私たちはシールド(身を隠す布)のこちらでルリビタキ(成鳥)を待っていた
ルリビタキはこの時期とても警戒心が強くて撮影するのはとても難しい
だからここでもあのミルワームを置いて呼び寄せる作戦で撮影を目論んでいた
私がいつもしているように 世話役のXさんが口笛を吹くと
まず現れたのが↓ジョウビタキの雌 それも皆身を隠す後ろ側だ
明らかに招かれざる客だ この際邪魔者だとも言える
この子はこの地点から200mほど奥まったところにあるポイントの主だ
いつもそこで餌を与えられていて こんな場所に来るはずがないのだが・・
Xさんが掌にミルワームを載せて差し出すと↓この通りなついている
信じられない光景です
岐阜城でヤマガラが 差し出す餌を取るのは見たことがあるが
ジョウビタキがこれほどまで人間に近づくとは 思いも寄らないことだった
そうこうするうちにルリビタキの鳴き声が聞こえてきて 遂に餌台に乗った
Cマン全員がくるりと振り向き一斉にシャッターを切ります↓
私は是非ともこの成鳥の写真を手に入れたかったから夢中でシャッターを押す
おそらくそこにいる人々の頭からはジョウビタキのことは消えていたでしょう
ルリビタキは餌を十分食べたので普段ならすぐに飛び立つ筈なのに 離れない
まるで陣地の番兵のようにこの餌場に張り付いたまま動こうとはしません
5分10分20分と経過して ようやく その場を離れた
ルリビタキは自分の餌場の近くにジョウビタキが
いること自体が気に入らなかったのは間違いありません
食べ残したミルワームのことが心配だったのに違いありません
その後の動きが「世にも不思議な話」だと思うのです
ルリビタキが飛び去るやいなや このジョウビタキは
ルリビタキの餌台まで飛び移り残ったミルワームを片っ端から食べたのです↓
食べたと表現するより その様は明らかに敵意を持った食い散らかしだった
ねたみやそねみの感情が鳥類にもあることを目の当たりにしたのでした
昨日のペロやん↓
ジョウビタキがルリビタキの領域に入ってきて
ミルワームを食べていったのですね。
其れも手のひらから取って食べたのですか?
高尾山で以前ヤマガラを餌付けをしていて
その男の人の手のひらから食べているのを
見たことがあります。
ペロやんの餌をジョウビタキがねたみの
表情で食い散かしたのですか。
ペロやんの飛び立つ姿が良く撮れていますね。
ここまで人間になれる野鳥とはいったい・・・???
不思議の世界です。
今年も成鳥が撮れ、よかったですね。
ジョウビタキがルリビタキの領域に・・?
そして手のひらに乗って啄んでいたのですか?
信じられない光景ですね。
poloさまのおかげで珍しい画像が見られる事に感謝しています。
野生の鳥が人の手に乗るなんて信じられないような光景ですね。
まるで飼い鳥のようです。
生きる為には、人から餌をもらって食べるのですね。
ルリビタキ君は、怒ったような顔に見えますね。
やはりメスのがは、大胆な所があるのでしょうか。ほんとうに不思議です。
珍しいものを見せて頂きました。
自分の餌場に他の鳥が入ると嫌なんですね。
自分の縄張り~
それでもジョウビタキが綺麗に撮れていますね
雌のジョウビタキ、とても可愛いです
20分もこのルリビタキがいたなんて凄いですね。きっと沢山の画像がCマンのカメラに収められたことでしょう。
よほどミルワームが好きなんですね。
有難うございました。
ここに登場するジョウビタキもルリビタキもX氏になついている鳥です。とくにジョウビタキの方がなついて居ります。そのような関係なのです。説明が曖昧で済みませんでした。
今年も成鳥の撮影に成功しました。残るは、ミヤマホオジロです。
でも、それなら、若いペロやんならひょっとして、手乗りに成功するかも知れないので、試してみようと思いました。まずまず、不可能でしょうけれど。。
鳥たちは自分の縄張りを大切にします。
20分もこの場所に居たのは、自分の餌場を荒らされたくないからだと思います。そばにジョウビタキがいたから、警戒していたのでしょう。