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三十一文字の思い 福田こうへい震災の短歌

2015-10-12 22:46:14 | 日記
今日午前3時25分から4時8分の放送があることを知りました。しかし、私は
夜中の夢の中!録画予約をして今朝見せて頂きました。

震災の思いを短歌に託された多くの方々の選者としてこの5月にあった短歌会に出られていました。
そして、心に残る歌を詠まれた人を尋ねられるというものでありました。

私の心に残った3首は。
         
          時季来れば牡蠣携さえて
               来る青年の
           父は津波に逝きし友人


                       狂い立つ未曾有の津波に
                             追われつつ
                        娘の手が無我の我を助けぬ


        流されし人の百には百の
                 物語
         こぼさぬように抱きて前へ(90歳の方が詠まれたもの)


他にも多くの心情が伝わる お歌がありました。録画を2回見て涙しました。

こうへいさんが歌詞を大事に歌われると感じていましたが人の心を奥深く知ることの
出来る人だからと思いました。

私が心酔して止まない「啄木」の故郷盛岡にお住いになられる。嬉しい限りです。

また、何にでも秀いでた方であると こうへいさんの知られざる一面を見た思いです