スケッチブック

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私の料理・煮物編 昆布

2005-09-12 14:42:35 | 料理あれこれ
「男子厨房に入るべからず」と、むかし修身(道徳)の時間で習った。だから今日まで台所で料理をしたことは一度もありません。また、妻も同世代だから同じ考えだ。私が台所でうろうろするのをとても嫌がる。冷蔵庫を開けようものなら「なんなの?私がするわよ!」と強い言葉が飛んでくる。薬を飲む水一杯でも妻が入れる。(一つだけ例外があります。それはキャンプなどではトマトシチュウを作ったことはあります)

それが、先日来妻を説得して私にも料理をさせるようお願いしていました。理由はただ一つ、このまま遊んでぶらぶらしているとその内必ず呆けると思ったからです。なったらなったでどうしようもないのだけれど、なるべくなら認知症にはなりたくない。これが動機です。老齢期に入るとできるだけ新しいことを始めると脳の活性化に良いらしい。明日からとは言わずに、今日すぐ始めよとラジオで評論家の俵萌子さんが言っていた。

今日作ったのは昆布と椎茸の煮物です。日高昆布を湿った布で丹念に拭いた後、約1㎝四方の正方形に、ハサミで切ります。(なんだ、馬鹿馬鹿しい、そんなのとっくに知っているよと言わずにまぁ読んで下さい)お湯を沸かして置いて白ワインヴィネガーを小匙一杯入れます。それに昆布を入れてとろ火で10分ほど煮ます。ヴィネガーは食材を柔らかくする働きがあります。柔らかくなったところで、椎茸の刻んだのを入れて、素早く、酒、醤油、砂糖、だしの素、味の素を適量入れます。落とし蓋をして超とろ火で20分ほど煮たらオシマイです。都合30分で今夜の一品が出来上がった。次は何を習おうかな。
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11 コメント

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料理は駄目です。 (じゃこしかです)
2005-09-12 17:55:38
 poloさん今晩は。

料理は全然駄目です。ただ昔の炭砿時代、職業柄カレー粉会社のマネキンさんから教わった、即席チャーハンとオムライスは出来ます。今でも手順は覚えておりますが、上手くゆくかどうかは別問題です。



 引退したら男の料理学校にでも通うかと、思ったものでしたが、それも日々の平安さに流され仕舞いました。

 poloさんの挑戦は立派ですよ。期待しています。
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poloさんの挑戦 (anikobe)
2005-09-12 18:19:38
いい事を始められましたね。

ご自分だけでなく、奥様にも喜ばれることでしょう。

今日お昼NHKテレビを見ていたら、70代の女性の凄い記憶力の番組があったのですが、その人が後で曰く、「毎日新しいことを一つ覚えるようしています」ですって。

綺麗で、70代には見えない輝いた女性に、今日のpoloさんの記事納得です。

頑張ってください。

次は何に挑戦なさるかなぁ~~

お料理のレシピ増えますように・・・
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2005-09-12 20:44:04
コメントを有難う。男の料理学校へ入ることも考えましたが、どこも高い月謝をとりますね。それを支払うのが嫌だから、当分は妻から料理の手ほどきを受けます。ある程度できるようになったら、図書館で料理の本を借りてきて、どんどんレパートリーを増やして行こうと思っています。そうすれば、いずれ高級な料理もできるようになるだろうと楽観しています。笑
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anikobeさん、こんばんは (polo181)
2005-09-12 20:49:45
コメントを有難う。料理は非常に奥が深い仕事だと思います。今日までは何一つ作らず食べるだけでしたが、その生活を一変させます。まず妻の家庭料理をマスターしてから、料理本をお手本にして自分なりの工夫も加えて、広げて行こうと思っています。健康食を第一の目標として作りますから、妻も喜ぶことでしょう。
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おいしそう (あまもり)
2005-09-12 22:55:40
これにビールがあれば言うことなし

このレシピいただき~
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素晴らしい!! (熊子)
2005-09-12 23:00:54
すごく嬉しいな。ポロさまのトマトシチューレシピを見てたら、かなりのグルメと思いました。お仕事柄、洋食が中心のグレード食通と感心しましたよ。世の中、よく見渡せば、食の職人は男性ばかり。なのに家庭を見渡すと女性が中心。これには何か訳があるのか。花の職人も男性中心。実は男性はXY染色体。女性はXX染色体。からくりは、やっぱり女は強いのだと思いました。しかし、神様は男性に力を与え、狩りの本能を与えた。だから、世に出ると男は狩猟、女は一見、静かに家庭を守る。しかし、本質は二本の染色体の男性。一本柱の女性染色体より弱い。その分、繊細さは男性が勝る。…、こう解釈しています。ですから、ポロさま、どんどん感性を磨いてね。実は我が家もパパカーの料理は素晴らしい。たまに食べるから、なおインパクトが強くて、子供らはパパカーに一目ニ目です。それと、男性の幾つになっても純真さはこのXYにあるようです。男性は夢見るロマンチック派、女性は現実主義派。長くなりましたが、目醒めたポロさまに、拍手です。どんどん、中高年男子よ、厨房に入ろうーーー!!
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素敵! (かと)
2005-09-13 09:29:29
poloさんのおかげで夕食に一品増えたのですね。

奥様を先生にと言うことは奥様はきっと今まで目分量手分量だったと思います。

人に教えようと思うと普段なにげにしていたこともきちんと説明しないと行けませんから奥様もちょっと緊張されると思います。

お二人共々そんな時間を共有されると言うことはすばらしい。



写真の友達が奥様に先立たれて一人暮らしをしていますが、スーパーのおかずもうまないし、外食にも飽きたし、食べに行くのもめんどくさいしと奥様が残された料理の本を見ながらご飯とみそ汁と一品なにかと作っているとか、塩辛かったり焦がしたりしてるけどそんなもん食べてますんやと笑っていました。

年はpoloさんと同じくらい。

男の人もその気になればやれるものです。

ファイト!
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すみません (かと)
2005-09-13 13:25:34
縁起でもないことを書いてしまったかも知れませんね、気にされたらごめんなさい。
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あまもりさん、こんにちは (polo181)
2005-09-13 14:24:17
コメントを有難う。当分お勉強です。料理はとても難しい。それを日々何気なくやっている女性達に”敬礼”です。
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熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-09-13 14:31:34
コメントを有難う。染色体のことはよく分かりませんが、私の動機は単純です。本文で書いた通りボケ防止です。笑 時間が有り余っているから、料理をと考えた次第です。で、折角やるのだから本を読んできちんと勉強をして妻が喜びそうな料理を作りたいと思っています。多分、結婚してから数十年台所を守ってきたのですが、さぞかし辛いこともあったと思います。単なる趣味ではなくて、喜んで貰えるような料理を作ります。
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