映画「悪人」のシーン
お湯で足をマッサージする束の間のしあわせ
主演女優賞受賞のシーン
映画「悪人」を見た。見る人によってこの映画の受け止め方は、さまざまだと言われてたが、まさにその通りであった。「面白い、退屈」どちらにも評価出来る映画と言えるかもしれない。
主演は、妻夫木聡、深津絵里(彼女はモントリオール世界映画祭で主演女優賞を受賞)
主演女優賞の深津絵里を見る為、この映画を見たといっても過言ではない。私にしてみれば、深津絵里は、たまにテレビで見たことがあったぐらいで、印象が薄い。それより驚いたのは豊富な脇役陣である。
樹木希林、柄本明、宮崎美子、余貴美子、井川比佐志、等々ベテラン俳優のオンパレードである。深津の主演女優賞も、これら脇役陣に支えられて受賞したように思える。「おくりびと」もそうであったように、主役が引き立つのも、脇役次第と言えるかもしれない。