午前:若井先生の「天武天皇と持統天皇」の講義でした
天武天皇の事業(功績)として
都城造営 a.飛鳥浄御原宮の位置と藤原京造営(時代を超えて同じ場所に4つの宮があった)
b.富本銭の鋳造(厭勝銭‥まじないなどに使うもの)とみられたが実用もあった)
c.律令制度の整備(日本書紀‥天武天皇を正当化するための書物)
d.官僚制度の整備(官人の勤務評定)
e.天皇権力の強化(大化の改新の理想とした八色の姓の制定)
f.国家仏教の推進(国大寺制<大官大寺・飛鳥寺・川原寺>、薬師寺造営)
g.歴史書の編纂(若井先生説は「古事記」編纂だったのではないか)
等を上げましたが、いずれも道半ばで本人がなくなり持統天皇の代で成果を見たようです。天武天皇の死後、後継者争い(草壁皇子、高市皇子、大津皇子)が始まった。
午後:⑴摂津市教育委員会事務局 生涯学習課 八田邦敏副主査による「摂津市の歴史」についての、まいどおおきに出前講座でした。摂津市の遺跡や、摂津市に至るまでの町村合併などについて話していただきました。「三島市」という名前が一日だけ存在したそうです。
⑵クラスミーテイングがあり、校外学習・懇親会・クラス代表者会議の報告などが行われました。