スイス人的生活 VS 日本人的生活
この旅行で、その違いを多く経験した。
その原因は、
宗教的・歴史的 な.違いからくるのか・・・?
【山岳】
日本では、高い山は山岳信仰・修験道の修行の場として、
厳しさを全面に出した登山である。
現在でも、その影響を
強く受けている。
「 登山 =人生の修行(信仰) = 苦しいもの 」
スイスでは、高い山でも夏の牧畜の生活の場所として、
村民たちがづーと利用してきた山である。
現在は、それと共に、手軽に、楽に、高い山に
トレッキング・観光できるように、
利用し、
鉄道・ケーブル・ロープウエイが整備されている。
ほとんどのトレッキングコースは、楽な下りコースで、
マウンテンバイク・乳母車でも楽しめる。
登山 = 山を楽しむ!
楽しむために、
快適さを求める!
(山小屋の違い)
どんな高山の山小屋でも、トイレは驚くほどきれい!(モチロン水洗)
レストランは清潔で美しい、飲み物(アルコール)・お料理が豊富!
平地のレストランと同じの、山小屋。
(値段もそう変わらない)
【鉄道等公共交通機関の乗り方】
日本では、事前に切符を買って、改札チェックを受け乗車する。
(更に、車内チェックを受ける事も・・。)
下車する時も、切符を渡して、再度チェックを受ける。
(性悪説・人はチェックしないと悪い事する)
スイスでは、鉄道でも市電でもバスでも、改札はない。
たくさんある乗車口から、皆勝手に乗って、勝手に降りる。
誰にも切符は見せない!
(私はスイスパスを見せたかったのに・・。)
「乗客は切符を買うのがあたりまえ。乗務員に見せる必要はない!」
(性善説、人は本来、皆いい人)
そのかわり、無作為抽出チェックが厳しいらしい。
不正乗車が見つかれば、処分が相当厳しい。
連結の市電・バスでも
乗務員は、運転手ただ一人。
もっぱら運転に集中している。
車内放送・出発放送何も無い。黙って、定刻に、勝手に発車する。
目的地に着いたら、各自、勝手にドアーを開けて降りる。
全部、利用する人の自己責任である!
だから、静かである。
じっと車窓を見て、目的地を確認しないと、乗り越してしまう。
それにくらべ、日本は、なんとうるさい事か・・!
「白線に下がってお待ちください」 「前の方から順番にお乗りください」
「順次、奥へお詰め合わせください。」
「次は、○○。 乗り継ぎ、お乗り間違いのないようにお気をつけて下さい」
「発車しま~す!ドアーに気をつけてくださ~い!」
毎日、毎日、繰り返される放送!
「誰も聞いていないと思うけど・・」
貴方は、どう思いますか?
スイス人的生活 VS 日本人的生活