2018年(*注)2月10 日土曜日、中学校・部活とも休みですので、朝、息子(被害者13歳)を心療内科に連れていき治療を受けました。
2018年2月12日、(この日は)祝日で道路が空いているせいもあり、息子は、事故後初めて自転車に乗って学校(部活)に行きました。
(出がけに自転車通学を薦めてみると、意外にも息子は同意しました。)
事故から約3か月、88日目となっていました。
・・・・しかし、その翌日からは、また往復2時間の徒歩通学に逆戻りでした。
朝、真っ暗なうちに約13キロの通学バッグを背負い、4キロの道を歩き登校し、真っ暗になってから帰宅する毎日です。
近年は、『外傷後ストレス障害(PTSD)』とか、『トラウマ』とか、私の若い頃には無かった表現というか言葉で、”心の傷”が科学的に研究されています。
しかしこの分野では、医学的に且つ法的に、日本は欧米先進国に大きく立ち遅れていると思いました。
民事の交通事故など、日本では身体の後遺症は考慮されても、事件や怪我による心の後遺症はほとんど認められないし、ケアーされないという事らしいです。
死ぬほど恐ろしい目にあったとしても、
(身体の傷が癒えた後)心の傷でごく普通な日常生活が困難になっても、
その結果、失職したり、自殺したくなるほど苦しんでも、
そしてたとえ子供でも・・・・
私共両親は、息子の事故から多くのことを学びましたし、今でも学んでいます。
別に裕福な暮らしを求めてはいません。
家族が一緒に食べる食事があって、普通に笑って泣いて、子供たちを育てて、一緒に成長していきたい。
そんな”普通の庶民”の暮らしを続けたいだけです。
*注 実は息子が車に撥ね飛ばされたのは、2017年11月6日の事でして、今までの記事にある日付は2017年と2018年です。
つまりこの事故は、いまだに解決していません。
思うところあって、経験談として公知するべく、数か月前にブログを立ち上げさせていただきました。
交通事故はいつ誰にでも起こり得る事で、『交通事故に遭わない』と言い切れる人はいないと思うからです。