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ところがよく考えてみると、この歳で料理を始めたとなれば、妻に先立たれた時の準備と受けとられかねない。もし妻がほんのすこしでもそのように感じるのであれば、これはきっぱり止めるべきだと考えるようななった。
ここまで書いたところで階下に下りて妻に気持ちを聞いてみた。やはり抵抗感があると言う。だから、折角始めたことだけれど、こんりんざい厨房には入らないことに決めました。図書館に行って、私にでも出来そうな料理本を借りてきたが無駄になった。なにも料理にかぎらず挑戦することは他にもあるのだから、がっかりすることはない。それよりも妻を安心させる事の方が大切だ。コメントで激励してくださった方にお礼とお詫びを致します。
そんな堅いこと言わずに料理を楽しんで貰えたらよかったのに・・・。
うちの妹の所は朝ご飯は亭主殿の担当。
ご飯、みそ汁、焼き魚、おひたし、納豆とおろし大根、漬け物と佃煮は到来物や買ってきたもの、こうやって書くと結構盛りだくさん。
お昼と晩ご飯は嫁さん担当。
ご飯にみそ汁、卵焼きくらいでもいいからなさるといいなあ。
簡単なことから始めて行かれると良いのに。
惜しいなあ、思い直して下さいよ。
誠に残念。まあしかし、これでいいんでないかい。次に何かを探します。犬の散歩はできない、料理もできない、はてさて何をしようか。次の仕事を探し当てるまで、あずましく寝られないべや。