参加者の皆様(最後列右端、赤シャツが私) 画面右側、50年勤続の人
1月17日(日)・・・・・
以前、我が社で一緒に仕事をしてた人達の集まりがあった。集まったのは、今から30年前から40年前頃勤務してた人達が殆どだった。嘗て我が社を支えてくれた人たちである。
集まった人達の顔を見て、名前を思い出せたのは、約半数程度であった。集まった人達の中にも、私が何者か、分からなかった人もいた。
私が30年程前は、体重55キロ、頭髪黒々だったけど、現在は体重75キロ、白髪へと変化してるので私が何者なのか分からなかった人がいても当然だったと思う。
宴席の時は、我が社で勤務中の出来ごとの話題に集中した。特に、我が社の創業者である私の父が話題の中心となった。
株式会社とはいえ、実態は個人商店であった。私の父が社長だったけど、実態は、商店の大将であったわけである。
私の父が1927年(昭和2年)創業以来、1958年、株式会社に法人成りまでは、個人商店だったので、社員や取引先の人達は、私の父のことを、「大将」と呼んでいたのを覚えてる。
その内、私が社長となり、現在は私の長男が社長である。
83年の社歴の中で、最も業績に貢献してくれた人々が一堂に集うのは、凄い事である。当日参加の皆様には、心から感謝の念を捧げたい!!
このように、集まってくれたのも、私の父がビジネスの厳しさの中にあっても、社員との絆も大切にしてくれたお陰だと思う。
参加者の内の男性二人は、中学卒業後、我が社へ入社し、定年60歳まで仕事を続けてくれたベテランだった。しかも、その内の一人は、定年後も会社の必要な人材として昨年まで勤務してくれた50年勤続社員だったのである。だから彼は、私の父、私、私の長男と三代に渡って勤務してくれたことになる。日本中探しても、50年勤続社員なんてザラには、いないと思う。
宴会終了の博多手一本〆を私にさせてくれたが、胸に熱いものが込み上げてきた。この日の感動は、忘れることが出来ないし、参加者全員の今後のご健勝を切に願うものである。