スケッチブック

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二人の嫌われもの

2009-12-06 14:47:11 | 野鳥観察

この体格を見てください  漁協の人に言わせると、魚を根こそぎ食べるそうです
ですから、アユの稚魚を放流する春から晩夏にかけて、釣り人を楽しませるために、
川の中にキラキラ光るテープをつけた細紐を縦横無尽に張り巡らせてカワウを
寄せ付けないようにする  カワウをめがけて鉄砲の空砲を撃って驚かせることもする
街中のカラス同様に川の嫌われものです




この嘴をご覧下さい キキキキキキキーとけたたましく鳴いている最中です
自分の縄張りから鳥たちをことごとく追い出してしまいます
明るい場所を好みますから、この時期、犠牲者はホオジロ系とジョウビタキです
私は嫌いではありませんが、小鳥たちからは嫌われているでしょう

ルリビタキの撮影は今日も叶いませんでした

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4 コメント

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嫌われ者です (花ぐるま)
2009-12-07 19:32:10
私の住む地区でもカワウは糞で木を枯らしてしまうらしく、
鉄砲で追い払ったりするので川には近づかないようにという
回覧が回ったりしています。

ホオジロはキキキキキキキとなくんですね。
犠牲者なんですか~
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2009-12-07 20:44:12
コメントを有り難う。下の鳥は、モズです。書き忘れました。
カワウは糞害ですか。困ったものですね。でも、餌が少なくなれば、自然にカワウの数も減りますから、自然に任せたほうが良いと思います。ホオジロガモが来ているとの情報があったので、川に出てみたら、それは居なくて、カワウがいました。
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カワウ (ポージィ)
2009-12-08 11:36:09
カワウの糞が草木を枯らしてしまってという害はよく聞きますね。
でもどうしてそんなに数が増えてしまったのか、前から不思議に思っていました。
カラスが街で増えたのは人間が出すゴミのせい。カワウは?
ちょっと検索してみましたら、釣りのためのたくさんの稚魚の放流や、
人間の川遊びが減ったことなどが関係しているかもしれないという
記述が見られました。私には川遊びの数よりも稚魚放流のほうが
有力な説と感じられます。とすれば、つまり、カワウの増えすぎも
人間のせい。人間が自然に手を加えては失敗を重ねている例が
ほんとに数多くありすぎです。

モズは私は好きな鳥です。もう何年も見ていませんが…
他の小鳥たちにとっては脅威を感じる存在かもしれませんね。
でも、森や林が豊かでありさえすれば、モズの縄張りを避けて
いくらでも他に住みかを探せるはず。ここにも人間の影響が
色濃く感じられますね。
自分もその一人ながら、人間ってやつは…と嘆きたくなります。

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ポージィさん、こんばんは (polo181)
2009-12-08 17:25:45
コメントを有り難う。まさしく貴女の仰る通りだと私も思います。生態系に人間の手を入れては失敗して、挙げ句の果てには、絶滅へと追いやってゆく。賢くないですね。自然のことは自然に任せれば良いのだと私は思います。
これは、二度目だから、笑われるかも知れませんが、福島県のある場所で、地域興しの一環として、オオハクチョウを筆頭にコハクチョウやオナガガモなどに餌付けをしました。私が現地に3年連続して見てきました。毎日2回、朝夕とトラックに満載した雑穀を川をめがけてばらまくのです。水鳥達は喜んで来るは来るは、何千羽と集まりました。そこへ、例の鳥インフルエンザ。市の観光課は、餌やりをピタリと止めて挙げ句の果てには、川面をネットで覆ってしまったのです。悲しいことです。
モズのことについて書く暇がなくなってしまいました。済みません。
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