
交渉権確定に星野監督のサインが書かれた用紙と楽天のグッズを手に笑顔の松井(スポニチアネックス)より
【楽天】星野監督、ドラ1松井に直筆贈る「夢を夢とするなかれ」
スポーツ報知 10月25日(金)7時2分配信

桐光学園・松井の当たりくじを立花球団社長がひき、笑顔の星野監督
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が24日、都内のホテルで行われた。昨夏の甲子園で新記録となる1試合22三振を奪った注目の左腕、桐光学園の松井裕樹投手(17)は日本ハム、DeNA、ソフトバンク、中日、楽天と5球団が1位指名で競合した末、楽天が交渉権を手にした。さっそく松井は同校で会見し「マー君超え」を誓った。
満面の笑みを浮かべた星野監督は、右親指をグッと立てた。5球団の競合の末、最後にクジを引いた立花球団社長が、松井の交渉権を引き当てた。「何か夢を見ているみたいだったな」。すぐに「交渉権確定」と書かれた用紙に「夢を夢とするなかれ」と直筆のメッセージを記し、桐光学園へと向かったスカウト陣に託した。
ドラフト当日まで1位指名を決めきれなかったが、どれだけ競合しても欲しい逸材だった。指揮官は26日に開幕する巨人との日本シリーズに運を取っておくため、自らクジを引くことはなかった。それでも「ペナントレースもそうだった。攻めました。指名回避した球団がなければ、8~9球団あったと思うぐらい魅力的。攻撃的で、私の好きなタイプ。田中のようなタイプ」と絶賛。無敵のエースを引き合いに、最大級の評価を与えた。
田中は早ければ今オフにも、ポスティングシステム(入札制度)を使ってメジャーに移籍する。ポスト・マー君としての期待は大きい。「田中がいれば“先生”になれるけど」と前置きしながらも「彼(松井)の場合、日本の野球ファンを魅了できる。東北だけじゃなく、全国的に」と、明るい未来を思い描いた。
※ジジイのたわごと
負け知らずの楽天の田中投手は、どうやらメジャーに移籍するらしい。その後釜として期待されてるのが、松井投手だ。
松井投手の入団が決まれば、楽天の星野監督はポスト田中投手としての期待が膨らむであろう。
※獲得に興味を示すのは7球団!? 米国での注目度が高まる田中将大
記録的な数字を残した田中に対して高まる期待
候補は7球団に達した。来季のメジャーリーグ挑戦が確実視されている田中将大投手について、ニューヨークで最大発行部数を誇るニューヨークタイムズ紙も特集記事を組んだ。同紙によると、ポスティング・システム(入札制度)での獲得に興味を示している球団には、すでに名前が挙がっていたヤンキース、レッドソックス、ドジャース、レンジャーズ、エンゼルスだけでなく、マリナーズ、ブルージェイズも含まれるようだ。(Full-Count)