スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

北帰行の練習を怠りなく

2008-01-12 12:52:10 | 水鳥
タッチ・アンド・ゴー
<母:まだまだよ<お父さんは気が早いから<まだまだ滑空してね<翼を丸めてブレーキをかけるのよ<足に力を入れて! 傷めるわよ<つま先をもっと上に向けて!<今度は、胸を使ってブレーキよぉ<まだまだ練習が必要ね>

首から頭にかけて黒いのが去年生まれたばかりの幼鳥です
飛翔も着水の仕方もぎこちない
最後の段階で両足を踏ん張ってつま先を上に向けて滑るようにしなければならない
さもないと、足首を痛めてしまう
母親(断定できない)の着水と比べると、明らかに幼鳥の方が危なつかしい
昨日の記事でご紹介した親子です
営巣地のシベリアまで数千キロも飛び、連れて帰らなければならない
採餌もさることながら、飛んでは着水し、また飛び立つ練習は怠れない
上の写真で両者の足の曲げ方をよ~くご覧下さい、微妙な差がお分かりでしょう

この一連の写真撮影成功で、私の沢山ある”課題”の一つが完成したことになります



コハクチョウの幼鳥です
いかにもあどけない
日々、タッチ・アンド・ゴーの特訓を受けています
来年は、今度はわが子を教える立場になることでしょう




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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
polo181さん、こんにちは (monma2004)
2008-01-12 16:06:05
 コハクチョウの着水シーンを見事に捉えられましたね。待ち構えられていたポイントに何んときっちり着水とは、poloさんの判断の的確さに敬服いたします。 目の前に着水してくれるとは、なかなか得難いシーンをキャッチされて一つの課題が克服されましたね。
 おめでとうございます。

 
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大成功 (あまもり)
2008-01-12 16:08:50
poloさん素晴らしい!
コハクチョウの着水を8枚のアルバムで何度も見せていただきました。
一枚一枚じっくりと、またマウスポインタをすべらせてムービーのように。
早々と着水したお父さんを尻目に、お母さんは最後まで子供に合わせて着水の仕方を教えているその姿にも感動しました。
親鳥の足が着水寸前には水上スキーのように両足が上を向いているのに比べて、幼鳥の足は平らでザブンという感じです。羽と胸を使って見事な着水の親に比べてもぎこちなさが残ります。
こんな連続写真を見せていただけたなんてもう言葉もないほどに感動しています。
見事な着水シーンの大成功、おめでとうございます。
ようやく水面に浮かぶことができた幼鳥のホッとした表情も可愛いくて頬ずりしたくなるほどです。
諏訪湖にまで行った甲斐がありましたね。見せていただいた私も嬉しいです。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2008-01-12 16:17:38
 おなじ白鳥の写真でも、poloさんの手に掛かるとまるで躍動感が違ってきます。私のとは違ってとても活き活きとしております。
 poloさんの撮影の技術と私とは大きな違いがあるのは判りきったことなのですが、意気込みは勿論鳥たちに対する愛情が違うのでしょう。
 細やかな観察などには、いつも感嘆しながら拝見しております。
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monma2004さん、こんばんは (polo181)
2008-01-12 16:30:51
コメントを有難う。一羽ではなくて、旋回していた3羽の親子の着水が撮れました。とてもラッキーでした。しかも逆光ではなくて、斜め左から滑空してきましたから、撮影としては楽でした。三脚を使ったら機動性がないので、流し撮りで撮影です。これで、沢山ある中で一つの課題がクリアできました。寒い思いをしたけれど、成功です。お褒めいただいて、とても嬉しいです。
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鋭い観察 (横浜のおーちゃん)
2008-01-12 16:34:02
たしかに脚の使い方など着水の仕方に差がありますね。何回も何回も練習して覚えるのでしょうね。
練習を終えて一休みでしょうか。アップで可愛さが伝わります。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2008-01-12 16:44:59
コメントを有難う。何度も見て下さって、とても嬉しいです。ありがとう。そうですか、一枚一枚を見てくれましたか、それは私としては感激です。まったく、お父さん白鳥はしょうがないですね、早々と着水してしまいました。それが、お母さんの方が最後までお手本を見せています。その愛情が伝わってきます。
詳しくご覧頂けましたね。お母さんの足は力を入れてしっかり斜め上に向いています。仰有るとおり、水上スキーのようにです。それが、子供の方は出来ていません。これでは足首を痛める可能性が残ります。幼鳥の方はぎこちなくて危なつかしいですね。一部始終を見ることが出来て私はラッキーでした。野生動物たちの愛情と厳しさが目の当たりに出来ました。沢山の拍手に感謝します。本当に、この幼鳥は見るからに愛くるしいですね。とてもあどけないのに、後数ヶ月でシベリアまで飛ぶのですから。諏訪湖まで出かけた甲斐がありました。課題を解決出来たのが一番良かったと思っています。詳しくご覧戴いてとても嬉しいです。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2008-01-12 16:50:44
コメントを有難う。じゃこしかさんの白鳥は、オオハクチョウですね。しかも、場所は川でしたから、このような動的な撮影は無理というもの。オオハクチョウは一度も見ていませんから、貴方のリポートはとても貴重です。本州ではとても見られない光景だと思います。
私の今度の連写を、誉めて下さって、とても嬉しく思います。ありがとう。
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横浜のおーちゃん、こんばんは (polo181)
2008-01-12 16:55:49
コメントを有難う。幼鳥と成鳥では、着水時の足の使い方がまるで違いますね。これは、やはり何度も練習が必要でしょう。一生懸命教えようとしているのだと思います。幼鳥だけをアップで撮りました。まだまだ、ヒヨコの感じが残る幼い顔ですね。でも、帰りも休み休みではあるが、シベリアまで帰らねばなりません。今の内に練習が必要なのでしょう。
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寒いのに~ (花ぐるま)
2008-01-12 19:31:51
こんなに感動的な写真を撮られたんですね~
大成功出おめでとうございます。
きっとコハクチョウさんも喜んでいるに違いないですね。
何度も何度も練習をしてシベリアまでの長距離を飛んでいかなければいけないのですから。
ここでしっかりと基礎を覚えて。。。母親も大変ですね。
翼の広げ方まで違うのにビックリですよね。
そして足の広げ方や着水の仕方。
お母さんは一生懸命。
コハクチョウの幼鳥も来年はまた子供を連れて帰ってくるのでしょうね。
この撮影にどれくらい時間を掛けられたのでしょう。
寒い中大変でしたね。
でも長年の課題のご成功おめでとうございます。
矢張り執念でしょうか
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2008-01-12 19:56:56
コメントを有難う。それに、沢山の拍手をいただいて、とても嬉しく思います。親の着水姿勢と子供のそれとの違いが分かってくれましたか。微妙ではあるが、非常に大切な違いがありますね。そう、飛び立ちから飛翔、そして着水、これの中で最も大切なのが着水です。ですから、練習は何度も必要です。最終段階にはると、両足を舵の役割をさせるために後ろに向けます。しかし、それは撮影できません。双眼鏡で確認しました。お母さんは、教えるのに一生懸命です。
来年は、この幼鳥、今度は自分の子供に同じように教えることでしょう。
この撮影には、6時間はかかりました。目的達成を見届けるとほっとしました。朝は7時に出発して、帰宅は午後6時でした。今回は私一人でしたから、掃除もお風呂も全部自分だから大変でしたよ。
成功は、執念というより、我慢ですね。それと運だと思います。親子3羽の飛翔から始まって、着水まで撮影できるとは思ってもいませんでした。ですから、大成功です。
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