今朝（４月１５日）の産経新聞の広告欄に「ガンで余命ゼロと言われた私の死なない食事」と
いう本の売上が８万部を突破したとあった。説明書きを読んでみて気になることがあった。
● 水道水は、塩素やトリハロメタンを・・と書いてあるのが目についた。
スマホで調べてみると両者とも発がん性があるらしいことが分かった。
私はすでに前立腺がんというガンに侵されていて今更なんだと言われそうだが
いやに気になりだした。妻のこともあるし、水道局の専門家に尋ねて見ようと
考えて、電話をした。しわがれ声のいい年配の技師が電話口に出た。
いろいろ喋っている内に、彼は「お声から判断して良いお年だと思いますが・・」
と言う。私は「８３歳です」と即答した。彼は「失礼ですが、まだ生きるのですか」と
畳み込んできた。その質問にはぎくりとしたが、それの意味するところを悟った。
この会話に入る前にいろいろと世間話をして友好的雰囲気になっていた。
彼いわく、「自宅ではカートリッジの値段が高いのでコーヒーの水だけ濾過した水を
使っている」、しかしその他の水はみな水道水を用いているとのこと。「福生は、
良いですよ。川の水の他に井戸水を混ぜているから安全性が高い」。トリハロメタンは
現在０．１ｐｐｍの三分の一で、塩素も同様だ、と言う。トリハロメタンは添加している
ものではなくて、川の水、つまり自然界に存在するものだそうだ。
結論を言いましょう。水道水は安全です。生水を飲んで大丈夫です。ただ、沸騰させれば
両者が半減するから、熱を加えたほうがより安心だと言えるでしょう。
日本の水質基準は世界一厳しくて安全だと思って間違いありません。
