1月24日、江戸川区平和運動センターの第11回定期総会に続いて恒例の新年会が開かれました。
総会では、「子どもたちに平和を! 核兵器廃絶 原発はいらない 核汚染のないきれいな環境を守ろう」のスローガンもとに、2017年度も今まで取り組んできた活動を地道に継続していく運動方針が確認されました。
(以下、運動の骨子)
・「世代を結ぶ平和の像の会」事務局として、江戸川区3月10日の戦災犠牲者追悼式を中心に3月5日に慰霊碑巡りを実施する。
・「追悼碑の会」活動として、7月16日の第29回江戸川区原爆犠牲者追悼式に協力する。
・原水禁江戸川区民会議の事務局として、8月9日に反核キャンドルデモを実施する。
・原水禁世界大会へ代表を派遣する。
・キエフの子どもたちとの交流を深める。合わせて夏季、年末カンパ活動に積極的に取り組み医薬品カンパをする。
・旧中川 灯籠流しの会に参加する。
・沖縄 辺野古闘争支援活動をする。
私たち江戸川区教組は、平和教育を進める中で地域の現実や平和活動をしている諸団体との繋がりの重要性を感じてきました。
平和運動センターが発足すると同時に加盟し、会の中核となって活動をしてきました。
そして今、区教組の活動にとってなくてはならない存在になっています。
総会後は、恒例の新年会でした。
発足当初からの良い意味での信頼関係もあって、毎年、江戸川区当局からは区長に来賓として参加していただいていましたが、今年は副区長が代理参加してくださいました。
他にも、江戸川・生活者ネットの議員や被爆者の会である親江会や脱原発ネットや江戸川法律事務所等々の方々が来賓として参加してくださいました。
新年会第1部は来賓挨拶と、世代を結ぶ平和の像の会とキエフの子どもたちと交流する会への年末カンパの贈呈が行われました。
続いて新年会第2部の飲食が始まりました。
しかし、普通の新年会と違うのはその中身です。
ただ、飲んで食べて喋って…というのとは違って、来賓以外の参加者にとってはこれからが真骨頂、センター加盟各労組や団体によるスピーチがあります。
新年の挨拶は何処へやら、いずれの方も組合での決意表明いや、それ以上に深く突っ込んだ話をじっくり語ってくれました。
複数参加の組合の方々は、代表のみならず全員が何かしら話さなければならない雰囲気になり、結局のところほぼ参加者全員がスピーチする結果となりました。
職場固有の問題から社会状況に至るまで、最初は笑顔でも次第に真剣な表情に変わっていく様なスピーチがほとんどでした。
・初めて広島に行ったが、現地で学ぶものは多かった。誰もが一度は行くべきところだ。
・今年は、家族全員で広島に行く計画を立てている。
・原発避難児童に対するイジメは何故起こるのか? 知り合いの家庭でも心配が絶えないようだ。
・江戸川区の清掃工場の焼却灰から出る放射性セシウム濃度は、都内で最も高い数値だ。伐採木等の植物に含まれるものと思われる。
・江戸川区でもボランティアによる任意の甲状腺検診を始めている。少しでも不安を持つ方は是非受けてほしい。今後、行政にも働きかけたい。
・学校の教員は教えられるのを嫌がる傾向もあるが、是非みなさんから重要な話を聞かせて(教えて)ほしい。
・学校は区民のために 、まして子どものために区民が活動する場を提供してもらいたい。
・区内の戦争遺産、資料の保管のために資料館を設けてもらうよう、現在区に請願をしている。
・3.11以降、原発は停止していた。自然エネルギーへの転換も進んできた。それなのに、何故今原発を再稼働させるのか⁉︎
・今、政府によって共謀罪が検討されている。これはまさしく戦前の治安維持法だ。絶対に許してはならない。
・秘密保護法、安保関連を成立させ、憲法に緊急事態法を織り込むとか今回はテロ対策に名を借りた共謀罪を立法化しようとしている安倍内閣には、止めることなく声を出し続けていこう。
・例えばここで 、政府の政策に反対していこうと話し合っただけでも罪に問われる可能性だってないとは言えない。それが、共謀罪だ。
話されたスピーチの内容で終始一貫していたのは、安倍内閣への不安と怒りの声でした。
労働組合主体の会だから政治的な話が出るのは当たり前かもしれませんが、ここでは、飲食しながらも、ごく普通の日常を語る中で政治の話になっていました。
それは、ここに集った仲間たちが「平和」という一点で結びついていたからだとも思いました。
気がついたら、開始から既に3時間近く経過していました。
私たち江戸川区教組も、この新年会の質の高さを共有して今年も元気一杯がんばっていこうと思います。
