毎週月曜日は映画鑑賞の日と決めている。その日は外食だから妻は台所から解放される。何を見るかは私が決める。昨日も上演は夕方6時20分と遅かったから、それまでに軽い夕食を済ませておく。それでも待ち時間が90分ほど残った。二人の興味の対象は全く違っているので、上演10分前に映画館で待ち合わせることにしておいて、デパート巡りは、めいめいのお目当てのところへと行く。私は本屋とカメラ屋を覗くことに決めている。最新の事情を頭に入れておくためだ。
第一次世界大戦(1914-1918)はそれまでの戦争とは異なり近代兵器を使かった大量殺戮戦争だった。サラエボ事件を契機としてドイツ、オーストリア、トルコ、ブルガリアの中央同盟国と三国協商を締結していたイギリス、フランス、ロシア等連合国(後に日・米・伊も参戦)とが激しく戦った世界規模の戦争だった。兵士だけの犠牲者でも900万人に達する。そのいわば阿鼻叫喚の激しい戦いの中で、”一輪の花”が咲いた。
時は1914年の冬12月24日の夕暮れ時、白兵戦が続く北フランスの戦場で、参戦していたドイツ兵テノール歌手が塹壕から出て”聖しこの夜”を歌い始める。敵側のスコットランド・バグパイプ奏者が伴奏をして、大合唱がわき起こる。続いて死を決して夫を慕って訪れていたソプラノ歌手が、”アベマリア”を熱唱する。敵対していたドイツ、フランス、イギリスの兵士達が塹壕から出て”メリークリスマス”の挨拶を交わす。一夜だけの停戦が現地の指揮官の独断で合意したのだ。(後に国家反逆罪で、それぞれ責任を問われることになる)
このプロ歌手夫婦の勇気と、その歌声を賞賛したい。彼等の歌声を聞くだけで満足するだろう。だが、参戦者の複雑な絡みを全て表そうとしているきらいがあって、ストーリーがバラバラに切られてしまっている。評価は★★★☆☆。つまり60点。ご存じでしょうが、この映画は事実に基づいています。
第一次世界大戦(1914-1918)はそれまでの戦争とは異なり近代兵器を使かった大量殺戮戦争だった。サラエボ事件を契機としてドイツ、オーストリア、トルコ、ブルガリアの中央同盟国と三国協商を締結していたイギリス、フランス、ロシア等連合国(後に日・米・伊も参戦)とが激しく戦った世界規模の戦争だった。兵士だけの犠牲者でも900万人に達する。そのいわば阿鼻叫喚の激しい戦いの中で、”一輪の花”が咲いた。
時は1914年の冬12月24日の夕暮れ時、白兵戦が続く北フランスの戦場で、参戦していたドイツ兵テノール歌手が塹壕から出て”聖しこの夜”を歌い始める。敵側のスコットランド・バグパイプ奏者が伴奏をして、大合唱がわき起こる。続いて死を決して夫を慕って訪れていたソプラノ歌手が、”アベマリア”を熱唱する。敵対していたドイツ、フランス、イギリスの兵士達が塹壕から出て”メリークリスマス”の挨拶を交わす。一夜だけの停戦が現地の指揮官の独断で合意したのだ。(後に国家反逆罪で、それぞれ責任を問われることになる)
このプロ歌手夫婦の勇気と、その歌声を賞賛したい。彼等の歌声を聞くだけで満足するだろう。だが、参戦者の複雑な絡みを全て表そうとしているきらいがあって、ストーリーがバラバラに切られてしまっている。評価は★★★☆☆。つまり60点。ご存じでしょうが、この映画は事実に基づいています。
週一で月に4回。結構多いですよね。
それでも見る映画があるというのは、映画産業は、一時の不況を脱出したのでしょうか。嬉しいことです。
戦場のアリア、テレビで宣伝していましたが、辛口poloさんの評価が60点、なかなかの評価だと思いました。
映画館に出かけることがないので、これでストーリーを教えて貰えるならいうことなしなんですが(笑)
週に一度の映画鑑賞とは、とても羨ましいかぎりです。それにまた長けた映画批評能力にもです。私の場合は、主にテレビ映画が限度です。それに観る事は出来ても、批評力までには及ばず、何時もことですが、物語の中に我を忘れて没入しきってしまいます。
そんなことでpoloさんの、余裕ある鑑賞と批評力にはかねがね感嘆しております。
アニメと外国映画が多いですよ。日本市場を狙っているのかも知れません。昨日はかなりの入り。
”明日の記憶”が封切りになるのを待っています。私はやっぱり日本映画が好きですよ。