スケッチブック

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若鳥と成鳥の違い

2010-06-06 16:37:00 | 野鳥観察

バーダー仲間のHさんに案内して貰ってアオバズクを見てきました

アオバズク フクロウ科 L29㎝ 夏鳥
ご存じのように夜行性だから 昼間は樹洞で雌が抱卵し その間雄はご覧のように
その樹洞のすぐ前で見張りを続けます 夜ともなると雄が雌に餌を運ぶ
私の独断ですが、今月の後半にこれまた子供が見られるかも知れません
当然ご存じのようにこのような責任ある仕事に就いているのが成鳥です

しかし




この子のように 遊んで飛び回っているのは 当然雌からも相手にされず
オトナとして認められておりません 若鳥です
この時期成鳥のサンコウチョウは抱卵に専心しております
繁殖に懸命で 遊んで飛び歩くなどもってのほかのことです




まだ若いから好奇心が強いらしく カメラマンの方へ わざわざ近寄ることもある
私は愛鳥精神から 決して彼らの巣を探すようなことはしません
よしんば見つけたとしても 静かに立ち去るのみで 撮影などもってのほかのこと。。

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サンコウチョウも~ (花ぐるま)
2010-06-06 20:04:39
こんばんは
さん強調もこれから子育てなんですね。
若いサンコウチョウは~大人として認められていないので
こうして遊んでいるんですね。
なんだか人間と同じように思ってしまいます。

カメラマンの方へ寄ってくるなんて~
可愛いですね。
巣を撮らない、という鳥さんに対する優しさ。
皆がそうすれば鳥さんも安心するでしょう。
しかし~~~?ですね。

アオバズクは目を開けていますね。
夜にこうした森野中で撮るって難しいでしょうね。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2010-06-06 21:03:12
 アオバズクと言え北海道のシマフクロウには、侵しがたい威厳が見られます。
 まさに森の仙人とか、また知恵者と言われるに相応しい威厳が備わっていると思います。
 poloさんの若鶏に対する愛情豊かな情感、また巣には決して近寄らないと言う思いには、ただただ感心しております。
 これこそpoloさんの鳥たち対する心情なのでしょう。とても良い勉強になりました。
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花ぐるまさん、こんばんは (polo181)
2010-06-06 21:13:10
コメントをありがとう。このサンコウチョウは、成長途上段階ですから、この時期は退屈でしかたがありません。だから、森の中を飛び回っております。私は、巣を見つけても、すぐにそこから離れます。オオコノハズクにしても、遠い彼方から見守っております。この日本列島を、野鳥の豊富な島へと変貌してほしいと考えています。
フクロウは、昼間はじっとしていますから、発見はとても難しいです。Hさんが、居なかったら、多分見つけることは出来なかったでしょう。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2010-06-06 21:19:04
コメントを有り難う。シマフクロウは、一度はお目にかかりたいと思っています。仰るとおり、威厳があります。雌が抱卵中、彼はじっとその正面に居て、巣穴を見守っています。たいしたものです。繁殖中は、彼らは真剣そのものです。人が近づくと巣を放棄する場合がありますから、私は絶対に近づいたりはしません。
おおむね、カメラマンは功名心から野鳥を追っています。これは、大きな間違いだと思います。
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愛鳥精神 (korekore)
2010-06-07 00:12:44
すばらしい心がけですね。

今朝、散歩に出た主人が何の巣だろうとジッと見ていたら、何かを感じてその先に目をやった時、ハトさんとバッチシ目があってドキッとしたと言ってました。

最近はあちこち、いろんなトリたちが子育て最中なんでしょうね。。。

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アオバズク (kogamo)
2010-06-07 09:00:32
アオバズクと会えたのですね。よいショットも見せて頂きました。
鳥にとっての繁殖は、年に一度の大仕事ですからね。
金色のアイリングのお目めで、家族を守るため、しっかり頑張っている様子がよくわかります。
サンコウチョウの若鳥ちゃんが、可愛らしいです。
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korekoreさん、こんにちは (polo181)
2010-06-07 11:27:46
コメントを有り難う。昔、山荘の戸袋の中にシジュウカラが巣を作ったことがあります。その前にカメラを据えて待ち受けていると、親鳥はもの凄い形相で私を睨み付けるのです。それ以来、野鳥の巣には近寄らなくなりました。
ご主人も、ハトの目に異様なものを感じたのだと思います。彼らは必死です。私たちは、そっと立ち去ることで、協力するべきですね。
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kogamoさん、こんにちは (polo181)
2010-06-07 11:33:45
コメントを有り難う。雌が卵を抱いている巣のすぐ真ん前に、この雄鳥がどっかと座って見張っているのです。えらいなぁ、異変があれば、鳴き声で知らせるのでしょう。あるいは、戦うかも知れません。バーダーが増えております。このようなことを観察して、実生活に活かして欲しいと思います。父母は家族を守るものなのだとね。
サンコウチョウの若ちゃん、元気良く遊んでおりました。尻尾の長さが問題ですね。
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いつの間に (ポージィ)
2010-06-07 12:01:56
こんにちは。
人と違って鳥はあっという間に大人になって子育てをする親になりますが、
いったいいつの間にそういうものが備わっていくのでしょうね。
大人になるまで長い時間をかけながら、結局責任ある行動や心が
備わらないままに終わってしまうこともけっこう多い私たち人間。
恥ずかしく感じます。
まだ尾の短いサンコウチョウの若鳥も、そう遠くない将来には
立派な親になるのでしょうね。あちこち軽やかに飛び回っている
現在は遊びの中から色んなことを学び取っている真っ最中なのでしょうね。
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ポージィさん、こんにちは (polo181)
2010-06-07 12:42:40
そうそう、考えてみれば、人間の子供には手間暇がかかりすぎますね。おおざっぱに言えば、鳥の場合は、抱卵に3,4週間。餌とりの教育に2週間。全部で一ヶ月半ですね。
徹底していますよ、見放す時期が来たら、容赦はしません。特別に遅れた子だからという理屈はつきません。自分で全てをしなければなりません。
極楽とんぼのこの若鳥君、来年は営巣するでしょう。そのための勉強をしているのかも知れません。
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