〈S〉
総会では、「子どもたちに平和を! 核兵器廃絶 原発はいらない 核汚染のないきれいな環境を守ろう」のスローガンもとに、2017年度も今まで取り組んできた活動を地道に継続していく運動方針が確認されました。
(以下、運動の骨子)
・「世代を結ぶ平和の像の会」事務局として、江戸川区3月10日の戦災犠牲者追悼式を中心に3月5日に慰霊碑巡りを実施する。
・「追悼碑の会」活動として、7月16日の第29回江戸川区原爆犠牲者追悼式に協力する。
・原水禁江戸川区民会議の事務局として、8月9日に反核キャンドルデモを実施する。
・原水禁世界大会へ代表を派遣する。
・キエフの子どもたちとの交流を深める。合わせて夏季、年末カンパ活動に積極的に取り組み医薬品カンパをする。
・旧中川 灯籠流しの会に参加する。
・沖縄 辺野古闘争支援活動をする。
私たち江戸川区教組は、平和教育を進める中で地域の現実や平和活動をしている諸団体との繋がりの重要性を感じてきました。
平和運動センターが発足すると同時に加盟し、会の中核となって活動をしてきました。
そして今、区教組の活動にとってなくてはならない存在になっています。
総会後は、恒例の新年会でした。
発足当初からの良い意味での信頼関係もあって、毎年、江戸川区当局からは区長に来賓として参加していただいていましたが、今年は副区長が代理参加してくださいました。
他にも、江戸川・生活者ネットの議員や被爆者の会である親江会や脱原発ネットや江戸川法律事務所等々の方々が来賓として参加してくださいました。
新年会第1部は来賓挨拶と、世代を結ぶ平和の像の会とキエフの子どもたちと交流する会への年末カンパの贈呈が行われました。
続いて新年会第2部の飲食が始まりました。
しかし、普通の新年会と違うのはその中身です。
ただ、飲んで食べて喋って…というのとは違って、来賓以外の参加者にとってはこれからが真骨頂、センター加盟各労組や団体によるスピーチがあります。
新年の挨拶は何処へやら、いずれの方も組合での決意表明いや、それ以上に深く突っ込んだ話をじっくり語ってくれました。
複数参加の組合の方々は、代表のみならず全員が何かしら話さなければならない雰囲気になり、結局のところほぼ参加者全員がスピーチする結果となりました。
職場固有の問題から社会状況に至るまで、最初は笑顔でも次第に真剣な表情に変わっていく様なスピーチがほとんどでした。
・初めて広島に行ったが、現地で学ぶものは多かった。誰もが一度は行くべきところだ。
・今年は、家族全員で広島に行く計画を立てている。
・原発避難児童に対するイジメは何故起こるのか? 知り合いの家庭でも心配が絶えないようだ。
・江戸川区の清掃工場の焼却灰から出る放射性セシウム濃度は、都内で最も高い数値だ。伐採木等の植物に含まれるものと思われる。
・江戸川区でもボランティアによる任意の甲状腺検診を始めている。少しでも不安を持つ方は是非受けてほしい。今後、行政にも働きかけたい。
・学校の教員は教えられるのを嫌がる傾向もあるが、是非みなさんから重要な話を聞かせて(教えて)ほしい。
・学校は区民のために 、まして子どものために区民が活動する場を提供してもらいたい。
・区内の戦争遺産、資料の保管のために資料館を設けてもらうよう、現在区に請願をしている。
・3.11以降、原発は停止していた。自然エネルギーへの転換も進んできた。それなのに、何故今原発を再稼働させるのか⁉︎
・今、政府によって共謀罪が検討されている。これはまさしく戦前の治安維持法だ。絶対に許してはならない。
・秘密保護法、安保関連を成立させ、憲法に緊急事態法を織り込むとか今回はテロ対策に名を借りた共謀罪を立法化しようとしている安倍内閣には、止めることなく声を出し続けていこう。
・例えばここで 、政府の政策に反対していこうと話し合っただけでも罪に問われる可能性だってないとは言えない。それが、共謀罪だ。
話されたスピーチの内容で終始一貫していたのは、安倍内閣への不安と怒りの声でした。
労働組合主体の会だから政治的な話が出るのは当たり前かもしれませんが、ここでは、飲食しながらも、ごく普通の日常を語る中で政治の話になっていました。
それは、ここに集った仲間たちが「平和」という一点で結びついていたからだとも思いました。
気がついたら、開始から既に3時間近く経過していました。
私たち江戸川区教組も、この新年会の質の高さを共有して今年も元気一杯がんばっていこうと思います。
〈S〉