮を剥いた馬を投げ入れた。するとそれが原因で、機織殿で機を織っていた女神が驚いて梭ひで陰部を衝いて死んでしまった。
ここに及んで、とうとうアマテラスは石屋いわやに閉じこもってしまう。すると高天原も地上世界も真っ暗闇になってしまった。



神社の祭

2022-10-31 11:42:34 | 日記
【神社の祭とは】二

◆恒例祭について
神社で行われる恒例(毎年)のお祭りには、例祭の外、歳旦祭、元始祭、 祈年祭、紀元祭、昭和祭、神嘗奉祝祭、明治祭、新嘗祭、天長祭などがあります。この他にも、毎月行われる月次祭や毎日行われる日供祭、それぞれの神社に縁のあるお祭りも行われています。







○例祭
神社鎮座の日やご祭神に特に縁の深い日に行われるお祭りで、それぞれの神社にとって最も重要なお祭りで、大祭にあたります。

○歳旦祭
新年を祝い皇室の弥栄と国の益々の発展を祈るとともに、氏子崇敬者と地域社会の平和と繁栄を祈り元旦に行われるお祭りで、中祭にあたります。

○元始祭
年頭にあたり天皇陛下の弥栄と国の益々の発展を祈り1月3日に行われるお祭りで、中祭にあたります。戦前は祭日の一つでした。

○紀元祭
神武天皇が即位した建国の日・2月11日に際して、皇室の繁栄と国の益々の発展を祈るお祭りで、中祭にあたります。

○祈年祭
皇室の弥栄と国家・国民の一年の安泰を祈り2月17日に行われるお祭りで、大祭にあたります。我々の主食である米(稲)の豊穣をはじめあらゆる産業の発展、国力の充実が祈られます。

○天長祭
天皇陛下のお誕生日である2月23日に際して行われるお祭りで、奉祝の意を表すと共に、陛下の長寿と益々のご健康を祈るお祭りで、中祭にあたります。

○昭和祭
昭和天皇の誕生日である4月29日に際して、我が国にとって未曾有の大戦を経て我が国を復興、発展に導かれた昭和天皇の大業を称え、皇室の弥栄と国の益々の発展、そして文化の振興と産業の増進、永遠の平和を祈るお祭りで、中祭にあたります。

○神嘗奉祝祭
10月17日、皇室のご祖先である天照大御神にその年の新穀を奉る神嘗祭が伊勢の神宮で行われるに際して、各神社で行う奉祝のお祭りで、中祭にあたります。戦前は祭日の一つでした。

○明治祭
明治天皇の誕生日である11月3日に際して、我が国を近代国家としての発展に導かれた明治天皇の大業を称え、皇室の弥栄と国の益々の発展、そして文化の振興と産業の増進、永遠の平和を祈るお祭りで、中祭にあたります。

○新嘗祭
皇室の弥栄と国家・国民の安泰を祈り11月23日に行われるお祭りです。宮中では天皇陛下が天照大御神をはじめ神々に新穀をお供えし、御自身もお召し上がりになります。これにあわせて全国の神社で新穀の収穫を感謝するお祭りが行われるのです。

○月次祭
月ごとの決まった日に行われるお祭りで、皇室の弥栄と国の繁栄、地域と氏子崇敬者の安寧を祈るお祭りで、小祭にあたります。

♯神社の祭二


岡山新報デジタル【今日は何の日】

2022-10-31 06:24:40 | 日記
⭕日本茶の日(10月31日 記念日)

1191年(建久2年)のこの日、臨済宗の開祖・栄西(えいさい、1141~1215年)が宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったとされる。

これにより茶を飲む文化が一度廃れた日本において、茶の栽培が再び広まり、日本の貴族だけでなく武士や庶民にも茶を飲む習慣が広まっていった。



「日本茶」とは、日常の会話で用いられる用語で、「日本のお茶」つまり「日本で作られたお茶」あるいは「日本でよく飲まれる種類のお茶」と言った意味合いの言葉である。茶の植物学的な分類として定義された言葉ではない。

ほとんどの日本茶は不発酵茶である緑茶である。緑茶の種類には、煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶などがある。

緑茶の多くは、蒸すことで加熱処理をして酸化・発酵を止めた後、揉んで(揉まないものもある)、乾燥させる製法をとる。この方法は日本独自で発展したものであり、世界的に見ても製茶過程で「蒸し」という工程が行われている国は他に類を見ない。

日本での生産量は、第1位が静岡県で約40%が栽培されている。第2位が鹿児島県、第3位が三重県、第4位が宮崎県となっている。鹿児島県の茶は、もともと紅茶の輸出用として栽培された。

牧之原台地を中心に栽培され、様々な地域ブランドが存在する静岡茶のほか、室町時代から名を高めた宇治茶(京都府)、江戸の庶民に親しまれた狭山茶(埼玉県)が有名で、これらは「日本三大茶」とされる。