映画の最後にテロップで「これは実話に基づくフィクションです」と流れます。それで調べてみたら、原作がありました。竹田津氏による「子ぎつねヘレンがのこしたもの」がそれです。
母子家庭の少年太一は、事情があって母と別れて、母の友人の家に預けられます。友人は獣医さんで、彼は北海道の片田舎で開業をしている。少年は道路脇にうずくまって動けないでいる子ぎつねを見付けます。この子ぎつねは目が見えず、耳は聞こえず、嗅覚も働きません。それはまるでヘレン・ケラーのように”三重苦”を背負っています。そのことから子ぎつねは”ヘレン”と名付けられます。太一はヘレンの母親代わりになって、育てようと試みます。
月曜日の午後3時上映。かなりの席が埋まっていました。その6割が子供を連れた母親だ。親たちは子供に命の大切さを知って貰いたい、優しい人になって欲しいと期待してのことだろう。上映中、私はポケットから何度もハンカチを取り出した。この作品に75点を付けます。減点の理由は、話の運び方にちょっと無理があるかなと思ったからだ。
母子家庭の少年太一は、事情があって母と別れて、母の友人の家に預けられます。友人は獣医さんで、彼は北海道の片田舎で開業をしている。少年は道路脇にうずくまって動けないでいる子ぎつねを見付けます。この子ぎつねは目が見えず、耳は聞こえず、嗅覚も働きません。それはまるでヘレン・ケラーのように”三重苦”を背負っています。そのことから子ぎつねは”ヘレン”と名付けられます。太一はヘレンの母親代わりになって、育てようと試みます。
月曜日の午後3時上映。かなりの席が埋まっていました。その6割が子供を連れた母親だ。親たちは子供に命の大切さを知って貰いたい、優しい人になって欲しいと期待してのことだろう。上映中、私はポケットから何度もハンカチを取り出した。この作品に75点を付けます。減点の理由は、話の運び方にちょっと無理があるかなと思ったからだ。
子供(孫)と一緒に見たいなと思いました。
いや、母親と二人で見て欲しい。
うちの孫もきっとヘレンと自分を重ね合わせて涙するだろうな。
原作を読みたいと思いました。
邦画の動物ものは面白くない、と私は思っていたのですが、この映画は見てみたいと思っているんですが、さて見に行けるかどうか・・・。
辛口のpoloさんにとって75点はかなり高い評価。
うん、見に行きたい。
本当に三重苦の子狐を使っている訳じゃないですよね?
目の見えない野良犬を団地で子供たちが飼い始め、やがて大人たちの心を動かした話は、どこの地域の話だったか忘れましたが、あれは雑誌を読んでいて涙を流しました。
いまだに覚えています。「人間は目が見えなかったら犬に助けてもらうのに、目の見えない犬をなぜ人間が助けてはいけないの?」と涙ながらに訴える子供の言葉を。
目の見えない野良犬を子供達が世話をした話は知っています。動物と接することによって、子供はみな優しさを得て行きます。大人の心を動かした子供らは素晴らしいと思いました。メルボルンで盲目の野良犬を拾った一家が高い治療費を支払って手術を受けさせ視力を得た話は今も語られています。
映画もよく観に行かれているのですね。
「ヘレン」映画館に入ったとき
ポップコーンを食べながらペチャクチャおしゃべりしている親子連れや携帯電話をいつまでもいじっている若い女の子のグループを見て これは参ったなぁと思いましたが上映が始まった途端自分も回りのことが気にならなくなったしまわりも実際とても静かになっていました。
北海道のひろ~い大地で太一のそばで安心しきってピョンピョン跳ねて遊ぶヘレンの姿がとても印象的でした。
ノンフィクションの映画という事ですが、実際はもっと大変な事や辛い事があったのだろうなぁと思いました。野生動物の生きていく大変さは、私達人間では想像できないものなんだと思います。自然破壊を減らし、野生動物との共存が出来る環境が出来ていくことを望みます。その為に私達は何ができるのだろう?