”のだめカンタービレ”に続いて、玉木宏君の主演のドラマです。
私はてっきりこれもまた少女漫画が原作かと思ったのですが、今度は大阪府出身で京大卒の万城目学さんの書かれた同名の小説が原作でした。
ドラマの方は、映像が美しいというか、奈良とか京都がでてきて、
それも”わぁ～～、ここ知っている！”ってところを、とてもきれいに映してくれているので、ナイスです。筋立てはファンタジーというか、しゃべる鹿さんにものを頼まれてしまう少し神経衰弱気味な学校の先生の話なので、ちょっと非現実的ですが、それも（・∀・）イイ!! シリアスなものとか、ナントカ殺人事件とか、そんなのに飽きちゃったって気がしてますから。
あそこで転んじゃったとか、あの奥のところの志賀直哉旧居はめちゃ素敵だったとか、いろいろ思い出しながら、見てると幸せな気分になります。それに、歴史。ふぅ～っと昔の世界に入るというか、日本という国はずっとずっと昔から話がつながっているんだって、面白い話がたくさんあるんだって、感じることは本当に幸せなことだと思っています。
小説は、夏目漱石の「坊ちゃん」を下敷きにしているのでしょうけど、漱石って日本人にとっては空気みたいなもので、すごく溶け込んでいませんか。凄く偉大だけど、めちゃ尊敬しているってわけでもない。面白いし、スッと読めてしまいますから。けど、傑作の「我輩は猫である」があるせいかどうか、２ちゃんねるのＡＡでも２ｃｈの住人が何の抵抗もなく猫になってたり、ゲーム機のWii の似顔絵コンテストで日本人では福沢諭吉の次に出てきたりしてて、やはり影響力は大です（＾ ＾）
というわけで、このドラマまだ２回目ですが、とても楽しみにして見ています。
原作も買って来て、読み中（＾ ＾）
