スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

何が起こるか判らない面白さ

2010-05-10 01:00:00 | 野鳥観察

コルリやコマドリを探して山奥に分け入った つい昨日のことです
バサバサバサと大きく羽ばたく音がして私の体に体当たりしてきたものがある
とっさのことで 私は体をよじって彼ら(実は二羽だったのです)は足下に落ちた
2羽とも動かない 猛禽類に詳しくない私の目にも、すぐにハヤブサの番だと見えた
雄が雌を押さえ込んでいるのだ 逃れようとする雌とのバトルの最中なのだ
申すまでもなく、このような状況は初めてのことです
とにかくカメラに収めたいと思うが、私の望遠は最低3.5m離れないとシャッターが切れない
相手はすぐ私の足下にいる 
急斜面を踏ん張りながら彼らから遠ざかろうとするが
なかなか機材が重くて俊敏に行動することができない とその時、
どちらともなくひらりと翼を広げて二羽とも飛び去ったのだった

幸いこの大事件を目撃したのは私ひとりではなかったのです
このカケス君が証人なのです すぐ左斜め上に居て一部始終を見ていたのです
その驚きの表情をとくとごらんあれ!

それから一時ほどして、私の頭上に現れたのが↓の鳥です
果たして、先ほどの片割れなのかどうかは判りません
ただ、胸の縞模様から推してハヤブサだろうから、あるいはその後の様子を
偵察に戻ってきたのかも知れません。
そして、目的のコルリはおろかコマドリさえ見ることは出来ませんでした



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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わあ~すごいですね~ (花ぐるま)
2010-05-10 09:52:44
本当に何が起きるか分りませんね。
大きな?猛禽類、凄いですね~
綺麗な鳥さんですね

そして今日のカケス君の目!!
じっと見ていますね。それも怖そうに!!

3,5mも離れないと撮れない望遠、一体何kgくらいあるのでしょうか。
そんなに重たい機材を運びながらの藪の中歩き、poloさんの意気込みは並大抵の努力では出来ないことでしょう。
お気をつけて!!
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体当たり (ポージィ)
2010-05-10 11:32:27
こんにちは!
わぁ、ぶつかってくるなんてびっくりでしたね。
周りが見えなくなるほど必死になっていたのでしょうか。

そして同じくびっくりのカケスの表情が、バッチリ捉えられています。
体を落として、いつでも飛び立てるように身構えていますね。
猛禽類が2羽もバサバサやっていては、体の小さな鳥たちは
じっと身を潜めていたことでしょうね。
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花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2010-05-10 13:20:49
コメントを有り難う。そうなのですよ、山奥にまで入ると、何が起きるか判りません。大きな猛禽類が体当たりですからね。びっくり仰天です。カケス君の驚き様はむしろ滑稽なようにおもいます。さぞかしびっくりしたことでしょう。三脚を入れずに、リュックのまま量ってみたら6キロありました。
コマドリは未見の鳥ですから、もう一度挑戦しようと思っています。三大鳴鳥の一つです。
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ポージィさん、こんにちな (polo181)
2010-05-10 13:26:39
コメントを有り難う。そうですね、この時期繁殖期ですから、雄雌ともに必死です。この前も書きましたが、夢中になると周りが見えないのですね。いきなりドスンと体当たりでした。
彼らを撮しそこなった私は、同時に左上に黒い固まりを感じていましたから、それを急いで撮ったのでした。カケス君、「何事がおきたのだろう」との気持ちでしょう、いかにも驚いた表情です。恐ろしい猛禽類ですから、小鳥たちは、固唾を呑む思いだったでしょう。
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凄く驚いたことでしょう (おみや)
2010-05-10 15:09:53
凄いですね。人間がいるのにも気が付かないほどぶつかり合ったのですね。poloさんも。さぞ驚いたことでしょうね。
下の写真のハヤブサ君も驚いているように見えます。道具の入っているリユック随分重いものなのですね。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2010-05-10 17:58:49
 いつもの小鳥類とは違って、ハヤブサの迫力は桁違いですね。
 嘴や爪の鋭さには、さすがにこれぞ猛禽類と云った凄さがあり目を瞠るおもいでした。
 poloさん興奮の度合いや驚きが、手に取るように窺われます。
 私などには無理なことだと分かりますが、時にはこのような鳥たちにも出合いたいものと思ったしだいです。
 何時ものことですが、くれぐれもご無理なさらずに・・・楽しみにしております。
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おみやさん、こんばんは (polo181)
2010-05-10 21:07:26
コメントを有り難う。バタバタと音が聞こえた次の瞬間に私の右胸にぶつかって、足下に2羽が絡んだまま落ちたのですよ。それはびっくりしますね。最初、ハヤブサが獲物を捕らえた瞬間なのかと思いました。でも、二羽が飛び立つ瞬間に、両方ともハヤブサだと判りました。
これの一部始終を見ていたカケス君はさぞかし驚いたことでしょう。表情にそれが出ていると思います。リュックは、昼食なども入れますからもっともっと重くなります。
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じゃこしかさん、、こんばんは (polo181)
2010-05-10 21:14:44
コメントを有り難う。真下からの写真だけに、鋭い爪が見えますね。これが猛禽類の特徴なのです。この鋭い爪でざっくりやられたら、ほとんどの鳥は抵抗できません。
最初、私は何事が起きたのか判りませんでした。二羽が絡みながら足下に落ちて初めて、その状況が理解できたのでした。あの時、デジカメがあれば、間近に両者を撮すことができたのだけれど、こちらはなにせ長い望遠ですから、近すぎて写せません。もどかしい思いでした。
じゃこしかさんも、双眼鏡さえあれば、北海道固有の鳥類を観察できるでしょうが。。
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猛禽類 (ころん)
2010-05-10 21:52:27
それに体当たりされたのですね。
足元での珍事件の様子驚かれましたね。
よくわかります。
ハヤブサ・ツメが鋭くて怖いでしょう。
カスケ綺麗な鳥ですね。

鳥の魅力も尽きないわかります。
ありがとうございました。
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こんばんは (kogamo)
2010-05-10 22:06:18
ハヤブサがpoloさんにぶつかって来たのですか。凄いですね~さぞ驚かれたことでしょう。
何があるかわからないのが、鳥撮りの楽しさですね。
余りに近すぎて、撮影出来ないと言うのも残念ですが、頭上へ現れて、バッチリ!するどい爪もはっきり撮れていますね。カッコいいです。
カケス君が見ていたのですね。見た見たぞ~と言うお顔していますよ!
成果があって嬉しい日でしたね。お怪我なさらないよう気をつけて下さいね。また楽しみにしていますよ。
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