こんにちは・・(^◇^)
奈良をもっと楽しむ講座の勉強会の内容は、お能で楽しむなら~葛城、吉野編でした・・(^◇^)
葛城地方の世阿弥作の「葛城(かずらき)}と「土蜘蛛」のあらすじの説明とゆかりの地の神社の意味内容も・・(^◇^)
そして、吉野エリアの能は、「二人静」、「国栖」についても上記と同じ内容でした・・(^◇^)
それとその能の一部の謡も交えて披露され何か能舞台に来ている思いにさせられました・・(^◇^)
その前段に、能とは、どんな歴史を経て、どのように上演されているかを知るための、これだけは、知っておきたい能の用語を聞いて、感じたのは、お面を付けている人がシテと言って主役なんですね。
そんなことも知らずに今まで数回見ていました・・(^◇^)
それと正面、中正面などの客席にも呼び名があるんですね。
お金を払って見に行く時はそれも知っていないといけないようですね。
一番興味を示したのは、能舞台の説明でした・・(^◇^)
今の能舞台は、室町時代に整ったようですが、一番驚いたのは、能舞台に描かれている松は、春日大社の影向の松だと言うのは、世界遺産の西本願寺で見た能舞台で教えてもらっていたので知っていましたが?・・(^◇^)
描かれている板が、鏡板となぜいうのかの説明を聞いてびっくりしました・・(^◇^)
鏡に映った松だったんですね。
この松は、神の依代なので、それにお尻を向けられまれませんよね。
鏡に映った松なら、その松は、前にあるので、お客さんの方向と同じになり前面を向いて舞えるということだったんですね。
能の始まりは、東大寺の大仏開眼供養会の「唐散楽」が始まりで、大和猿楽4座を経て、物まね中心能から歌舞中心の能に世阿弥が大成したんですね・・(^◇^)
五月に行われている薪能の発祥は、興福寺の修二会に付随する薪猿楽と呼ばれ、鎌倉時代から行われていたんですね。
薪能の起源とされて、今は旧暦の二月ではない、5月の第三週の金、土曜日に行われていますが、特にここだけは、尊敬語を用いて、薪御能と呼んでいるんですね。
奈良を舞台にした能は、120曲以上あるようですが、現行は24曲?ぐらいになっているようですね。
葛城の2曲に関連する葛城一言主神社に松尾芭蕉の句碑があるんですね・・(^◇^)
猶見たし 花に明行く 神の顔 (笈の小文)
良い勉強をして、外に出ると、霧雨があり、寒い風も吹いていたので、そのまま自宅に・・(^◇^)
二時半過ぎにサンタ猫が、居間の外にあるベランダ下の座椅子に蹲っていますが、戸を開くと逃げ出します・・(^◇^)
寒い中でお腹が空くのを待ちますね。
どんどん寒くなってきましたので、暖かくして今日も良い日でありますように・・(^◇^)